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中国の祝日・連休を知って仕事の計画を立てよう

ニーハオ!

辣油先生です。

 

中国の企業と仕事をしていると、日本の連休と中国の連休とがずれていて予定通りに仕事が運ばずトラブルになることがあります。

今回はそんな中国の祝日と連休についてお教えしたいと思います。

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2017年 中国の祝日

今年の連休は全て終わってしまいましたが、
2017年の祝日と連休日程を見てみましょう。

  • 元旦:1月1日(日):12月31日〜1月2日の3連休
  • 春節:1月28日(土):1月27日〜2月2日の7連休
  • 清明節:4月4日(火):4月2日〜4月4日の3連休
  • 労働節:5月1日(月):4月29日〜5月1日の3連休
  • 端午節:5月30日(火):5月28日〜5月30日の3連休
  • 国慶節:10月1日(日):10月1日〜10月8日の8連休
  • 中秋節:10月4日(水):2017年は国慶節と連休

 

2018年 中国の祝日

次に来年2018年の祝日を見てみましょう。

具体的な連休の日程は政府から発表があるまでわかりません。

  • 元旦:1月1日(日):3連休
  • 春節:2月16日(土):7連休
  • 清明節:4月5日(火):3連休
  • 労働節:5月1日(月):3連休
  • 端午節:6月18日(火):3連休
  • 中秋節:9月24日(月):3連休
  • 国慶節:10月1日(日):7連休

 

中国の祝日はほとんどが旧暦

中国でも普段の生活は私たちと同じ西暦(グレゴリオ歴)なのでトラブルが発生することはありません。

しかし、国が違うので当然祝日も違うのは解りやすいですが、中国歴や農暦、陰暦と呼ばれる旧暦の日付での祝日になるので毎年祝日の日付が変わることに注意が必要です。

中国での祝日は基本的に3日間か7日間の連休になっていて、官公庁、学校、多くの企業が休日を取ります。

そして、具体的な日程は年末に翌年の連休カレンダーを政府が発表することになっています。

 

特に気をつけたいのは春節と国慶節

中国の祝日の中でも特に気をつけておかないといけないのが春節と国慶節です。

どちらもお休みに入ると1週間以上の大型連休で、日本で言うところの年末年始やお盆休みのようなものです。

中国へ出張に行かれる方はほとんどが製造に関わるお仕事だと思いますが、春節や国慶節の期間中に動いている工場はほとんどありませんので、工場での製造日程などに春節や国慶節が近かったり含まれているときには注意しましょう。

 

春節は日本の年末年始休みが終わった後の1月末〜2月上旬になりますので、お互いのスケジュール調整が大事になってきます。

また、春節と国慶節の後には連休を期に工場労働者が他の工場へ転職してしまう事が多いです。

休み明けは人不足になって予定通り製造が進まないということもよくありましたのでこの点も注意したいところです。

 

大型連休である春節と国慶節は日本をはじめ中国からたくさんの旅行客が海外旅行に訪れます。

期間中と前後の1週間程度は飛行機の運賃も割高になりますし、座席の予約も取りにくい状況になりますので注意しましょう。

 

祝日の種類

中国に住む方々とって祝日は非常に大事な日です。

意味を知っておけば、お互いに理解しあって仕事がしやすいと思います。

 

元旦

元旦は西暦の1月1日を祝う日です。

中国でのお正月は旧暦の春節、つまり日本で言うところの旧正月が本番です。

連休にはなりますが、お正月ムードはまだありません。

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春節

旧暦の元旦です。

街なかは春節の前後もお正月ムードがあって、飾り付けやビールのパッケージなどが金ピカになります。

また、古い風習だそうで若い人はあまり買わないとのことですが、赤色もお祝いの色でスーパーの下着売り場にはお正月用の赤い下着などがたくさん並びます。
王老吉と加多宝という中国で人気のドリンクはこの春節の街中のような赤色と金色のおめでたいイメージが人気の秘密というわけです。

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清明節

日本でも春分、夏至、秋分、冬至などがカレンダーに記されていますが、これは二十四節気(にじゅうしせっき)という1年を24等分して名前をつけたものです。

日本では春分が祝日になっていますが、中国では春分の次の節、清明の日が祝日になっています。

清明節の連休を利用してお墓参りをするのが中国の習慣なのだそうです。

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労働節

労働節はメーデー(レーバーデー)のことなので、西暦の5月1日が祝日になります。

中国の他にも80カ国以上で祝日とされています。

日本ではゴールデンウィークとの兼ね合いや勤労感謝の日という趣旨の似ている日が存在しているため今のところ祝日とする動きは頓挫しているようです。

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端午節

旧暦の5月5日が端午節になります。

日本でも『端午の節句』として知られていますが鎌倉時代ごろから『子どもの日』『男の子の日』として独自の習慣へと発展したようです。

中国でも端午節にはちまきを食べる習慣がありますが、日本のような甘いお餅のちまきではなく、いわゆる中華ちまきと呼ばれるおこわのようなものです。

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国慶節

国慶節は中国の建国記念日です。

国慶日とも呼ばれ、西暦での10月1日が祝日です。1949年10月1日 天安門広場で毛沢東が中華人民共和国の建国宣言をしたことに由来しています。

春節と同じく大型連休となり、日本へも多くの旅行客がやってくるのもこの国慶節の期間です。

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中秋節

旧暦の8月15日が中秋節です。

日本でも中秋の名月、十五夜としてお月見をする習慣がありますよね。これは中国から伝来した習慣だそうです。

日本でお月見といえばお団子ですが、中国では月餅を食べる習慣があります。

中秋節が近くなると月餅は企業や個人で贈り合い、お歳暮のような習慣になっています。(上海ではそうでしたが、地方に行くと風習が違うかもしれません。)

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以上、中国の祝日、連休についてでした。

食事の時の話題にもしやすいので、各地方の習慣などを聞いてみれば話も盛り上がると思いますよ。

 

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