長嶋さん「日本の野球が弱くなる可能性」を危惧…故郷・佐倉市での野球教室は盛況
長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督が4日、故郷の千葉県佐倉市にある長嶋茂雄記念岩名球場で開催された「第4回長嶋茂雄少年野球教室」に元気な姿で参加。イベント後の囲み会見では、「日本の野球が弱くなる可能性がある」などと野球をやる少年少女の減少傾向を危惧した。
晴天下でのイベントには佐倉市内の少年野球20チーム484人のほか、巨人OBらが定期的に少年野球教室を開いている東日本大震災の被災地、岩手県宮古市の選手20人もグラウンドで一緒に指導を受けた。長嶋氏も時折自らバットを手に子供たちへの熱血指導を行うなど、「天候も良くて、中には女性もいて、それがみんな野球がうまいんだ。(参加者は)4年間で一番多かったんじゃないかな。もっともっと野球を楽しんでほしいね」と納得の様子だった。
一方で長嶋氏は「(少年少女が)ややもするとサッカーの方向へいく。それじゃ、日本の野球は弱くなる可能性がある。子供でも男でも女でももっともっと野球を好きになってほしい。高校野球、中学校、ここにいる小学校5、6年生たちに、僕らの指導で『野球はいいもんだ』と思ってもらい、野球そのものを盛り上げたい」などと訴えた。
この日の野球教室には長嶋氏が監督時代に指揮した中畑清氏、松本匡史氏、角盈男氏、西本聖氏、定岡正二氏、篠塚和典氏、元木大介氏の巨人OB7人も加わり、少年少女たちを指導した。
関連ニュース
デイリーペディア
編集者のオススメ記事
野球最新ニュース
もっとみる正力賞にソフトバンクのサファテ
"
ヤクルト ドラ2大下、完璧リリーフも三菱重工広島は8強ならず
侍Jの4番 西武・山川「プレッシャー、責任から逃げない」国際舞台へ覚悟示す
プロ野球日本代表、合宿スタート
侍Jが合宿スタート、阪神・石崎はブルペンでアピール 中継ぎでフル回転か
"
日本ハムの大野、FA権行使表明
"
日本ハム・西川が7年目でGG初受賞「春先から目標にしてきた」
日本ハム・大野がFA権行使を表明 球団の残留要請に「悩んでいる中での決断」
"
日本ハム・大谷、右足首手術後初のジョギング、ネットスロー「問題なくできた」
"
ゴールデングラブ賞発表
"
巨人は菅野、小林、坂本勇の3人がゴールデン・グラブ賞
日本ハム宮西、残留表明一夜明け「きっぱりスッキリした」 残留喜ぶメールも殺到
"
侍ジャパン稲葉監督「勝利主義」を明言 全体ミーティングで
"
中日・谷元、FA権行使せず「地元で骨うずめる」
"
ソフトバンク・五十嵐、FA権行使せず残留へ 秋季キャンプに合流