「Raspberry Piで動作する」を目標に開発が進められている軽量な分散SNS「Pleroma」の日本人ユーザーが、徐々に増えています。
Elixir言語を用いて開発されており、Ruby on Railsベースのマストドンに比べて、圧倒的に処理が軽量なことが特徴です。
また、マストドン同様、AGPLライセンスのオープンソースで開発が進められており、誰でも開発に参加したり、カスタマイズすることが可能です。
【Pleroma の 主要インスタンス】
また、動作が軽量の「Pleroma」のバックエンドと、
多機能で使い勝手の良い「マストドン」のフロントエンドを組み合わせる新たな試みも進んでいます。
マストドンインスタンスを運用において、サーバー負荷はいくつもののインスタンスにおいて課題になっており、
今後、これが実現出来た場合、マストドンの使い勝手を損なうことなく、バックエンドのみPleromaに置き換えることで、
大幅なサーバー負荷の軽減が期待できます。
今は大手SNSとなった「Twitter」も、初期はRuby on Railsで開発されており、
ユーザー数が増えた後に、サーバー負荷の関係から別言語に置き換えた歴史があり、
今後、分散SNSにも同様の流れが来る可能性は、充分にありそうです。