エレキ宇宙船

空手とブーメランを組み合わせたブログ

コロちゃんのコロッケ屋が好きだったんだよ

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先日こんな記事を書きました。 

www.tenbin-libra.com

コロッケの話なんですけど、これ書きながら「コロちゃんのコロッケ屋」のことを思い出したんですよ。とても美味しかったし、安かったなあ。

てことで、今日はそのお話です。

コロちゃんのコロッケ屋とは

 マスコットキャラクターは「コロちゃん」。「コロちゃんコロッケ」と書かれた円の中でコック(=コロちゃん)がコロッケを笑顔で食べようとしている絵が目印。

※中略※

各店舗の建物は簡易建築が多かったが、他にも建物内のテナントなど様々で、「コロちゃんカー」と称する軽トラックによる移動販売車の店舗などもあり、概して小面積の店舗で客の目の前でコロッケを揚げて販売するというスタイルであった。

※中略※

2007年に入ってからもTBS系のテレビ番組などで取り上げられるなどしていた矢先の、表面的には突然のチェーン本部の経営破綻であったため、フランチャイズ店舗についてはそのまま取り残される格好になり、その後短期間で閉店に追い込まれた所が多いが、一部には「コロちゃん」の看板を掲げたままやあるいは店舗名を変更し、独自に商材調達やメニュー変更を行い営業を継続した店舗もあった。

(引用元:コロちゃんのコロッケ屋! - Wikipedia

 長々と引用したけど、要約すると

コロちゃんというマスコットキャラクターを用いたコロッケのチェーン店。簡易建築の建物やテナント、軽トラックなどの小面積店舗で揚げたてのコロッケを提供していたが2007年に経営破綻。

て感じです。

ちなみにマスコットキャラクターのコロちゃんは

f:id:tenbin_libra:20171112101529p:image

じゃなくて

http://j-town.net/images/2017/town/town20170322152103.jpg

(出典:【平成ノスタルジー図鑑】コロちゃんのコロッケ屋!/700店展開も本部破産で激減(全文表示) - コラム - Jタウンネット 東京都

これです。見たことがある方も多いんじゃないかな。

コロちゃんのコロッケ屋の魅力

目の前で揚げてくれる

やっぱね、コロッケは揚げたてが格別に美味しいですよ。

フランチャイズで送られてきてた冷凍のコロッケとはいえ、やっぱ揚げたてだと「熱々」+「サクサク」でたまらん訳です。

オーダーしてからフライヤーで揚げてくれるんで、それを見てるのも楽しかったなあ。プカプカ浮いてくるコロッケがなんだか可愛らしかった記憶があります。

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安い

記憶違いだったら申し訳ないんだけど、一番スタンダードなメニュー「コロちゃんコロッケ」は50円でした。あとから値上げした気もする。

で、僕がよく買っていたカレーコロッケも80円くらいだった気がします。お芋がホクホクで、ちゃんとお肉の旨味も出てて、カレー風味で。美味しかったんだよなあ。

コロッケ2つ買っても200円以下で、抜群にコストパフォーマンスが良かったです。

美味しい

上でも書いたけど、揚げたてのコロッケが美味しくないはずがないって話です!

しっかりと生地に味がついたコロッケは、ソースをかける必要がないほどでした。もちろんソースをかけて食べても美味しいんだけど。僕は

  • コロッケだけを食べるとき=ソースなし
  • ご飯と一緒に食べるとき=ソースあり

って使い分けてました。ソースをかけたコロッケをほぐして、お米にのっけて食べると、めちゃくちゃジャンクな味で美味しいんだぜ。

コロッケとバイクと僕の話

当時の僕は中免を取りたてで、バイクを買ったばかりの貧乏小僧でした。

後先考えずに免許取得とバイク購入をしたもんだから、とにかくお金が足りなかった。バイト先の古本屋は給料が安い。働ける時間には限りがある。そうなると削れるのは食費になるのは当然ですね。

中古のゼファーに乗って、バイト。僕の地元は風が強い田舎町だったので、冬場は泣きそうになっていました。そんなときに安くて熱々で美味しいコロッケは、とても助けになりました。

地元のスーパーの入り口脇にある、小さなコロちゃんのコロッケ屋。いつもいる、木村多江に少し似ているきれいな店員さん。バイト帰りにいつもコロちゃんコロッケ1つとカレーコロッケ1つ。合計2つを買って帰っていました。

1年弱、バイトしてコロッケを買う、帰る。そんな生活をしていました。店員さんとも顔見知りになり、揚げてもらってる間に軽く世間話をしたりするようにもなりました。

 

そこで昼ドラみたいな展開になることは一切なく、僕は自動車学校とバイクの支払いが終わり、さらに就職で地元を離れることになりました。木村多江似の店員さんとは、就職前に

「僕、仙台いくんですよー」

「そうなの!身体壊さないで頑張ってね!」

このやりとりをしたっきりです。

あの頃、僕は木村多江似の店員さんにほんのり恋心を持っていたんですが、仕事決まったばっかりの若造だし、僕はビビリだし、何より店員さんの左手には指輪があったので、僕が出来ることはコロッケを食べることくらいでした。

最後に

結局、その後は最初に書いたとおり、コロちゃんのコロッケ屋自体がなくなってしまいました。5年位まえに地元へ帰省したとき、当時の場所を通ってみましたが何も残っていませんでした。当たり前だけどね。

 

こんなことを思い出していたら、無性にコロッケが食べたくなってしまったので、先日昼にセブンイレブンで買ってきちゃいました。

f:id:tenbin_libra:20171112092917j:image

 

 

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うん、美味しいね。

でも、何かが物足りないんだよなあ。

 

ガラにもなくエモい文章を書いてしまった気がするんで、最後に少しだけ有益な情報を書いておきます。

フランチャイズ倒産で絶滅したと思われていたコロちゃんのコロッケ屋は、じつはまだ生き残っているお店があります。

東京近郊だと

コロちゃんコロッケ高根公団店

千葉県船橋市高根台1丁目6−2

 

コロちゃんコロッケ屋

東京都八王子市大楽寺町(詳細な住所の情報が見つかりませんでした)

 

地味に店舗の名称が違うのはきっと大人の事情ですかね。

 

そんな訳で、じゃがいもの美味しい季節ですし、今日の晩御飯はコロッケにでもしてみてはいかがでしょうか?

 

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