Twitterの文字数制限が一部の言語を除いて2倍に緩和されたことを受け、ドイツの官僚らが喜びの声を上げている。ドイツ語は長い単語が多いが、特に官僚らは舌の回りにくい長たらしい単語を生み出す才能で知られている。
米Twitterは11月7日、同社のメッセージングサービスの大半のユーザーを対象に文字数制限を140文字から280文字に拡大すると発表。ユーザーからの反応は、喜びの声と残念がる声が入り混じった。
このニュースを受けて、ドイツの法務省は翌8日朝、「これからは牛肉表示監督責任の委任に関する法律についてツイートできる」とコメント。
この法律はドイツ語で「Rindfleischetikettierungsueberwachungsaufgabenuebertragungsgesetz」と呼ばれる。
またミュンヘン警察は「これでようやく、フォークリフト運転手の事故について略語を使わずにツイートできる」とコメント。ドイツ語ではフォークリフト運転手を「Niederflurfoerderfahrzeugfuehrer」という。
一方、政府報道官のシュテフェン・ザイバート氏は「簡潔さは才能の姉妹」という劇作家アントン・チェーホフの名言を引き合いに出し、今後も簡潔なツイートを心がけるとの方針を表明している。
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