淡々と巴川沿いの街並みを紹介しているシリーズ
いまいち盛り上がりに欠ける2記事を経て、3記事目ですζζ
前回はこちら
こちらも壁画がたくさん並んでいます。このあたりの堤防は他と比べてかなり綺麗な気がします。最近塗りなおしたのかな?それとも地元の方が磨いているのでしょうか?
左は西宮神社(おいべっさん)、そして上総稲荷神社 (かずさいなりじんじゃ)と続きます。神社自体は普通のお稲荷様ですが、手前に『旧袋城の石』が置かれています。
ほとんど詳細は解明されていないらしいのですが、巴川のこの辺りには、袋城(ふくろのじょう)という川に面して建っていた城があったと伝えられており、郷土史の題材として人気です。駿府城同様デザインも造りもデータがないので、郷土史研究者による様々な説があるそうです。
さらに進むと、以前紹介した究極のツナ缶『オーシャンプリンセス』のギフト店、モンマルシェ本店があります。
富士見橋
1885年完工、富士見町にある高欄のない石橋にガードレールが付いたよくわからない橋で、これといった言い伝えや歴史も出てきませんが、港界隈の橋で2番目に古いです。
『富士見』は富士山が見える土地によく付く名前で、清水駅の近くにも富士見橋があります。しかしどちらの富士見橋も現在は建物に遮られて富士山は見えません。
少し距離はありますが港橋は見えています。真っ直ぐ見えるので、空の色を映し出す川がとても綺麗に映っています。
隣の橋も結構近いです。太陽を受けて白く光っています。せっかく橋からの景色なので船の一つでも映っていれば風情があるのですけど、最近は全然通りません。
地元では毎年6月の清水のお祭り『お水神さん』の花火を打ち上げる橋として認知されていました。いろいろあって花火自体が2016年で中止になってしまったので、これからの世代に何て説明していいのやらと悩んでいます。花火は橋の中央からの打ち上げでしたが、すぐ傍から大迫力の花火を火花を浴びながら見れる特別なお祭りでした。
橋名 | 富士見橋 |
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完工年 | 1885年 |
地図 |
特別なものがない場所でも、祭りが認知されていれば、○○祭りのところって覚えてもらえるわけですけれど、お水神さんの花火のように長く続いた行事でも無くなってしまうのですから寂しいものですね。橋の上での縁日というのも、全国的にそう多くはないはずなので、ユニークな風習だと思うのですけどね。
次の橋はすぐ隣なのでまとめようかと思いましたが、写真が多くなってしまったので次回で!ζζ