じゃらんnet>じゃらんニュースTOPページ>愛知県>【名古屋】地元民イチオシ!ひつまぶしが美味しい名店9選!老舗の味を厳選
名古屋名物といえば「ひつまぶし」。ご飯の上に刻んだたっぷりの鰻、まずはそのままで。次は薬味と一緒に、最後はお茶やだし汁でお茶漬けのように食べる、これが一般的に知られている食べ方です。
名古屋市内には「ひつまぶし」が食べられるお店がたくさんあります。それぞれのお店が長年守り続けてきた伝統の「ひつまぶし」、鰻の焼き方やタレはもちろんですが、実はその食べ方にもそれぞれのこだわりがあってお店ごとに違います。
今回は、愛知県在住ライターの私が、名古屋に来たら食べてほしいイチオシ「ひつまぶし」を厳選してご紹介します!
記事配信:じゃらんニュース
「ひつまぶし」は、明治6年創業の老舗料理店『あつた蓬莱軒』の登録商標。2代目店主が鰻丼の出前で器が割れないよう木の器(おひつ)を考案、さらに鰻を先に食べてご飯が残ってしまわないよう鰻を細かく切ってご飯と混ぜたところ好評だったので、会席にも出されるようになったそうです。
大きなおひつでご飯をまぜる(まぶす)が「ひつまぶし」の名前の由来とか。お茶漬けを試したところ、こちらも大好評に。おひつも一人用になり、名古屋を代表する名物料理として知られるようになりました。おひつからしゃもじで小分けして食べるスタイルを確立したのが、この『あつた蓬莱軒』と言われています。
創業当時から140年継ぎ足しの秘伝のタレ、新鮮で活きの良いうなぎを職人が数秒でさばき、高級な備長炭の安定した火力で香ばしく焼き上げる技から生まれる伝統の味。全国からこの味を求め行列ができる名店の味、熱田神宮を訪れた際にもぜひ堪能してみてください。
新しくなった名古屋の顔、大名古屋ビルヂングの3階にある『ひつまぶし名古屋備長 大名古屋ビルヂング店』は、愛知県丹羽郡に本店を構える「ひつまぶし専門店」。アクセス抜群!買い物ついでに名古屋名物が堪能できると大人気です。
店名の通り、炭は備長炭を使用。うなぎの産地にはこだわらず、その時期に一番美味しい皮が柔らかく、脂ののった厳選されたうなぎをじっくり焼き上げます。皮は芳ばしく、身はふっくら♪ネギやわさびの薬味との相性も抜群!うなぎの状態によって焼き方を変える職人技が光ります。
愛知県産の最高級たまり醤油を使ったタレ、米は無農薬の長野県産コシヒカリや富山県氷見産コシヒカリ、お茶は静岡県菊川市の深蒸し茶といった、こだわりがつまった「ひつまぶし」。うなぎに合う、日本酒やワイン、焼酎などと一緒に楽しむのもおススメです。
昭和28年(1953年)創業、名古屋城の近くに本店をもつ『しら河』が、名古屋駅から徒歩5分の商業ビル「アクロスキューブ名古屋」にオープン。ふっくら焼き上げたうなぎがぎっしり敷き詰められた「ひつまぶし」が楽しめます。ご飯はお茶碗に約3杯分、しら河自慢のおすすめメニューです。
こだわりの鰻は、時節に応じて取り寄せる特選鰻の中から、ひつまぶしに最適なものを吟味。米は、ひつまぶしに最適な粒の大きさや粘りを探究、品質にこだわった国産銘柄米を使用しています。また、数十年使い続けている秘伝のタレは、個々の素材と鰻の脂や旨味とが調和した絶品の味わいです。
最後の茶漬けにもこだわりが。普通の日本茶ではなく、鰻とタレ、薬味を引き立たせるために、薄味の出汁をベ―スに豊かな薫りを加えた吸茶を使用。こだわりのお茶漬けで締めくくる「しら河のひつまぶし」はいかがでしょうか。
明治32年(1899年)創業、伝統の味を守り続けている「かしわ(鶏肉)」と「うなぎ」料理の老舗料理店。地元の人はもちろん、名古屋を訪れる際には、必ず立ち寄るというファンも多い人気店です。
『宮鍵』の定番メニュー「親子丼」とともに人気なのが「ひつまぶし」。創業当時からの秘伝のタレを使用、絶妙な火加減でふっくら焼き上げた国産うなぎが堪能できます。一膳目はそのまま、または山椒をかけて。二膳目はネギと一緒に。三膳目はネギと山葵(ワサビ)をのせ、お出汁をかけてお茶漬けでどうぞ。これが一般的な食べ方ですが、特別な決まりはありません。お好みの方法で楽しんでください。
地下鉄「伏見駅」から徒歩7分ほど、名古屋駅からも徒歩で約15分という好立地。座席数は約130席、個室も完備されているので、商談や宴会にも利用できます。
『うなぎ よね一』は、地下鉄「伏見駅」から徒歩1分、御園座のすぐ近くに位置する創業約70年の老舗のうなぎ屋さん。国産うなぎにこだわり、備長炭で関西風に直火焼きしたうなぎは、表面はパリッと中はふっくら。自慢の国産うなぎの脂の乗った味わいが楽しめます。
「ひつまぶし」には、(中詰め)4,800円、(松)3,300円、(竹)2,200円の3種類のメニューが用意されています。中でもおススメは、月見とろろが付いている(中詰め)と(松)。1膳目はそのままで、2膳目は薬味とともに、3膳目は月見とろろと薬味をのせて、最後は薬味と出汁でお茶漬けに。なんと、4種類のうなぎ丼が楽しめます。 月見とろろで、より味わい深い「ひつまぶし」が堪能できますよ。※価格は全て税込です
ゴールデンレトリバーとゆったりまったり暮らしています。「犬と一緒に泊まれる宿」にチャレンジ中。愛知県在住。