寒暖差の激しいこの時期は『猫噛み』が多発！！ボンネットバンバンで事故の防止を！！（284日目）

昨日の天気のあれこれの立冬の記事でも触れましたが、寒暖差が激しいこの時期は猫の巻き込み事故（通称猫噛み）が増えているようです～そこで猫の命を守るための対策を考えていきたいと思います～

　　目次

1.寒暖差が激しいこの時期は猫の車への潜り込みによる事故が増加中！！

昨日の天気のあれこれでも紹介しましたが、朝晩と冷え込みが激しいこの季節は、猫がボンネットやタイヤの上に潜り込むことによる事故が増えているようです。特に子猫が犠牲になるケースが多い（約9割とも言われている）との事でした～

headlines.yahoo.co.jp

2.年間で猫の巻き込み事故はどのくらい起きているんだろう(・・?

1年でどのくらい起こっているか調べてみましたが、JAFも具体的に件数は把握していないようです。ただ、猫の潜り込み事例がタクシーの1営業所辺りで年間10件とも言われているので、全国で年間数千匹はありそうです。

☟かなり前ですが、某自動車会社に電話をかけて聞いたみたいです。

引用：本田動物病院（青森県三沢市）　

これはタクシーのみ（全国で27万台）の話ですので、日本の全車両台数（8,100万台）で考えると、軽く1万件は超えていそうですね。

3.どんな車が入り込みやすい？

猫が入り込みやすい場所は、ボンネット・タイヤの上が挙げられます。

ボンネットの場合は、車両の下から入るケースが多いと思われます。最近の車は減ってきましたが、アンダーカバーが付いていない車は入られやすいかもしれません。（雪国では積雪対策でわざと外している＆脱落している車も多い。）

またアンダーカーバーがあっても完全に覆われている訳ではありませんから、そうした隙間の大きい車は入られやすいです。

タイヤの上にも隠れているケースがあります。これがタイヤとボディーの間のタイヤハウスが大きい車の方が入りやすいと思われます。（子猫ならダイヤハウスが狭くても入り込むケースあり）

4.具体的な対策は？

基本的に猫は、朝晩の間の車両から離れた時間帯に侵入すると思われるので、車のエンジンをかける前に一旦ぐるっと回って見てみましょう。またその際にボンネットやボディーをバンバンと叩くと、逃げてくれる可能性が高くなります。（コンコン程度では逃げないことがある。）

近所に子猫が良くいる場合は、ボンネットを開けて確認した方が巻き込み事故は減らせるかもしれません。

5.『大手自動車会社』もボンネットのバンバンを推奨！

#猫バンバン PROJECT MOVIE by NISSAN #KnockKnockCats

最近何かと世間を騒がせている『大手自動車会社』もボンネットのバンバンを推奨しています。時間にしたら10秒もかからないと思うので、エンジンをかける前に是非してあげて下さい。

6.もし猫に怪我をさせてしまったらすぐに動物病院へ。

これは当然ですが、もし猫を巻き込んでしまったら動物病院へ連れて行ってあげましょう。ほぼほぼ助からないと思いますが、もしかしたら一命はとりとめるケースもあるかもしれません。

もし猫が既に息をしていないのであれば、路肩など他の自動車の走行の邪魔にならない所に移動させましょう。感染症などのリスクがあるので、タオルや段ボールなどを使って、極力素手では触れないように対処することも重要です！！

7.巻き込み事故が起きたら清掃が大変！！

これは猫による事故があった後の話なのですが、聞きたくない方はスルーしてください。

元車屋さんである私の経験ですが、巻き込んだ後のボンネットの中は凄まじい血の臭いがしますし、毛の付着があちらこちらに見えます。放っておくと取れなくなりますし、すぐにデイーラーなどの修理会社に持って行ってエンジンルームの洗浄をしてもらって下さい。ちなみに自分でエンジンルームの洗浄をする際には、きちんと電装系を保護してからしないとそのままエンジンがかからないこともあります。

8.エンジンルームの洗浄の相場は？

一般的なエンジンルームの洗浄は5,000円～15,000円程度でしてくれますが、程度によってはそれ以上請求されるケースもあります。また巻き込んだ際に部品を損傷するケースが多いので、それの交換費用も別途必要になります。（ファンベルト・クーラーベルトなどの交換が必要になる場合が多い。）

9.まとめ

最近寒暖差が激しくなり猫の巻き込み事故が増えているようです。猫ちゃんの命を守るためにも『ボンネットバンバン』は是非やって欲しいですね。 

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