イクラ いくら
唄い手
元・母子間虐待&イジメ被害児。
現実のひとつを伝えたい一心で壮絶な過去を唄に変え、ミニギターとピアノを武器にステージに立つ。
アダルトチルドレン・アダルトサバイバーのシンボルマーク「サバイバーズスター( http://survivorsstar.net/ )」提案者。
- 音楽・芸術関係者
- 人権・平和
イクラのプロフィール
■職歴・経歴
幼少期より保育士の母から虐待を受け、小学校では6年間イジメに遭い、隙間を縫うように従弟からは性被害を受ける。
高校卒業を機に役者になる夢を追い掛け実家を飛び出し、京都・東京でそれぞれ2年間事務所に所属し演技を学ぶ。
2001年夏、虐待(医療ネグレクト)の後遺症で右下半身半麻痺状態に陥り、医師に不治の判を押され、夢への道を絶たれる。
その時偶然数日前に購入したミニギターが目に留まり、独学のみで一週間で唄を創ったのをきっかけに駅前や路上で唄い始める。
2005年春、ミニギターを相棒に代々木公園で唄い出し、過去を綴った作品が評価を得る。
以後さまざまなライブ、イベントに出演し、その度に「児童虐待は知られていない」という現実に直面。せめて自分だけは伝え続けたいと決意するも、同年、またも虐待の後遺症により呼吸器の異常が発覚。唄うのは無理と医師に宣告される。
断腸の思いでステージを降り一年ほど治療に専念するが、「完治はしません」の言葉で開き直り復活、翌年結婚。
2009年夏、長女を出産。
2012年秋、長男を出産・
2014年6月、アダルトチルドレン・アダルトサバイバーのシンボルマーク「サバイバーズスター( http://survivorsstar.net/ )」を提案、発表。
不治の右脚と呼吸器を抱えつつ「いつか死ぬなら唄って死にたい」と、人権や児童虐待関連のイベント・シンポジウム・学校や地域主催の講演会、ワンマンライブ等様々な場所で、被虐児の目線のまま真っ直ぐに「命」を唄い伝え続けている。