彼らが懸命に頑張る姿を紹介したい
パイロンとは、工事現場などに置いてある赤い三角コーンのことだ。
彼らはなにげなくそこに立っている訳ではない。使命があってそこで働いているのだ。 彼らのがんばる姿を紹介します。
1976年茨城県生まれ。地図好き。好きな川跡は藍染川です。
前の記事:「オリオン座、下から見るか、横から見るか」 人気記事:「マクドナルドが一斉に閉店した日」 > 個人サイト ツイッター(@mitsuchi) パイロンとは何か赤いたたずまいで道路脇に立っている円錐形のやつ。それがパイロンだ。
パイロン
三角コーンとか、「カラーコーン」というよく知られた商品名で呼ぶ人もいる。
ふだん気にすることもないが、実はたいせつな役割を担って働いている。彼らのがんばりの一端を紹介したいと思う。いや、ぜひ紹介させてください。 パイロンの役割とは彼らの主な仕事は、一時的に立ち入りを制限する、ということだ。
工事現場を守るパイロンたち
分かりやすいのは工事現場のわきにあるパイロンたちだ。
危険の存在を知らせ、自動車を運転する人と工事現場で働く人の両方を守っている。 パイロンの仕事その1
工事の存在を知らせ、運転者と現場作業者を守る。 ただ、パイロンの役割はこれだけじゃない。一見するとなんでそこにいるのか分からないような意外な仕事をしている場合もある。
何かを囲ってるけど、中に何もないパターン
いったい何を守っているか分かるだろうか。ちょっと考えてみほしい。
答えは、このビルの上のほうで窓ガラスの清掃をしているのだ。もしも道具などが落下しても大丈夫なように、歩行者を守っている。つまりこういうことだ。 パイロンの仕事その2
上空の危険から、歩行者を守る。 次のやつはどうだろうか。
広場の真ん中で何かを守っているが、中にも上にもなにもない。
ちかくにビルもないし、窓ガラス清掃じゃない。じゃあ何なのか。 答えは、なかにあるマンホールの蓋だ。周りがオレンジで囲ってあるでしょう。 この蓋の下には消火栓がある。いざ火事となったとき、ここを開けて消火するのだ。ただ、いかんせん気づかれにくいので、上に車を停められちゃうことがある。それを防ぐために、パイロンはここにいるのだ。 パイロンの仕事その3
地下にあるものを、地上から守る。
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