オトナ高校 #4/性を学ぶ地獄合宿!?急展開の混浴パニック&童貞部長の衝撃告白![字] 2017.11.11

1211月 - による admin - 0 - 未分類

(英人)《たまに嫌になる時がある》ぼ…僕は童貞です!童貞なんです!
(中山遥香)えーっ!?どうしたの?遥香ちゃん。
いや違うよ。
なんかの嫌がらせだよ。
東京は人を変えちゃうんだね!えっはる…。
《人はなぜ人と関わらなければ生きていけないのか…》《でも僕は人と…それも異性と深く関わらなければこの学校を卒業出来ない》なんだ?これ。
《誰かが…》《僕の卒業を邪魔している》《誰がなんのために?》部長小春さんとはどうなったんですか?
(権田勘助)半島情勢が気になってな…。
株価に与える影響が心配だよ。
いや僕が聞いてるのは…。
(川本カルロス有)チェリートくん。
サショーさん。
もう何も言わなくていいっすよ。
あっごめんごめん。
つい野球部時代の癖が出て…。
疲れた仲間を励ますのが俺の役目でさ。
ああいや…ありがとう。
《どうやら部長には期待出来ないようだ》《自分でなんとかするしかない》《そのためにも嫌がらせメールで僕の卒業を邪魔した犯人を…》
(姫谷さくら)些細な言葉に傷ついて恋を諦めちゃう事ってありますよね。
私はもったいないって思うなあ。
だって不器用すぎて好きを嫌いって言っちゃう人もいますから。
恋をゲットしたいなら相手の言葉の裏にある心のサインを冷静に読み取る力も必要って事。
《言葉の裏を読み取る》《とするとやっぱり怪しいのはさくらちゃんだ》《っていうか他に誰がいる?》《僕をおちょくってきたのも裏を返せば好きっていうサインなんじゃないのか?》どうしたの?あのメールやっぱり君が犯人じゃないのかな?あのさ私は違うって言ったよね。
そりゃあ好きな相手に嫌な面を見せたくないのは女心としては当然だ。
けどこれはやりすぎだろ。
(紙をはじく音)何?これ。
東大卒でトップバンクのエリートの僕を他の子に取られたくない気持ちはよーくわかる。
けど僕が欲しいなら正面から堂々と来るべきだ。
違うかな?フフッ…何様?あなた程度のエリートなんて私の周りにいくらでもいるよ。
もーっとすごい人だって。
すごい人って言うけどさどうせ…。
MIT出身の会社経営者のイケメンニューヨーカーとか弁護士資格も持っている医者とか1週間で1億稼ぐ東大生とか。
《負けてる…》それでさくらちゃんとはどういう関係なの?うーん…セフレ?そもそも犯人突き止めてどうしたいわけ?あっいや…。
卒業のために妨害をやめさせたいっていうか…。
ああ…まさかやれると思っちゃってるとか?…えっ?だってチェリートくんの理屈だとそもそも犯人はあなたを好きだから邪魔してるって事になってるじゃない。
《何を言い出すかと思えば…》《なるほど》《確かに犯人は僕と遥香ちゃんの関係に嫉妬した女である事は間違いないわけでつまり犯人を突き止めてその思いに応えてやれば僕はその犯人とベッドイン出来るって事?》《そして卒業?》《誰だ?誰なの?》《僕を卒業に導いてくれる犯人は?》
(持田守)はいじゃあ学級委員配っておいてね。
よろしく。
(園部真希)何やってるのかなあ…。
…どうしたの?いやスペアさんそんなに優しかったっけ?誰にでも優しいわけじゃないのよ。
でも聞いちゃったから。
チェリートくん東大出なんだって?《そうかそういう事か》《それなりの一流商社に勤める彼女なら僕の価値に気づくのも当然の流れ》なんかさ都合のいい女になりすぎてない?
(白鳥光一)都合のいい女ってなんだ?《ゲス上司との関係を心配した僕への感謝が愛に変わったとしてもなんの不思議もないし…》《つまり犯人は彼女だ!》《とすると僕が思いを受け入れたらいずれ彼女とベッドイン?》何ジロジロ見てんのよ!《でもなんか怖そうだしややこしい女だし好みのタイプってわけでもないし…》では皆さんにこれらの体位を実演して頂きます。
実演?
(川本)いやでもみんなの前であれを?
(斑益美)それって…。
パワハラとかセクハラとか言わせねえよ。
なんの学校だと思ってんだ?別に裸でとか言ってないんだからやれよそれぐらい!まずは学級委員の2人。
えっ…。
(持田)ほいほいほいほい…。
女子は横たわる。
ほい。
ほいほいほいほい…。
男子はそのまま上に。
はいこれが基本の正常位。
はいそのまま横に1回転して。
はいはい今度は女子が上に。
ほっほっほっほっ…。
女性上位。
(男子生徒)おおっ…。
《学力偏差値75の僕がなぜこんな事を…!》《俺はいつまでこんな学校に…》《ん?》《ヤルデンテくんがまた励ましを…》《染みるよ男の友情》
(持田)そして騎乗位。
《そろそろ勘弁してくれよ…》《ん?》《考えてみれば女性である彼女の屈辱は計り知れない》《それにしてもなんなんだ?この匂い立つような色香は》《好みのタイプじゃないはずなのに高慢なインテリ女の恥じらいが妙に官能的だ》《こうして見るときれいな顔だし…》私意気地がない男は嫌いなの。
《あれも裏を返せばそういうサインだったって事?》《だとするのであれば彼女の僕への思いを受け入れてやるのもまあなくはないか》
(山田翔馬)一向に学習成果の上がらない君たちの現状を変えるために我々教師陣で協議した結果…。
今度の土日に合宿研修旅行を行う事にしました。
土日に合宿?これが合宿用の旅のしおりです。
待ってください。
登校日は月火水だけの約束じゃ…。
その3日分の仕事の穴を土日で埋めてきたのに…!冗談じゃないわよ。
文句を言うな!君たちは第二義務教育法によって大人になる教育を国家に義務づけられているんだぞ。
はい卒業祝いの花のないこの空席お気づきですか?ここに座っていた生徒は一体どうなったのか?何?その思わせぶり…。
正当な理由もなくオトナ高校を無断欠席した容疑で公安警察に留置中です。
《公安?》《留置?》《そこまでやるの?》君たちには自分の人生と真剣に向き合う時間が必要なんです。
仲間と語り合う時間が必要なんです。
私は君たちの仲間のつもりです。
この合宿研修を通して腹を割ってみんなと語り合いたいんです。
《今日の翔馬先生…》《なんか変に熱いな》《でもここは彼女の好感度を上げるためにも僕が合宿の無意味さを論理的に証明して中止に追い込まないと》いいっすね翔馬先生!男気感じましたよ俺!えっ?わかってくれますか?ヤルデンテくん。
はい!行こうよみんなで合宿に。
普段言えない悩みとかも語り合ったりしてさ。
フフフ…。
ヤルデンテくんがそう言うなら私も賛成します!チェリートくんとサショーさんも賛成してくれるよね?あっいや…。
ヤルデンテくんにそう言われちゃうとなあ。
私は反対です。
土曜は白鳥課長の大事な会議があるし。
《嘘だろスペアさん!》《僕を狙っていながらまだあのゲス上司にも?》《じゃあ僕はスペアのスペア?》日曜は提案書のまとめ。
ほら私頼りにされてるから。
《いや言葉の裏を読め》《彼女は僕にゲス上司を忘れさせてほしいと心のサインを送っているのかも》ねえ会えない時間が愛を育てるって言葉知らない?えっ?たまには誘いを蹴ったほうがあなたの大切さをわからせてやれるんじゃないかな。
それとも自信ない?それに修学旅行みたいで楽しそうだよ。
《だとするとこの合宿は僕たちの卒業旅行?》
(一同)「…握りしめた」「手渡す言葉も何もないけど」いいですよ。
はい感情込めて!翔馬先生いい曲多いっすね!私が徹夜でセレクトした名曲の数々です。
(川本)フウー!フフフ…。
《参加してみると案外楽しい》《この雨にぃ心がぁ洗われるようだぁ》こんな時にも仕事?東京に戻ったらこの完璧な提案書を見せて感動させてやるの。
私にフラれるかもって不安になってる課長に私の大切さを思い知らせてやる作戦よ。
《このスペア女永遠に浮かばれない》「人として」
(生徒たち)「人に迷い」合宿研修の目的は生徒たちの意識向上だけではありません。

(一同)「人として人と別れて」リゾート効果で生徒同士のカップルをどんどん成立させる事も重要な使命です。
そして年下女性に迫られてるサショーさんとモテモテのヤルデンテくんがなぜまだ未経験なのか。
その謎も探るんですよね?
(翔馬)ブラボー!では今から社会科見学です。
社会科見学って…。
(川本)ラブホっすよね?ここ。
《噂には聞いていたが実際に足を踏み入れるのは初めてだ》《一体どういう構造なのか…》《気にならないと言えば嘘になる》
(翔馬)はい。
これは?見学記念にホテルからスタンプカードを頂きました。
いやスタンプカードって…。
使えるわけないでしょ。
ラブホテルの受付でスタンプカードなんか出したら相手にどう思われるか…。
そうですよスペアさん。
いい事言うなあ。
こんなの持ってたら下心だらけの不純な人間みたいで恥ずかしいじゃないですか。
(銃声)《今の援護射撃は間違いなく好感度を上げたはずだ》だから君たちはダメなんです。
下心が不純なんて誰が決めたんですか?下心なしで少子化解消も人類の発展もありません。
堂々と下心を持ち歩いてください。
セックスを日陰に追いやらないでください!いやあすっかり熱いっすね翔馬先生!そこまで言うならありがたく見学しようよチェリートくん。
えっいや…ヤルデンテくんがそう言うなら…。
フフフ。
簡単に引き下がるのね。
《まずいぞ》《逆に好感度を下げてしまっている》遊び心満載のこの部屋は下心を隠して誘い込みたい人にはうってつけ。
《あれ?案外充実してる》メルヘン感覚あふれるベッド周りは女子ウケ最高です。
《意外とラグジュアリー?》いやあなんかいろいろ想像しちゃうね。
どう?チェリートくん。
フフッ。
ハハハ…。
チェリートくんもなんか着ようよ。
あっ女子高生女子高生。
どう?
(翔馬)次はオトナの家庭科研修です。
料理は女子力発揮の場であり今や男にとっても重要なモテアイテムです。
カレー作りでクラスメートとの親交を深めてください。
ヒミコさん。
それ玉ねぎ。
えっ?ひょっとして料理した事ない?だって時間になるとご飯は部屋の前に置いてあるから。
食べた食器もドアの前から自動的に片付いてるの。
《刑務所かよ》でも少しは女子力も高めないとね。
大丈夫。
結婚相手が料理上手なら問題ないわ。
おいしそう!わあすごーい!
(女子生徒)すごーい!あっすごい!サショーさんプロ並みの包丁さばきっすね。
いや独身が長いとねすっかり料理上手になっちゃってさあ。
(一同の笑い声)あっそこのフルーツとハチミツ隠し味っすよね?いやあ最高の男のカレーが出来そうっすね!わかってるなあ!なんか君といるとさ元気になるよねこう…。
あっ危ない危ない…!
(川本)危ないっす!危ない!確かに料理が出来る男っていいよね。
《まずいな…。
彼女の好感度を高めるためにも少しはいいところを見せなきゃ!》《でも料理が出来ない僕はどうすれば…?》《これだ!》《ビールを配る気遣いでさすがと思わせる》
(つまずく音)《あっ!》
(一同)いただきます。
(メールの受信音)
(白鳥の声)「君の代役に若手の女子を会議に呼んだらとても優秀でね」「君のお陰だ。
有難う」さすがゲス上司。
切り捨てるの早っ!何が「あなたの大切さをわからせてやれる」よ。
あんたの言うとおりにしたらこのザマよ。
本性がわかってかえってよかったじゃない。
せっかくだから独身男性との新しい恋を始めたら?あのね私はそこら辺の安い男に興味ないの。
いるわよそこにもあなたの好物の東大出が。
お待たせしました!これ…これでビールが飲めます。
もう飲んでるわよ。
えっ?ああ〜うめえ!
(川本)うちのコップかわいいでしょ?《東大出の割にはいちいちイタいのよね…》《どうしてこんな事になってる?》《試合を優位に進めるつもりがオウンゴールの連続で失点を重ねている》《このままでは彼女の心が離れてしまうかも…》っていうかチェリートくんさなんかずっと私の事見てない?えっ?いや別に…。
《何を狼狽してるんだ僕は》《そもそも先に好きになったのは彼女のほうじゃないか!》《うま〜》食べ終わったらオリエンテーリングのペアを決める抽選を行います。
目的地は今日宿泊する温泉旅館になります。
《まさかスペアさんとペアになるなんて…》《まだ大丈夫だ》《運命が僕らを後押ししてくれてる》《ここは僕の優れた方向感覚と地図読解力を駆使して彼女の疲労を最小限にとどめる完璧なエスコートを…》なんでこんなやぶの中歩かなきゃなんないかなあ。
いや君を疲れさせないために最短コースをと…。
(ため息)だからダメなのよあんたは。
《なぜ怒られてる?僕は》女は虫とかヘビとか嫌いなの!そういうのいそうじゃないここ。
どうしてそういう気遣いが出来ないかな?いや…なんだよそれ。
せっかく一生懸命君をエスコートしてるのにさあ。
あのさ私今ムシャクシャしてるの。
それを優しく包み込む包容力とかないわけ!?いや…まずなんでムシャクシャしてるのか全然知らないし。
白鳥課長の事に決まってんでしょ。
私の代わりに女の子を会議に入れたの。
こんな合宿に来たせいで。
私の事が気になるなら慰めるとかないわけ?ごめん。
どうしたの?だって蛾が…。
フッ…そうか。
蛾に感謝しなきゃな。
はあ!?蛾のおかげで2人の距離が縮まった。
馬鹿なの?あんた。
えっいや学力偏差値は75だし…。
そういう事じゃないでしょ!とっととこのやぶを抜けろって言ってんのよ馬鹿!《この性格は人としてありなのか?》
(益美)《ヤルデンテくんと2人きりで歩くこの幸運をどうしたらいいの?私…》《まさかヘビが苦手?》《だとしたら千載一遇のチャンス?》あっヤルデンテくんそっちにヘビが!
(川本)わあっ!ああっ!《キタ〜〜〜〜〜!》
(川本)まずいまずいまずい…!早く逃げなきゃ!落ち着いて!落ち着いてヤルデンテくん。
私につかまって。
はあ…助かるよヒミコさん。
《恋人みたいな密着度…!》とにかく逃げないと…。
《ヤルデンテくんとならどこへでもどこまでも!》《…えっ?》旅館…。
着いた!チェリートくんとサショーさんも来てるかな?
(翔馬)今夜は飲んで食べて大いに語り合いましょう!
(川本)よっ!
(さくら)旅館の温泉は24時間入浴可能ですが夜12時に男湯と女湯が入れ替わるので注意してくださいね。
(生徒たち)はい。
いい感じになった男女は2階に用意したベッドルームを自由に使ってどんどん燃え上がってください!では1人でも多くの卒業者が出る事を祈って…カンパーイ!
(一同)カンパーイ!今日は収穫多そうですねえ。
でもサショーさんとヤルデンテくんの謎は全然解明されてませんよね。
ハハハハ…。
(翔馬)おっとっと…ハハハ…。
(川本)やっぱいいっすねえ男同士の酒は。
翔馬先生。
酒の席で先生はよしましょうよ。
こっちは年下なんだし翔馬でいいですよ。
でも意外でしたね翔馬先生が…。
翔馬。
あっ…。
翔馬がこんなに熱い男だったとはさ。
私は嬉しいんですよこの学校に来られて。
中卒だしろくに学校行った記憶もありませんから。
ああだから学園ドラマに憧れてたとか?ええ妻と一緒に見た学園ドラマにハマりましてね。
私もあんなふうに先生と殴り合ったり恋や友情で悩んでみたかったなあなんてね。
(川本)それをオトナ高校で味わってみたいんすね。
ああ。
教師になる夢がかなわなかった妻の無念を晴らすためにもね。
私のせいで学生時代にデキ婚して5人の子育てに追われっぱなしでしたから。
でも中学時代とか学校も行かないで何やってたの?夜の街をさまよってました。
大人の恋模様を見ながら気がついたら中学生にしてヤクザにまで恋愛指南。
ええっ!?
(川本)えっすげえ!ああ〜…。
だからお前ら見てると歯がゆくてさあ。
よーし!指導のために俺は今からお前たちを殴る!今の学校はね暴力沙汰に厳しいから。
ねっ!あ…ありがとうお前たち。
えっ?
(翔馬)俺を心配してくれてんだろ?教師と生徒の友情だろ?ああまあ…言ってみればそうだけど。
じゃあさじゃあさ友情の絆を深めるためにも今から温泉行きません?男同士の裸の…。
馬鹿野郎!お前…!あっおいおい!寝た?
(川本)翔馬!寝たなペガ。
飲んで忘れちゃいなよ。
他にも男はいるから。
あのさ…なんで私がヒミコに同情されなきゃなんないかな。
フラれた女は見ててイタいから。
言っとくけど会議の誘いを断ったの私なの。
フラれたのは白鳥課長のほうよ。
モテない女はそうやって負けを認めないのよね。
モテない?あんたそれどの口で言うかな?私は着々と進んでるわよ。
手も握ったし抱きつかれたりもしたもの。
(せき込み)嘘?だから私もあなたの恋を応援してあげる。
はあ?気づいてない?あなたには新しい恋の可能性がある。
えっ?数々の恋愛漫画を読破してきた私が言うんだから間違いないわ。
たまには女の意見に耳を傾けるべきよ。
そういえば私女の人と旅行してこういうふうに話したりするの初めてかも。
私は生身の人間と旅行するの初めて。
いや生身って…。
修学旅行はバックレたしオトナ高校に来るまでの5年は家に引きこもって一歩も外に出なかったから。
(さくら)お邪魔しま〜す。
私も新しい恋には賛成だなあ。
あんたやらしいよね。
生徒の動向を把握するのも教師の役目だから。
そもそもどういう経緯でオトナ高校の先生に?スカウト?君にとってセックスとは?って聞かれたからご飯を食べたり息するのと同じじゃないですかって言ったら君みたいなかわいい子が言うと性が明るくなるしセックスのハードルも下がりそうだですってフフフ…。
《今自分をかわいいって入れてきた》《そういうとこむかつくんだよな》
(川本)やっぱこういうのいいよねえ。
今度さ男だけで旅行しない?それもいいけど僕ら結局女とくっつかないと卒業出来ないんだよねえ。
なのに俺は小春ちゃんに逃げられちゃったしなあ。
嘘?逃げられたんですか?チャンスはありますって。
人は変わるんすよ。
今まで思ってもみなかったタイプに恋する事もあるんだし。
あ…なんかわかるよそれ。
僕も思いもしなかった相手をまあちょっと意識し始めたっていうか…。
えっ誰?誰?誰にも言わないから教えろよ!教えろ!誰にも言わないって言う奴に限って言いふらすんだよ。
うわっ!?鼻入った!鼻入った!タンマタンマタンマ!あっおっ…!すいません。
ああ…。
あっ…?あっ…ごめんごめん。
じゃあ長湯してゆで上がりすぎないうちにあがるね。
チャオ!フフフ…。
(川本)あ〜!じゃあそろそろ俺も…。
アチッ!
(川本)いる?アハハハハ!
(川本)アハハハハ!ふ〜っ…。
ん?《何これ?ラブレター?》《誰がいつの間に?えっ!?》《いや英人とは長い付き合いだがそういう趣味はないはずだ》《だとすると…ヤルデンテくん!?》《つまりそっち系?》《だからモテモテなのに童貞だった?》《そしてその標的は俺!?》《久しぶりの開放感だなあ》《でもこんなにのんびりしてる場合なのか?》《卒業をキメるならこの合宿こそが絶好の機会だったはず》はあ〜いいお湯。
はあ〜いいお湯。
《スペアさん!?まさか君のほうから…》《チェリートくん…なんで?》《なんという積極的な…》《意気地なしが随分大胆じゃない》《驚いたな。
そこまで僕の事を…》《普通は追い出すとこだけど東大出だしそこまで私を好きなら…》《その情熱は憎めない》《だけどここからどうする気?》《ここでとか言わないよね》《だとしたらこの時間は何?》《はっ…!俗に言う前戯のつもり?》あっいや…。
あの…星がきれいだよ。
えっ?あ…そうだね。

(水音)えっ!?《なんなの?この状況》《この2人いつの間に?》《なんでさくらちゃんまで?》《よりにもよってこんな時に!》《っていうかなんで2人で女湯に?》《ますます意味のわからない状況だ》《2人で示し合わせて僕を襲いに?》《いやさすがにそれはないだろう》《ならば僕とスペアさんの仲を邪魔しに?》《だとするとやっぱりあの嫌がらせメールの犯人はさくらちゃん?》《謎は深まる一方だ》っていうかチェリートくんさ女湯から出てってくれないかな?えっ?《あれ?》《女湯?男湯との交代時間?》《単にそういう事?》《とにかく落ち着こう》《まだ心臓がバクバクいってるぞ》《あれ?まだ11時12分?》《確か入れ替わりの時間は12時だったはず》《何かがおかしい…》うおっ…!?あんたなんでここにいるわけ?いや…なんでっていちゃダメなの?まさかなんにもしないで逃げてきたとか?狙ってたんでしょ?スペアさんを。
裸でいたのになんにもなし?あ…いやいや。
その前にヒミコさんなんでそれを?まさか君が男湯と女湯ののれんを掛け替えたとか?だったら何?ええっ!?否定しないの?でもなんのために?女の友情よ。
新しい恋の応援。
あんたにとっても最高のアシストだったはずなのに呆れたクズキャラね。
いやいやいやだとしてもやってる事おかしいだろ。
もしそこに知らない客が来ちゃったら下手すりゃ僕はわいせつ罪で逮捕とかされちゃうよね。
それはそれでいいじゃない。
逮捕されれば学校にも来られなくなるんだし。
消えろ最低男。
えっ?ひょっとして靴箱のあの怪文書もヒミコさん?だったら何?ええ〜っ!?そこも否定しないの?《ちょっと待てよ。
落ち着け自分》《だとしたらあの嫌がらせメールもヒミコさん?》《ヤルデンテくんを追いかけてるうちに僕のほうを好きになっちゃった系?》《いや違う》《好きなら消えろとかおかしいし僕をスペアさんと風呂で2人にした説明もつかない》《学力偏差値75の僕の頭脳を持ってしても謎は深まる一方だ》いやとにかく飲もうよ。
いろいろ説明してほしい事もあるしさ。
なんであんたなんかと飲まなきゃなんないわけ?言っとくけど私あんたの事大嫌い!《わからない》《何から何までまるでわからない》《なんの実りもないままに終わってしまった》《っていうか僕を卒業に導いてくれるはずの犯人は結局誰なんだよ!》《ダメだ》《あの手紙が気になって眠れない》《もしかすると英人って事も完全否定は出来ないしいやでも…》《やっぱり君なのか?ヤルデンテくんなのか?》はっ…はっ…。
《結局英人さんはなんだったの?》《欲求不満?酔っ払い?》《だとしても彼にはあり得ない大胆さよね》《でもずっと私を意識していたのは確かね》《まあ東大出だし悪い気はしないけど》なんなの?あれ。
男部屋を見張ってるみたいな…?《やっぱりあいつなのか!?》《どうしよう行っちゃったよ。
どうしよう…》
(足音)ヤルデンテくんやっぱり君だったんだな。
《なんでこの2人が?わざわざここで待ち合わせ?》あの…あっいやサショーさん。
いいんだ。
何も言わなくていい。
君は立派だよ。
自分の思いをきちんと伝えてくれた。
いや俺だって…俺だって君の励ましは嬉しかった。
男の友情として感謝してる。
だから君の思いには応えてやりたい。
あっいや…。
最後まで聞いてくれ!確かに人間にはいろんな可能性がある。
どんな人を好きになるかもわからない。
でも無理なんだよ俺は。
思いを寄せてくれた女性とも…ダメなんだ。
ダメなんだよ。
だって俺…。
俺は…。
エレクタイルディスファンクション…。
えっ?EDなんだから!
(益美)《ED!?》《いきなりの衝撃告白》《だから小春さんの誘いに応えられなかった?》《そんな悩みを抱えながらオトナ高校に…》《さぞやつらかったでしょう部長》肉体的には正常なはずなんだ。
でも相手がいると…。
くっ…!心の問題っていうかさ…。
あ…ごめんごめんごめんごめん。
そんな事まで言わせちゃって。
でも大丈夫だって治せるよ。
俺がいいお医者さん探すからさ。
たとえ治ったとしても君の期待には応えられないよ。
優しいなサショーさん。
本当に優しいよ。
俺の誘いを断るために俺を傷つけまいとしてわざわざ自分の秘密を明かしてくれるなんてさ。
《俺の誘い?》《ひょっとしてヤルデンテくんって…》でも違うんだ。
間違いなんだよ。
えっ?いや俺も慌ててたからさまさかあの手紙をサショーさんのあの籠に入れちゃってたとはなあ…。
本当は別の人に渡したつもりだったんだ。
いや…でも俺以外にあそこにいたのは…。
そうだよ。
俺はあの手紙をチェリートくんに渡したかったんだ。
そっち?えっ?俺が好きなのはチェリートくんなんだよ!えっえっえっ…!?チェリートくん…いたんだ。
あっいや…。
なんかごめん。
だったら改めて言わせてもらっていいかな。
チェリートくん俺は…。
ちょっと待った!その前に教えてほしい。
まさか嫌がらせメールで僕と遥香ちゃんを邪魔したのはヤルデンテくんなの?君が犯人なの?この際全部正直に言っちゃえば?えっヒミコさんまでなんでここに?君は何か知ってるのか?見ちゃったのよあの日。
どこにもいないなって…。
いないいないいないいない。
侍なんかいない。
いないとか言っちゃわないでよ。
(川本)言うよ。
ってかねってかねスペアさんもっといい人いっぱいいるって。
だから気がついた。
ヤルデンテくんのあんたへの思いを。
だからあんたなんか大嫌い!でもチェリートくんもそんな卑怯なまねする男なんて嫌いだよね?ね?その時はさなんであんな事したのか自分でもよくわからなかったんだよ。
気がついたら指が動いてたっていうかさ…。
ごめんねチェリートくん。
謝って済む問題かよ!?あの日遥香ちゃんがどれだけ傷ついたか!僕がどれだけ悲しかったか!そうだよね。
俺は君を好きになる資格なんてないよな。
友達としても失格だ。
本当にごめん。
えっ!?み…みんないたの?全部見てたの?
(翔馬)今日は皆さんに大変おめでたい報告があります。
土日の合宿研修でクラス内で2組のカップルが成立し新たに4人の卒業が認められました。
はい拍手!
(拍手)そしてさらに新入生として新たな仲間が加わる事になりました。
新入生?さあ岩清水くん。

(岩清水叶)岩清水でーす。
あ…先生聞いてますよ。
ここあだ名で呼び合ってるんですよね?あだ名王子でいいっすか?《王子?》《なんなの?こいつ》いや自分普段からそう呼ばれてるもんで。
岩清水くん余計な事は言わなくても。
いいんすよ。
俺隠し事嫌いだし。
まあとにかく俺におかしなまねしないほうがいいっすよ。
なんせ俺の親父総理大臣なんで。
総理の息子…。
童貞!?
(岩清水)俺を怒らせるとまずいんすよね?校則も馬鹿馬鹿しいっすよね。
出てけよ。
先に誘ったのは私なんだけど。
(益美)男として過ごします。
(岩清水)童貞は誇りなんだ。
(翔馬)ここに来て人を好きになれた。
何をしてても君を思い出してしまうんだよ。
2017/11/11(土) 23:05〜23:59
ABCテレビ1
オトナ高校 #4/性を学ぶ地獄合宿!?急展開の混浴パニック&童貞部長の衝撃告白![字]

「体位の実演」の授業でチェリート(三浦春馬)がスペア処女(黒木メイサ)を意識するようになった矢先、強化合宿が敢行!ラブホ社会科見学の後、三つ巴混浴パニックに…?

詳細情報
◇番組内容
政府が少子化問題に歯止めをかけるべく「30歳以上で性経験のない男女は、公的機関“オトナ高校”で第2の義務教育として性を学び、童貞・処女を卒業すべし!」との法案を成立させた。東大卒のエリートでありながら実は童貞の荒川英人(三浦春馬)は突如、“オトナ高校”へ入学する羽目に…。拒否すれば逮捕・服役だと告げられ、強制入学させられた英人に、どんな試練が待ち受けるのか!?恋に不器用なオトナの学園コメディー!
◇出演者
三浦春馬、高橋克実、竜星涼、松井愛莉、山田真歩、夕輝壽太・正名僕蔵、黒木メイサ
◇脚本
橋本裕志
◇演出
瑠東東一郎
◇主題歌
高橋優『ルポルタージュ』(ワーナーミュージック・ジャパン/unBORDE)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)
【プロデューサー】貴島彩理(テレビ朝日)、松野千鶴子(アズバーズ)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/otonakoukou/
☆Twitter
 https://twitter.com/otona_koukou/
☆Instagram
 https://www.instagram.com/otona_koukou/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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