こんにちわ、リョウスケです。
私は、いつも同じ電車に乗っているのですが、毎日乗っていると、同じ顔ぶれになります。
その中で、少し疲れた表情の若い社会人をよく見るんですよね。
少し前まで、学生だったと思うのですが、お気楽だったその頃とは異なり、ちょっとした失敗で、怖い上司や、めんどくさいお客さんに、めっちゃ怒られたり、理不尽なことで腹を立てたり、学生の頃には無かった「壁」のようなものにぶつかっているのかな・・・なんて思っています。
こういった若い子達を見ると、自分が大学を卒業して、新社会人になったころを思い出すんですよね。
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私が、新卒で入社した会社でやっていたのは、今やっているIT系の仕事ではなく、工場の現場仕事だったんですよ。
最初の1年目は、当時、かなり景気が悪かったのですが、それなりに仕事がありました。
でも、次の2年目になると、全然仕事が無くて、社内にいながらにして、「仕事」が全くない状態になってました。
もちろん、私だけじゃなくて、その部署にいた10名全員がです。
本来なら仕事がなければ、何かしら自分の出来ることを探して、やるべきなのですが、1日中、のんびりして、雑談したりしていたんですね。
はっきりいって、あの当時、仕事していたのは、1日の中で、1時間くらいだったと思います。
これまでの人生で仕事してきた中で、一番楽な時でした。
当時の私は、まだやる気満々で、給料安い、仕事もないってことで、これ以上収入が上がる見込みが無いと判断し、そのまま会社を辞めてしまいました。
しかし、私は、会社を辞めてしまったのですが、当時働いていた会社でアルバイトをしていた子とは、連絡を取り合っていたんですよね。
で、その後、その会社はどうなったかというと、その1年後くらいに、その工場は閉鎖。
そこで働いていた社員は全員、リストラされてしまいました。
「リストラ」って言葉が、世に出始めた頃です。
で、そこで働いていた社員のほとんどは、その職場でしか通用しないスキルしかなかったので、再就職先も無く、アルバイトをするしかなかったそうです。
奥さんや子供がいる方も多かったのに・・・です。
結果論だけ見ると、仕事が無い時に、自分を高めるための勉強をしたり、就職先を探したりすれば良かったんでしょうけど、なかなかそう割り切れないんですよね。
将来が見える魔法の水晶玉があって、未来が分かっていれば、真剣に努力するんでしょうけど、まさか、工場が閉鎖されて、リストラされるなんて、夢にも思わないですもん。
私は、当時、まだ若かったので、会社を辞めて別の業種に変更しましたが、年齢を重ねると、そういった根気がなくなってしまうんですよね。
なぜ、そういったことが分かるかというと、今40代の私がそうだからさ・・・(笑)。
・・・なので、新社会人の人達に思う事は、
「若いうちは、無駄かもしれないけど、色々経験しておいた方が良いよ」
ってことですね。
たくさんの経験は、働いている職場でも活かせるし、仮に、会社を辞めてしまったときも、次の職場で活かせますからね。
これは、「株式投資」でも言えることだと思います。
今は、ネットの普及で、様々な情報を簡単に手に入れることができ、「投資手法」を学ぶことができますが、株価が上がったり、下がったりして、投資手法がブレまくり、損してしまうことなんて、よくあることです。
それを防ぐには、常に勉強しておくことと、たくさんのことを経験しておくことです。
今、「米国株」をやっている人は、どちらかというと配当重視であったり、バリュー株投資をしている人が多く、「グロース株」をしている人は少ないように思えます。
私自身も、どちらかというと「バリュー投資」よりの投資をしておりますが、アマゾンやアルファベット(グーグル)への投資が間違っているとは思わないでくださいね。
「株式投資」は、常に不確実性が付きまとっています。
「バリュー投資」だろうが、「グロース株投資」だろうが、結局は、自分自身がどこまで「リスク」を許容するかだけのことですからね。
自分なりの投資手法は、自分の経験から身につくことを覚えておいてください。
そして、最も経験値が上がるのは、「下げ相場」です。
ドラクエで例えるなら、「上げ相場」での経験が、「スライム」一匹倒したのと同じくらいだとすれば、「下げ相場」の経験は、「メタルキング」倒したくらいの経験値が入りますよ。
ちなみに、この「メタルキング」は、ラスボス並に強いので、注意が必要です。
ほとんどの人が、ラスボス並みに強いメタルキングから逃げ出しちゃいますけどね。
もったいないですよね・・・。
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