キャラクター会話で物語を楽々創造!
累計301,592トーク!

Web小説家に”なった”! ~ゼロから始めて三週間で小説家になる方法~

オンライン会場パート2 「打診が来たら確認すべき事」

作品の総文字数=10,007文字

パート1に引き続き、お話を続けて頂ければと思います。
2017/11/09 22:34
ちなみに今のあらすじの「読者が不足感を覚える要素」は、


おれの勃起力ごときでも世界を救いたい


です。すごい性豪が何かを成し遂げる物語はあると思うけど、微妙な精力でも成し遂げたいんじゃないかな、みんな。

2017/11/09 22:35
>「ポイントがフィーバーしている間は決めるな」とアドバイスしますね。

重要ですね!!!
出版社さんの間ではそれぞれ契約条件も違いますし、待遇も違います。
ここは自身の作品がどこまで伸びるのかを確認した上で、慎重に検討した方が良いかなと思います。
……本当に!
2017/11/09 22:35
数字が出てるのは強いですねえ。

完成原稿を一つ持って、いろんな出版社に「どうや?」と尋ね歩くことを考えると、後ろに数字の後付があるだけ交渉がし易い……。

2017/11/09 22:37

>書籍化相談


 滝口さんに限らず、誰から相談を受けても、まず――。


 「ポイントがフィーバーしている間は決めるな」とアドバイスしますね。


 だいたい月刊ランキングから転げ落ちるのが、日間表紙(5位以内)入りして30日経過後なんで――。
 そこまで待ってから決めればいいじゃん。という趣旨です。


 いくつものレーベルからオファーをもらえるかもしれないし。
 やっぱり最初の一つだけかもしれないけど。


 ポイントの伸びが一段落してから、条件等を、検討して決めればいいわけで。
 あるいはポイントはずっと止まらず、半年ぐらい延び続けて、年間ランキング入りするかもしれないわけですし。そしたらコミカライズ確約ぐらい条件で交渉することも可能ですし。


 出版社の新人賞に応募してデビューする場合には、こちらは「選んでもらう側」でありますが――。
 WEB小説でデビューする際には、こちらが「選ぶ側」になるんですよね。

2017/11/09 22:38

>タイトルとあらすじは、どんどん変える


>>話の内容も固まってないうちに適当に書いたものをそのまま放置してました・・・


 ランキング上がらなかったら、タイトルとあらすじを、どんどん変えてゆくんですよ。


 何十回だって変えるべき。


 だって、ランキングに上がらない理由は、ほぼ100%、「タイトルとあらすじが悪い」なんですから。
 タイトルとあらすじをクリアしないと、中身なんて、読んでもらえないわけです。
 中身に辿り着くまえに終わってる状態を抜け出さないと、なにもはじまりません。

2017/11/09 22:38
>おれの勃起力ごときでも世界を救いたい
ノクターンなら……いけるのかな……。
ちなみになろうでは性器の直接描写はアウトだとかなんとか……?
2017/11/09 22:38

>架神先生

まさか、この場であらすじの改変・試行錯誤の一例を実践してもらえるとは……!! 参考になります。ありがとうございます。


これは少し話の流れから逸れた質問になると思うので、気が向いた時にどなたかお答えいただければ……。


なろうでの「タイトルとあらすじ」で押さえるべきポイントは、編集部で通したい企画書においても、Webでないラノベ新人賞の応募においても、ある程度共通するのかな? と考えているのですが、押さえるべきポイントに違いはあるんでしょうか?

2017/11/09 22:37

滝口さん、前スレの最後の誘致リンク、間違えてます。

みんな迷子です。

2017/11/09 22:39
>タイトルとあらすじをクリアしないと、中身なんて、読んでもらえない
逆にいえばタイトルとあらすじさえよければそこそこいける!
面白さだとか、表現力だとかよりも、前回の座談会の内容を守りつつ自分の書きたいように書く!
その上でタイトルとあらすじさえ書けてれば、読者はついてくるんです!

た、たぶん
2017/11/09 22:39

>おれの勃起力ごときでも世界を救いたい


 「俺でもできる系」ですね。


 性戦士ネタは、「オナニー回数だけは自信がある。回数が多いやつが強い世界に俺は来た!」とする方向性もありそうな。
 回数多いやつが、オーラバトラーに搭乗した時に弾数多くなる世界だとか。これだと「俺の長所で勝てる世界系」ですね。

2017/11/09 22:39
>リンク
やっと直った! しばらく格闘しておりました。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
2017/11/09 22:45

タイトルは、変えるタイミングを逃すと厳しいですよね。


滝口さんは書籍化決まってからタイトルを変えた時に叩かれまくったとのことでしたが、実際どんな感じだったのでしょうか?

2017/11/09 22:41
>  回数多いやつが、オーラバトラーに搭乗した時に弾数多くなる世界だとか。これだと「俺の長所で勝てる世界系」ですね。


射精の回数だけハイメガキャノンが撃てるような話だったら、後は大真面目にスペースオペラをしてるだけで面白くなりそうな気がするけど、編集者から「射精要素削りましょうよ……」って言われるオチが付きそう。

2017/11/09 22:43
はじめまして。
興味深く拝見しております。

そして、滝口先生、出版おめでとうございます!

タイトルの中に読者の望むものが入っているかというお話、面白いです。

それでふと思ったのですが、10年ほど前(2006年頃)だと「ひらがな四文字」タイトルが流行っていて、今は逆にやたら長いタイトルのばかりです。

これは2006年頃からの「なろう!」の台頭とやはり関係があるのでしょぅか。


あと、ぎこちないフェザータッチは私も好きです(///)
2017/11/09 22:47

米洗ミノルと申します。

開拓ごはんの書籍化、改めておめでとうございます!


>タイトルに関しては、僕は最近、タイトルから思いつくような体質になりまして……。

自分に対するお題、みたいな感覚ですね! 僕はタイトルに引っぱられることが多いのですが、このスタイルは楽しいです……自分が最初の読者になっている気分で……(そして客観性を見失う)。


>あらすじ

>「やっちゃいけない」代表例の、「世界説明から入る」だーっ!!

以前トークメーカーのユーザー企画で『最高のプロローグ選手権』が滝口先生の音頭で催されました。字数制限のこともあってか、世界説明から、というものはなく、ほとんどの作品が動きのあるシーン描写から始まっていたように記憶しています。

『あらすじ』と『冒頭シーン』の書き方には、やはり入口という意味で共通する点があるのでしょうか。

2017/11/09 22:45
>実際どんな感じだった
読者さんは「バカにされてる」と感じたようで、感想欄が罵倒で埋まりましたね!

編集側の意向として書籍化発表は伏せたままでしたので、「書籍化するため仕方なく」というタイミングでの変更ならば多少は溜飲はおさめてくれるようです。
ただそれでも、後々のタイトル変更には必ず読者の不満が向けられると思っておいた方がよさそうです。
2017/11/09 22:46

>オファーの順番


 もちろん、早くオファーしてくれたところは、それだけ作品を買ってくれているということですので、大事にしたいとは思いますけど。
 最終的には、やっぱり、条件すべてを吟味して選ばせていただくことになりますよね。
 はじめての書籍化だと、どこのレーベルも、はじめてのお相手ということになりますし。


 これが2回目以降の書籍化だと、すでにお付き合いのあるところからのオファーであれば、同条件なら、そのまま決まりになりますよね。



>WEB作家の口説き文句


 そういえば、知り合いの編集さんが、「オファー合戦に勝てねえよう」と泣いていたので、秘策を授けたことがありました。
 作家側が、どんな口説き文句を言ってもらうと、コロリと転ぶかという話。

1.「改稿ゼロ」「改題(タイトル)しない」
2.「印税率が○○%、業界最高水準であることをアピール」
3.刊行時期の約束。
4.初刷り部数の約束。

2017/11/09 22:50

>射精でハイメガキャノン


 破壊魔法の極意と、射精の極意とが、じつは同じだった、とかは?

 なんとA級破壊魔法を1日に10発までぶっ放せる俺SUGEE!

2017/11/09 22:51

なろう怖い。


ああ、でも「編集に言われたからやむを得ず」と説明できないのは辛いですね。

逆に言えば、それだけ愛着を持ってくれた読者がいたということですかね。

2017/11/09 22:53
お祝いのお言葉ありがとうございます!

>新木先生
>改題・改稿
>印税率
>刊行時期
>初刷り部数

書籍化打診について相談したとき、新木先生に上記の4項目だけは必ず確認しておけ!と言われました!
書籍化する予定のある方は是非参考にしてください!
2017/11/09 22:52
架神さんがツイッターで話を綴り初めている……! 
これは公開が近い!
2017/11/09 22:56
>荒木先生


> 破壊魔法の極意と、射精の極意とが、じつは同じだった


この辺はおそらくチベット仏教をかじって引っ張ってくればいけますね。

2017/11/09 22:55
>新木先生
この4項目については是非、未来の書籍化作家のために詳しくは説明したいんですが……。
どこまで喋っていいのかわからない!
どこまでなら怒られないんでしょう。
具体的な数字を出すのがダメ……なのかな……?
業界平均とか指標があれば、初めての打診のときなんかは参考になるかな、とは思うのですが。
2017/11/09 22:58
(か、架神先生の平常運転だ……!)
2017/11/09 22:59

>>なろうでの「タイトルとあらすじ」で押さえるべきポイントは、編集部で通したい企画書においても、Webでないラノベ新人賞の応募においても、ある程度共通するのかな?


 「編集者が通したい」と、「編集部が通したい」だと、それぞれ別の意味になります。


 「編集者が通したい」の場合は、その編集者の趣味に合っているという意味で。


 「編集部が通したい」だと、同種の内容の作品が現在絶賛ヒット中であるか、という意味で。


 つまりどっちもWEB小説における「現実の読者」の「不自由しているもの」とは、まるで関係のないものとなります。


 どちらかというと、「編集部の通したいもの」のほうが、わりかし近いんですけど……。
 それだって、「いま現在ヒットしている」ということは、その作品がスタートしたのは数年前なんですよね。数年前にやればヒットしたものを、いまやっても時代遅れとなるだけで……。


 新人賞のほうの現場の話だと、どこもそんな水準にないですよ。
 作品数が300かそこらだと、最終選考には消去法で上げるしかないです。
 ニーズだの、商品性だの度外視で、「小説として完結・成立しているもの。物語として決着がついていて、それなりに面白いもの」を選ぶだけで、受賞本数まで減ってしまいますから。

2017/11/09 22:53
23時になりました。
夜も遅くなりましたので、各パネラーの皆様方は自由に席を離れて頂いて結構です。
以後、一日1,2度ほどは見て頂き、質問などにお答え頂けたり、ご意見頂ければ嬉しいです。
2017/11/09 22:59

そういえば、キリスト教座談会の時も即興で話作ってましたよね、かがみさん。

一体どんな頭の構造してるんだ・・・!

2017/11/09 22:59
この射精ハイメガキャノンもキリスト教の時の聖母妖魔伝もどっちも書きたいんですけど、今どうにも時間がなく……クッ!


そして、ちょっとここで失礼します。

嫁にばんごはんを作らねばならぬのだ……。

2017/11/09 23:02
たとえばなろうでは「座敷わらしと開拓ごはん」が強かったんですが、それが「編集部が通したい物」になると妖怪要素よりも、異世界要素だったということですね。
なろうではハイファンタジーというジャンルもありますが、本では分類として存在しないので。
その辺は傾向や対策として出版社ごとに考えられる物かもしれません。

>「小説として完結・成立しているもの。物語として決着がついていて、それなりに面白いもの」
なるほど……。
鈴木先生の座談会でも「とにかく完成させる」というのが目標でしたね。
きちっと完結させさえすれば新人賞などではとりあえず土俵にあがれるのかもしれません。
2017/11/09 23:03
>架神先生
おつかれさまです!あと2日よろしくお願いします!
2017/11/09 23:08

>編集部の売りたいもの


 WEB小説界の仕組みだと、編集部の売りたいものは、「ポイント取ってる作品」なわけで。
 んで、ポイント取ってる作品というのは、「読者に現実に読まれてる作品」なわけで。
 ポイントは、ブクマ数×2、ですから。


 なので、出版社も作者も読者も、WINWINになれるわけです。


 なろうのポイントと、現実の書籍の売上げの相関関係は8割はありますし。
 これは、ポイントと売上げが直接比例関係にあるという意味ではなく、ポイントなりに売れ行きが決まる、という意味です。
 高いポイントの作品は、低いポイントの作品よりも、たしかに売れる。ポイントの高低と売上げの高低が違うことが少ない。
 その相関率が8割ぐらいある。という意味。

2017/11/09 23:06
>新木先生

お答えありがとうございます。それぞれで押さえるべきポイントは変わってくるんですね……共通しているのは、読み手が求めているものを素早く分析して取り入れること、でしょうか。新人賞の方はそれ以前の話か。


書籍化の経緯も興味深く読ませてもらいました。これを役立てる日が来るように、とにかく執筆を続けます。

2017/11/09 23:01
>黒名さん
>10年ほど前(2006年頃)だと「ひらがな四文字」タイトルが流行っていて、今は逆にやたら長いタイトルのばかりです。
>これは2006年頃からの「なろう!」の台頭とやはり関係があるのでしょぅか。

流行りものに追従した結果だとは思いますが、市場における作品がどんどん増えたことで、なろうのように「タイトルだけで判断すること」が多くなったのかもしれませんね。
例えば漫画が3作あるならカバーを表示すればいいのですが、100作とかある場合まず文字だけのタイトルで勝負しなきゃいけない場面が増えそうですし。
今はWebで表紙がない状態で魅せなきゃいけないのも増えてるでしょうしね。

その時に重要になるのは、やはりフックなんだとは思います。
タイトルだけで中身が想像できるような。

その辺はおそらくですが、漫画サロンでメチャクチャ研究している架神先生が詳しそうです。(無茶振り)
2017/11/09 23:14
>米洗さん
>『あらすじ』と『冒頭シーン』の書き方には、やはり入口という意味で共通する点があるのでしょうか。
冒頭シーンはどちらかというと、煽り文句に近い気がしますね。

あらすじのポイントとしては「どういう話が展開されるか」「どんな楽しさが待ち受けているか」「俺は今コーラ飲みたいんだけど、これコーラ味するんだろうなぁ」みたいな部分が必要だと思うので、読者を引きつけ拘束する冒頭シーンとは少し目的が違うのかな、とは思います。
「どんな話が起こるのかわからずドキドキする」ではなく、「ああいう話が起こるんだろうな、安心する」が求められているのかなと思います。
2017/11/09 23:22
>新木先生
>これが2回目以降の書籍化だと、すでにお付き合いのあるところからのオファーであれば、同条件なら、そのまま決まりになりますよね。


ここは今後のためにお聞きしたいところですが、多くの出版社とお付き合いするのと、一つのところと長く付き合うのでは(当然後者の方が知った仲で上手くできるとは思いますが)同じ場所と付き合ったの方が良いのでしょうか?
作家の生き残り的なところで顔の広さとかにも繋がるお話なのかなと思うのですが……。
よろしければ新木先生と架神先生両名にお聞きしてみたいです。
2017/11/09 23:32
その他私の連載に絡んだ質問や、なろうや出版社との付き合い方などでご質問ありましたら話の流れなど気にせず是非ぜひどうぞ!
架神先生や新木先生から生の創作論を聞ける機会はなかなかないですよ!
あと明日言う予定だったことも大体言った気がするので話題がなくなりそう! やばい! その時は架神先生にハイメガキャノンを連載してもらおう!
2017/11/09 23:37

>タイトル


 なろうのタイトルが長文なのは、WEB小説界では、「パッケージ」に相当するものが、文字しかないからですね。
 タイトルとあらすじしかない。そしてタイトルのほうは、あらすじの2倍ぐらいのウエイトを占めている。


 よって、意味深なタイトルは、よくわからないのでクリックされずに淘汰されてゆき、趣は足りなくても(とりあえず)意味の伝わるタイトルが適者生存で生き残ったのだと思われます。


 長文タイトルは、その作品に、どんな「テイク」があるのか一目瞭然で。
 読んだときに受ける感触も、タイトルを見た時に受けたものと変わりませんから。


 伝統ラノベ業界のほうだと、パッケージの最大要素は「絵」ですから。
 タイトルの重要度は、文字だけ文化のWEB小説より小さいです。


 個人的には、最もタイトルが軽視されてるエンタメ業界は「漫画」だと思っています。
 大ヒット作品でも、なんじゃこりゃ? っていう、カッコ良くもないし、フックもないし、さらには正味物を表してさえいない雑なタイトルが横行しているぐらいで。


 あと小説というメディアが、じっくり腰を据えて3~6時間をかけて、一気読みするものから、電車の一駅区間で読むものに形を変えたことも大きいかと。
 10年前に求められていたのは「すげえ小説」で、いまの時代に求められているのは「暇つぶしになるもの」なので。
 それぞれに見合ったタイトルの「重さ」というものがあるのではないかと。

2017/11/09 23:42

>出版社とのお付き合い


>>多くの出版社とお付き合いするのと、一つのところと長く付き合うのでは


 ああ、これはもう単純な話で。


 複数とお仕事したほうが、「生存率」が高まります。
 でも気心知れているところ(人)とやったほうが、「楽」です。


 レーベルなんて、大手も含めて、いつ消えるかわかったもんじゃありませんから。
 ある日突然、レーベル解散、人気のあった既存シリーズは打ち切り、なんてなるかもしれないわけですし。そうなったときに、他で続行中のシリーズがあるかどうかは、けっこう大きな問題です。

 出版社ごと倒産して、印税未払いになるかもしれませんしー。


 ちなみに、じつは作家はレーベルとお仕事をしているのではなくて、編集者個人とお仕事をしているわけですので、気心知れている人とやると「楽」というのは、その編集さんが、別レーベルに行くと、別レーベルについてゆくって意味になります。

2017/11/09 23:49

 じつは最近、20時就寝、07時起床、とかいう生活でして。
 そろそろ寝ます。


 明日は、「もし私に書籍化オファーが来たなら」という感じで、滝口さんのケースの実例なんかをまじえて、「身の振り方」を議題にしますかー。


 かなりぶっちゃけて、話すとヤバい領域にまで踏みこむつもりであります。

2017/11/09 23:56
>タイトル「重さ」
たしかにそれはありますね。
私の話もこう、「めっちゃ面白い話を書こうー!」じゃなくて「暇つぶしにクスクス笑って暖かな気持ちになれるような物」を目指しているので、そこに仰々しいタイトルは必要ないのかもしれません。
最近だと面白いと話題になる漫画でも結構口語調のタイトルは増えてますね。

>出版社とのお付き合い
なるほど……!
やはり顔は広い方が生存性は上がりそうですね。
ちなみに私の友人にも、私の書籍化を見て続けてなろうに連載したところ、打診が来たものの出版社が爆散して立ち消えになったという例がありました。
いつどんなレーベルでも消えてしまうことはある、と思いながら続けなければいけませんね……。

>20時就寝
お疲れ様でした! 残り2日、ご無理なさらずお願いします……!

ちなみに新木先生と以前少しお話させて頂いたのですが、小説家は体が資本!
睡眠時間、執筆スピードにだいぶ影響しますので、クリエイターの皆様方は是非早寝早起ききちんと睡眠を心がけて頂ければと思います。

>身の振り方
ありがとうございます……!
ぶっちゃけ過ぎそうになりましたら……「ちょっとそれはヤバイかもですよ!」と言うかもしれませんが、判断はお任せします!
2017/11/10 00:02
滝口先生、新木先生、ご回答ありがとうございます。

★時代

・市場における作品がどんどん増えた
(メガタイトル時代の本格的な到来?)
 ↓
・Web小説と同じように「タイトルだけで判断すること」が多くなった

→「なろう!」と同じような状況……と考えるとオンライン書店の台頭によってそれが生まれているのかもしれない?

・10年前に求められていたのは「すげえ小説」
 ↓
・いまの時代に求められているのは「暇つぶしになるもの」


★タイトルの「長さ」と連想される内容の「重さ」は反比例する?


タイトルが長ければ長いほど、「暇つぶしに適した軽い作品」のような印象が強まる?

※そして、今は「暇つぶし」がニーズの時代。

これは私の理解が間違っている(もしくは、やや飛躍した)かもしれない。
「長さとは関係なくタイトルの軽重について述べられただけ」であろう。

とはいえ、長いタイトルほど軽く感じる気もするし、それとは無関係に軽い(暇つぶしに適していそうに見える)タイトルが求められる時代というのも大いに納得できる。

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』なんてのは長いけれど、全然暇つぶしできそーにないタイトルの例。それに対して、日本に溢れる長文タイトル系のラノベは、「軽さ」を伝える系の長文といえそうだ。


★エンタメの形態によるタイトルとイラストの比率の差異


・Web小説
 (タイトルの重要性:大)
・伝統ラノベ
 (タイトルの重要性:中)
・漫画
 (タイトルの重要性:小)

そのエンタメジャンルの形態においてイラスト、絵の占める割合が多くなる程、タイトルの重要度は下がる傾向。

→将来、Web小説がパッケージとして「イラスト」を手に入れたらどうなるのだろうか?
→イラストや絵というのはつまり、「直観把握要素」ということだろうか。音楽などはどうなのだろう?

また、この法則が成り立つなら「Web小説における長文タイトル」は一過性の流行りではなく、現状(暇つぶしニーズ、パッケージにイラストがない)が変わらない限り、必然的な鉄則として一定の地位を保ち続けるのかもしれない。
(新木先生のこの部分の主旨としては、タイトルの長さではなくあくまでも「重要度」について語られたものではありますが)

というようなことを考えさせられました。
大変為になります。

ありがとうございました。

2017/11/10 00:22
こんばんは。イラストレーター兼作家の東雲飛鶴です。

さて、WEB小説がパッケージとして絵を手に入れる時代は、徐々に到来しています。


作品を検索した状態で表紙が表示される投稿サイトは、Pixiv、エブリスタ、アルファポリス、ツギクルをはじめ比較的新しいところになりますね。新しくなればなるほど画像つきになっているようです。
カクヨムは画像使用不可、なろうは「みてみん」を使えば本文中に表紙や挿絵を差し込むことは出来ますが、検索やランキングで表示されるわけではないので実質ナシと同じです。

さらに枠を広げてインディーズ電子書籍まで行きますと、完全に表紙勝負になります。


さて、現在私がアルファポリスのキャラ文芸大賞にエントリーしている作品があります。

ウサギで神サマなアイツ ~幼馴染みは許嫁~

投稿してからあっという間にキャラ文芸ジャンルでトップ10に入り、1位を二日ほどキープしました。現在も更新終了ながら二位と健闘しています。

もちろんHOTランキング入りした効果も多少はあると思いますが、ブクマもそう多くなかったのに、他と圧倒的に差をつけたのは正直表紙だと思います。

状況が徐々に変わってきているので、これまでのタイトル勝負が通用しない場所が増えていくかもしれません。

2017/11/10 00:38
皆様、おはようございます。


新木さん、初めまして。

私は、浅岡といいます。小説家志望の男です。

新木さんに一つ質問がありまして投稿します。


前後しますが、パート1で、


>>ヤリたい方向


 >読者群のビジョン幻視能力さえ手に入れれば、あとは方向性を変えるだけなんで、難しくないはずですよ。


という発言がありましたが、ビジョン幻試能力というのは、いわゆる、タイトルとあらすじで、


>「そう! 俺たちはそこに不自由していた!」


というふうに読者群に食いついてもらい、実は、自分のヤリたいストーリーに持っていくという解釈でいいのでしょうか。


私は新人賞を目指しているのですが、自分のヤリたいことと、本を売ることに差があるような気がして、不安を覚えています。上記のようにすれば、自分のヤリたいことができるのかなとも思うのですが。


宜しければお返事下さい。

2017/11/10 06:02
東雲さん、浅岡さん、どうも!
そしてみなさんおはようございます!

本日は異世界の果てで開拓ごはん!~座敷わらしと目指す快適スローライフ~の発売日です!
こちら前回の座談会の内容、そして今回の内容も存分に含まれた「三週間で作り上げた、なろう攻略作品」の明確な実施例となります。
是非研究用として一冊、いかがでしょうか!(ダイレクトマーケティング)

>画像つきに
特に電書系では画像はやっぱり強いんですよね。
トークメーカーでもオリジナル画像が付いた作品がとても強いです。
ラノベと漫画の間のような立ち位置になると思うのですが、絵を描ける人は描いた方がいいんでしょうね……。
とはいえ、その腕も中途半端だとマイナスになってしまう……というか、描ける人は漫画を描いた方がいいのかも。
私の場合は文章の方が同じ時間絵を描くよりも好きなので、どうしても文章に寄ってしまうんですけどね。
2017/11/10 07:14
Part3を用意しました。
こちら文量が増えてきましたので、スマホユーザー向けに移行をお願いいたします。
2017/11/10 07:35

  • ツイート
  • ツイート
  • シェア
  • LINEで送る

ページトップへ