日本ハムの大谷翔平選手が11月11日、都内で記者会見を開き、来シーズンから大リーグに挑戦することを正式に表明した。
会見内で「いちばんの選手になりたい」と語った大谷選手。投打の“二刀流”でプレーをし、記録のみならず、プロ野球を盛り上げた「日本球界の宝」だった。
その伝説的な記録をあらためて振り返ってみる。
1. 高卒3年目で年俸1億円の大台到達
2014年に大谷選手は、年俸3000万円から7000万円増の1億円でサイン。高卒3年目での1億円の大台到達は西武時代の松坂大輔投手以来、プロ野球史上2人目である。また、翌年は1億アップの2億円で更改。2007年の日本ハム・ダルビッシュに並ぶプロ野球史上最速タイ。
2. 投手として通算本塁打48本
大谷選手の日本プロ野球の通算本塁打は48本。投手としての本塁打記録は金田正一さんの38本だったが、大きく越し、歴代一位になった。
3. 史上初の10勝100安打20本塁打を達成
2016年には日本プロ野球史上初となる「10勝100安打20本塁打」を達成。解説者などから批判もあった二刀流を見事成就させた。
4. NPB所属にも関わらず、MLB「最も興味深い50人」に選出される
2016年と2017年の2年連続で、ニューヨーク・ポストの「MLBで今年最も興味深い50人」に選出された。日本球界(NPB)でプレーしているにも関わらず、MLB注目の人物として選出されるのは極めて異例のことだった。
5. ベストナインで史上初の投打でW受賞
2016年のプロ野球ベストナイン。大谷選手は「投手」と「ベストDH」で史上初の“二刀流受賞”を達成した。同年、最優秀選手(MVP)と日本プロスポーツ大賞も受賞している。
6. 松井秀喜に続く2人目の「東京ドームに消えた打球」
2016年11月13日の日本代表「侍ジャパン」とオランダとの強化試合。7回、代打大谷の高く上がった打球は東京ドームの天井に吸い込まれて、消えた。ドームの特別規定で二塁打に。同様のことを2002年に当時、巨人の松井秀喜が起こしており、史上2人目となる。ボールはその後、無事みつかった
7. 日本最速の165キロをマーク
2016年10月16日の福岡ソフトバンクホークスクライマックスシリーズ第5戦。9回にDH解除をしてリリーフ登板した大谷は、日本球界最速となる165キロをマークした。
2017年11月11日午前11時、大谷選手は正式にメジャー挑戦を表明。大谷の背番号は「11」だ。“1並び”になったが、会見内で偶然であることを明かしている
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