救い 命 愛 希望 夢 愛 永遠

疲れてしまった。












話はそれで終わるのですが、たった7文字ではみなさん文脈もわからないでしょうし、退屈するでしょうから、何か文章でも描いてみることにします。
セックス中に泣いたことがみなさん(女性)はありますでしょうか。
それは気持ちいいから、という理由での涙ではなく、もっと違う、別の何かの涙です。
「別の何か」とは表現したものの、私はその「何か」の正体をよくわかっていました。

「あはは、私、付き合ってもくれない男に、ただの性欲処理器としてしか見られないで、異物を内臓に挿入されているんだ。そんなことができるようになっちゃったんだ、あはは、あはは……はは…」


気付いたら涙の粒がどんどん増えました。
こんな風になるはずじゃなかったのに。私はこの男にさっき、まともな恋愛がしたかったなぁ、今からでもできるかなぁ…って、(おそらく客観的にみると諦め気味に)そんなことを話した女に、男は抱けてしまうんだ。いや、抱くんじゃない。人間の体を使ってオナニーすることができてしまうんだ。って。

こんな内容、20歳とか、10代の女男の子達には読んでほしくないなぁ。
でもこういう風に虚無感に覆われて人の心がわからなくなっている女がいるということ。自分の心すらわからなくなっている人間がいる。そういうことを知ることができるだけでも、有益な情報かもしれない。
私は当時、知らなかった。


私は昨日深夜、渋谷の近くのビジホに泊まっていたから、屋上のあるビルを探していた。
飛び降りれそうなビルを探していた。
でも結局理想とするビルは見つからなかった。

求めていたものは渋谷にはなかったらしい。


死にたい。とにかく死にたいと思いながら、今日も夜をさまよい歩き続けた。でも知らない男とのセックスは怖いからできなかった。知ってても付き合ってもいない男とのセックスは怖かった。私はもうセックスが怖くなった。猿と同じオーガズムを求めただけのセックスが怖くなった。気持ちいいと思う性感帯はきちんと体にあるし、それを受診する脳の役割もきちんとある。でもそういう話じゃない。自分を悲しませて喜んでいる自分がいることにある日気がついた。
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悲しむセックスをすることを趣味だと主張する自分こと、わたし。
悲しむセックスをすることを自傷に例える自分こと、わたし。
2つのわたしがいて、悲しんで泣いているわたしのことをわたしが笑っていて、そんなことをしといて自傷だなんて言ってるけど結局やりたいことやりたいだけじゃないと笑うわたし。

普通を求めて、でもわたしはきっと無理だろう。
だからいい男が目の前にいても、わたしは地雷アピールを笑いながらしてしまう。
「わたしは精神障害者なんだよね。手帳もあるし、映画が1000円で見れるし美術館とかタダなんだよ!笑 ケッコー便利でさ〜。んで年金ももらってんの。え?あー月6万くらいかな。まぁ生活の足しにはなる感じ。一応貯金はしてるけど。これがなかったら生きてけないからねー笑 あはは」
もちろん平気じゃない。平気なふりして、笑いながら話す。「便利だから取得してるだけで、更新手続きをやめればいつでも障害者なんてやめられるんだよ」って。

でも平気じゃないんだよね。「やめなよ、辛いのにどうして平気なふりをするの、そうやって自分から男に気味悪るがられることをするの」そう思う自分がどこかにいる。ものすごく遠くか、または心の奥底か。

ホテルへ向かう途中カッターを買おうと思って忘れたのを今思い出した。
ティンダーで連絡が来た男はすぐに「セックスどこでする?年上好きなんだよねー」ときた。わたしは「しない。帰りな。」と送った。
ご飯が一緒に食べてくれる人が欲しかった。
仕事以外の生活の中で、何を救いに生きたらいいかわからなかった。
男を救いにしてはいけない。そう教わった。
わたしは結局インターネットにこのブログに救いを求めるようになった。イラストに、ドラッグをやってる若者のイラストを描くことに救いを求めた。

でも声は聞こえない。対話はできない。顔も見れない。愛もない。憎しみもない。

救いってなんなんだろう。
わたしは何も望んではいないけど、望むとしたら無償の愛と、語りかけの言葉と。ビンタでもいい。

最終的に救いは死なんだろうと結論づいた。でも死ぬ覚悟がまだ持てなかった。いろんなものを残したままにして、やりたいこともほったらかして死ぬのは、わたしにはまだできなかった。勇気がなかった。捨てる勇気が。


フリーセックスと書かれた看板でも持って街を歩こうか。
あるいは三島由紀夫みたいに腹を切って。



この仕事の滞在中お金がすっからかんになった。なぜだろう。交通費しか金は使ってないし、それはカードで支払ったはずなんだけど。飲み代かな。

死にたい。
誰か殺してくれないだろうか。生首を海に還して欲しい。