「Google Home Mini」(以下、Mini)が家に来てから約3週間。今日は「ねぇ Google、音楽をかけて」のお話です。
Miniに「ねぇ Google、音楽をかけて」と頼むと、あらかじめ指定しておいた音楽ストリーミングサービスの音楽を流してくれます。
Google Homeが日本でサポートする音楽ストリーミングサービスは今のところ、「Google Play Music」と「Spotify」だけです。そして、日本ではGoogle Play Musicは月額980円のサブスクリプションに入らないと使えません。
この連載で7月に書いたのですが、私はGoogle Play Musicを使っています。そして、Miniでの音楽再生はChromecast Audioを接続したBoseのスピーカーから音を出すように設定してあるので、「ねぇ Google、音楽をかけて」と頼むと「Chromecast AudioでPlay Musicから音楽を再生します」と答えて音楽が流れ始めます。
で、わりと自分好みの音楽が流れるので気に入ってます。ところが、最近Google Homeを買った人が「音楽をかけて、と頼むとJ-Popのヒット曲ばかりでつらい」と言うのです。
たぶん、「音楽をかけて」で再生されるのは、Androidアプリで表示される「Feeling Lucky」ラジオなんだと思います。
上図にあるように、このラジオは「音楽の好みから作成」されます。つまり、2015年9月に加入してからずっと地道に気に入った曲には「サムズアップ」を、嫌いな曲には「サムズダウン」を付け続けた成果が、ここで得られたのでした。
最近は家でMiniにGoogle Play Musicの音楽を流してもらうことが多いので、口頭でもサムズダウンできるといいのですが、残念ながら日本ではまだできないのでした。英語なら音楽がかかっている間に「I dislike this song」または「Thumbs down」と言えばその曲はかからなくなるんですが。
音楽再生だけでも日本語と英語で下図のように、できることに大きな差があります。ローカライズに、素人には分からない苦労があるのかもしれませんが、一時停止くらいはできるようになってほしいです(電話がかかってきたときに好きな曲が流れているのに「ストップ」と言うと次に再開したときには違う曲になってしまう)。
最後に音楽以外で最近感心したことを1つ。何か質問して、それに答えてもらってから「ねぇ Google、もういっかい」と頼むと「繰り返します」と言って、もう一度同じことを言ってくれます。
しかも、「もういっかい、ゆっくり言って」と頼むとゆっくり言ってくれます! 先日電話番号を聞いたときに助かりました(Android端末で探せばそのまま電話できるんですけども、家では基本的に固定電話使うので)。
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