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東京大改造

東京駅復元から5年、目玉の大広場も12月完成

2017/11/10

南西側から見た東京駅丸の内駅前広場。11月8日に撮影(写真:日経コンストラクション)

 東京駅丸の内駅舎が1914年の創建時の姿に復元されてから5年。予期せぬトラブルで工事が遅れていた駅前広場も、ついに12月に完成する。

 東京駅丸の内駅前広場は12月7日に完成し、全面供用を開始する予定だ。整備を担う東京都とJR東日本が11月7日に発表した。事業費は約66億円で、都が27億円、JR東日本が39億円をそれぞれ負担する。総面積は約2万4000m2。

南側から見た丸の内駅前広場。11月8日に撮影(写真:日経コンストラクション)
北西側から見た丸の内駅前広場。11月8日に撮影(写真:日経コンストラクション)

 広場の設計者はジェイアール東日本コンサルタンツ。施工者は鹿島で2014年8月に着工し、当初は17年春に完成する予定だったが、現場の地下に過去の工事で使われた土留めが残っていた影響で工期が延びた。
(関連記事:予期せぬ埋設物で完成延期へ、東京駅丸の内駅前広場

安藤 剛日経コンストラクション

点検はしたけれど… ──2017年11月13日号を公開しました

2014年7月に橋やトンネルなどの定期点検が義務付けられて3年が過ぎた。5年に1回の点検なので、来年度で1巡目が終わる。2巡目に向けて見直しを求める声が相次ぐなど課題が山積だ。深刻さを増すインフラ老朽化問題にどう向き合うべきか。
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