アグリツーリズモ「Villa Tiboldi」には、素敵なレストランがあります。宿泊客はもちろん、食事だけのために山道を上がってくる方も多いんだそうですよ。
今宵は、そのレストランで「白トリュフづくし」のディナーをいただきます。
「こんなにかけちゃっていいの?」テーブルの上がトリュフ祭りじゃ!!
「19:30以降なら何時でもいいよ」と言われていたので、もちろん19:30にレストランに向かいました(笑)。
レストランも、とても素敵です。
広いワインセラーの中にもテーブル席がありました。
ここでワインのテイスティング会なんかやるのかもしれませんね。
さっそく席に着き、渡されたメニューを見ると・・・。
ありました。今日のお目当て「MENU' DEL TARTUFO BIANCO D'ALBA 」。TARTUFOはもちろんトリュフ、BIANCOが白、つまり「白トリュフづくしのコース」です。
実はこのメニュー、女性側には値段が一切書いてありません。男性が払うのが当たり前なんですね~。男性って大変(笑)
★赤ワイン(バローロ)
お料理に続いてワインのオーダーです。
ソムリエさんに「今日の料理に合う赤ワインは?」と尋ねると、「併設のワイナリーで作ってるワインも合うし、もちろんバローロはどれも素晴らしいよ。」と言われ、ちょっとお高いけどバローロにしました。あまり古いワインだと白トリュフの香りを消してしまうので2010年くらいのものが良いというアドバイスをもらったので、2010年を選びました。
バローロといっても相当な品揃えでしたが、選んだワインが大正解。すさまじく美味しかったです。
★クリスピーポテト
こちらはアペリティフ、メニュー外なのでトリュフはのっていません。お腹の準備のために優しいお味です。
ではお待ちかね。
次からは、白トリュフがたっぷりのったお料理がどんどん運ばれてきますよ。白トリュフ削りまくりです。
★ビーフタルタル ~白トリュフのせ~
ビーフタルタル、生肉です。ユッケみたいな感じ(笑)。
ビーフタルタルの上にトリュフをのせて食べる、これは白トリュフの定番の食べ方らしいです。
★ポーチドエッグ ~白トリュフのせ~
超トロトロの卵に白トリュフが抜群に合うんです。
いや~、食べ終わるのが悲しくなるくらい素晴らしかった。
卵を崩してみると、濃厚ですね~。
ヨーロッパの卵って黄身の色が薄くてあまり美味しそうに見えないんですが、ここのは日本のスーパーで売ってる卵より濃い~黄身でした。
ポーチドエッグや目玉焼きにかけるのも、白トリュフの定番の食べ方らしいです。
★tajarin(パスタ)~白トリュフのせ~
他のお料理は白トリュフをのせた状態で提供されますが、パスタは目の前で白トリュフを削ってくれました。
「好きなところで止めてね」って、夢のようです。
白トリュフはグラム売りで、かけた量によって値段がかわるところが多いんですが、ここではコースの価格にトリュフ料金が含まれているので、安心して好きなだけかけてもらうことができます。
パスタは自家製の生パスタでした。tajarinという細い、この地方特有の麵です。白トリュフを味わうために、味付けはバターだけです。
★ステーキ ~白トリュフのせ~
パスタの量が多くて、この時すでに結構お腹がいっぱいだったんですが、メインのお肉の量もすごい。普通なら一切れだよね、って思う所ですが倍の二切れありました。
ソースが醤油ぽくてさっぱりしていたので、何とか食べきりましたが、それにしても苦しい。
★パンナコッタ ~白トリュフのせ~
デザートまでトリュフがのってます。
★焼き菓子
さすがにこちらにはトリュフはのっていませんでした(笑)。
とにかくお腹がいっぱいすぎて、お茶も焼き菓子もギブアップ。
一回の食事でこれだけ白トリュフを食べることは、この先もう無いんじゃないかと思いますが、ホントに堪能しました。今後、白トリュフを食べる機会があったら、
なんて、語ってしまうちょっとイヤな人になってしまうかもしれません(笑)。
さて、今日のお食事「気になるお値段は?」というと、
ワイン込みで1人3万円
くらいです。
贅沢させてもらいました😃。