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クオン(うたわれるもの)

しっぽぼーん

PS4/PS3/PSVitaゲーム「うたわれるもの 偽りの仮面」のメインヒロイン。
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CV:種田梨沙
ゲーム『うたわれるもの』の続編『うたわれるもの 偽りの仮面』に登場するメインヒロイン。

概要

雪山で行き倒れかけていた主人公ハクを助け、彼の保護者を自称し行動を共にするようになる。

一人称は「わたくし」。スラリと伸びた長くしなやかで毛並豊かな尻尾と、
白いモフモフの毛で覆われたケモミミがチャームポイント。
面倒見が良く、快活で健啖。感情表現豊かで驚くと尻尾の毛がバクハツしたように逆立つ。
薬師の心得もあり、作る薬は傷には染みるが効能は確かなもの。
アニメでの大好物はいなり寿司(のようなもの)
横にガリと端しょうがらしきものも添えられていた。
トゥスクル出身でかつてハクオロに仕えていた者達によって育てられていた。苦手なものはアルルゥとカミュ。(過保護過ぎるため)

ユニットとして

近接攻撃を得意とするアタッカーにして、薬草を用いた回復を使いこなすヒーラーでもある。
今作では回復手段を持つユニットが豊富なこともあって、前作のエルルゥほどヒーラーとしての重要性は高くないものの、行動順が速いことから扱いやすく、レベルが上がると苦無を用いた射程攻撃も可能となり、アタッカーとして非常に頼れる存在となる。
ZOCを無視する勇気の瞳、周囲の味方の気力を上昇させる気合浸透なども便利だが、物理防御の発動率が低いので前衛として過信は禁物である。
術に対しては非常に高い耐性を持つため、術士系の敵をいち早く仕留めに行く用途には最適。
二人の白皇では明らかになった出生に由来する新たな能力が追加。「四神変転」は属性である神が変転していくもの、初期である土神では不利である風神の敵に対しては変転した水神属性で倒せばいい、というように無属性、闇神、光神以外の四神の敵に対してはオールラウンドに戦うことが可能。

関連タグ
うたわれるもの
偽りの仮面
ケモミミ









ネタバレ注意!!

双子の少年たちを連れて酒に酔い彼女の名を口にした鋭い眼光の男、ハクオロに近しい者達によって育てられたことなどいくつかの出生にまつわる要素は作中にちりばめられており、明言はされないものの前作のプレイヤーなら彼女の両親と正体を自ずと理解できるようになっている。
つまりはエルルゥアルルゥの姉妹とは先祖を跨いだりとかなりややこしい関係ではあるが一応は親戚とも言える。

今の世界に生きるヒト達は通常は母系遺伝であり、戦闘系の部族であっても両親のうち父親だけが戦闘系の場合は母親の性質が継がれる。そのために戦闘系の部族であるエヴェンクルガ族は女性が里を出るのはエヴェンクルガの血を残すためという使命を帯びていたりする。前作ではそれ故にエヴェンクルガである祖父の形質が継がれず戦闘系の資質が無いシャクコポル族の性質が継がれたためにコンプレックスに苦しむ者もいた。

クオンの場合は一見、外見こそは母親に近しいものだが、例外的に父親の性質を色濃く継いでいることが終盤に判明したりと本質的にはかなりおっかない存在である。人体発火、人体凍結、人体腐敗、触れずに人体を爆散させたりとした人体への干渉能力、飛来してきた無数の矢を一瞬で燃やし尽くし、都市の一区画を一瞬で消し飛ばしたりなど明らかに父親の素質が表れている。この能力を行使している時は瞳が明らかにヒトでない異形のものとなっている。ハクがクオンにしばかれた際に禍日神(ヌグィソムカミ)呼ばわりしているのもあながち間違いではない。

二人の白皇ネタバレ注意!!

本作はクオンがトゥスクルに帰還してから始まる。前作エピローグにて決して使うべきでなかった『力』を解放してしまったために、十日も寝込み目覚めても一時的に記憶を失っていた。

オボロらトゥスクルの面々は最初は誤魔化す方針だったが、不意に記憶を取り戻し黙って居なくなることを危惧したクロウが敢えて刺激することで、記憶が復帰する。
前作でその身分をうかがわせていたが明言される。彼女はトゥスクルの女皇(みこと)、即ち祖皇たるハクオロユズハの娘である。

母であるユズハを死に追いやった「身体中のオンカミが互いにいがみ合う」病も引き継いでしまっており、過去に大熱を患ったこともあるらしいが、今は収まっている。これをトゥスクルの面々はクオンの血が病を抑えつけているだけで、安静にしないと再発する恐れがあると彼女に釘を差している。しかし実際はその身に宿る『力』によって既に駆逐されており、こちらはまだクオンには伏せたままである。
記憶を取り戻すやいなやすぐにヤマトへと赴こうとするが制止される。トゥスクルからしたら戦争を仕掛けてきたヤマトは今や敵国であり、再び攻めて来られないためにも帝の崩御で起きた内乱に乗じて攻め落とすことが決定していた。

当然反発するクオンだったが、親友のアンジュを襲っている状況を知り、自分一人が戻ったところでどうにもならないと知る。そこでアンジュや友として仲間として迎えてくれたかつての隠密一行を助けるため、トゥスクル女皇としてヤマトへ進軍することを決めた。例え裏切り者と罵られようと、敵対しようとも彼女らの命を救うために。
OPムービーでは二十年近く前にかつて国ごと全て壊滅したはずのアヴ・カムゥの肩に乗っていることが確認できるが、これはトゥスクル軍が正倉院地下に封印していたものである。

ヤマトによりデコポンポの死の真相が偽られ、窮地に立たされるエンナカムイに、クオンとしてではなく顔がはっきりわからない衣装の「トゥスクル皇女」としての姿で現れる。
エンナカムイを戦乱に巻き込まないため、アンジュの心を折るべく終始高圧的な態度で侮蔑的な言動をとり、力の差を見せつけるように一方的に叩きのめし、(ハクの死の真相をこの時点の彼女は知る由もないがゆえの誤解ではあるが)これを止めに入ったオシュトルハクを見殺しにしておきながら「友」と言った事に激昂、オシュトルをその圧倒的な力で痛めつける。

折れたアンジュに、オシュトルは怪我を負いながらもハクの言葉を『真似た』激励を飛ばし、それによってアンジュは再起する。
その際にオシュトルが漏らした一言で、クオンはその正体を察して動揺。

その間に再度立ち上がり、さらに突如空から降ってきたカルラの大剣を手にしたアンジュによって逆に劣勢に立たされる。
結果、アンジュの覚悟とエンナカムイの参戦を認め、支援物資を置き土産にエンナカムイを後にする。

そして、ベナウィとクロウの親心によって送り出され、「クオン」として仲間たちの元へと戻ることになる。

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