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福井4年ぶりに制服刷新 えち鉄アテンダント
えちぜん鉄道(福井市)のアテンダントを題材にした映画が来秋公開に向けて制作されるのに合わせ、えち鉄は十一日から、アテンダントの冬用制服を刷新する。映画の撮影には、この制服が使われる。同社の担当者は「地元の慣れ親しんだ制服が映画に出ることで、鉄道やアテンダントを身近に感じてもらえるのでは」と話す。 刷新は四年ぶり。当初は来年変更する予定だったが、映画の撮影に合わせて、一年前倒しした。えち鉄のイメージカラーの一つ、青色のジャケットに水色のスカーフ、黒色のタイトスカートと帽子を合わせた。今季は来年春ごろまで着用する。 今年四月に入社したアテンダント、奥田恭加さん(22)は「今の制服よりも大人っぽい印象。お客さまに信頼してもらえるように成長していきたい」と意気込む。 映画「ローカル線ガールズ~私、故郷に帰ってきました~」はタレントの横澤夏子さん主演で、十四日にクランクインする予定。 現在、えち鉄のアテンダントは二十~四十代の女性十一人で、勝山永平寺線と三国芦原線の電車に乗り込み、乗車券の販売や乗降補助などをしている。現在、女性二人を募集しており、営業開発部長の佐々木大二郎さん(41)は「映画で取り上げてもらうことで、アテンダントをやってみたいという人が増えてくれたら」と期待を寄せる。(問)えちぜん鉄道管理部=0776(52)8888 (鈴木啓太)
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