こんにちわ、がま君です。
今年の3月にマイルの特典航空券で行ってきた家族旅行について8話連続レポートします。前述の通り、この旅行は、個人的(蛙的)には一つの「転機」となった大切なイベントですので、こうやって、もう半年経過した今、改めて振り返っています。
最終話は「《移動日》家路へ、そして変態フライトの目覚め」です。
第1話からご覧になられる方がいらっしゃったら、以下のリンクへお願いします。
toad.hatenablog.jp
ロンドン(イギリス)にて
荷物まとめてヒースローへ
昨日買ってもらったスーツケースがとってもお気に入りのご様子。フライトで手に入れた子供用のおもちゃをいっぱい詰め込んだ夢いっぱいのカバンです(´Д` )
たった一駅だけど地下鉄で座れました。
空港まではヒースロー・エクスプレスでかっ飛ばします。
出発ロビーに着きました。Brexit前なので、まだイギリスはEU加盟国です。EU加盟国を出国するここでVAT Refund手続きが必要になりますので、もちろん、忘れずに。ちなみに、結構並んでました。
厳しいと言われる手荷物保安検査も、出国審査も、あっという間に終わって、制限区域をうろちょろと。この背伸びしたスーツケースが外国人に大人気で、何度も話しかけられていました。
ルフトハンザでフランクフルトへ
さて、今回の空の旅のお供は、ルフトハンザ航空です。フランクフルトを経由して、中継地の北京へ向かいます。
機内の様子。まだ疲れもなく、テンション高めの様子。
フランクフルト(ドイツ)にて
フランクフルト国際空港を端から端まで
さて、ロンドンはヒースロー空港から、フランクフルト国際空港に到着しました。
ロンドンから無事に運んでくれてサンキュー。
とにかく広い。そして運悪く、到着ターミナルの端から、一番反対のターミナルの端まで、一気に駆け抜けました。休む時間もRIMOWAのスーツケースも眺める時間もなく、トランジットタイムは殆ど移動だけで終了。
B747で北京へ
なんと、北京までのフライトはB747ジャンボ機です。
さすがフランクフルトです。まわりはルフトハンザ機ばっかり。
離陸! そして、見下ろすフランクフルトの街並み。今回はトランジット・オンリーでしたが、いつか来たい街ですね。そして、翼が大きい!!
機内食です。エコノミーですので、こんな感じ。
ルフトハンザでも北京行きは北京行き
エアチャイナを避けて予約したフライトの筈でしたが、エアチャイナを疑似体験することとなりました。何故ならば、搭乗前に嫌な予感がしてたのですが、見た感じ、乗客の95%が中国人。ドイツ人が全然いない!
- 離陸してシートベルト着用のサインが消える前から、前の乗客がリクライニング?
- ヘッドホンや毛布が入っていたビニール袋を床に捨てるか?
- C列の乗客が、D列・E列・F列・G列を飛び越えて、H列の乗客と大声で喋りはじめたぞ(´Д` )
- とにかく声がでかい!!
- おい!ついに、今度はあちこちで立ち話がはじまったぞ。ここは放課後の教室か?(´Д` )
- そして、やっぱり声がでかい!!
はぁ~、とにかく、異様な空間でした。慣れない純日本人(蛙)には、厳しい時間帯でありました。
北京(中国)にて
北京首都国際空港に到着
さて、北京に到着です。早速の赤い絨毯が中華を連想させます。
ありがとう、B747。このフライトは多分、一生忘れないフライトになると思う(´Д‘ )
ファーストラウンジで休憩
特典航空券によるエコノミークラスでの旅ですが、プライオリティ・パスがありますので、ラウンジは場所によっては使えます。なんと北京では複数使えるうちの一つがファーストラウンジ。
場所は、お買い物の免税店の屋根上になります。なので、眼下には免税店が。
ラウンジ内の様子はこんな感じ。機内から保安検査所まで、とにかく人がやたら多くて、やたら声が大きい環境が継続していたので、喧噪を離れて休憩タイムです。
朝ご飯は機内で頂戴しまいたが、お昼ご飯はココで頂戴します。
今回は飛行機に乗る旅に、子供用におもちゃをもらえるのですが、なにせフライトが多いものですが、おもちゃもたくさん貰えました。その中でもファンキーだったのが、このルフトハンザでもらえたアイマスク。インパクト抜群です(´Д‘ )
ANAと共に日本へ
あぁ…。安心の日本のエアラインです。その青い尾翼で、一気に疲れが癒えました。
ラウンジでも殆ど寝てなかったので、さすがにちょっと疲れたみたい。
関西国際空港(日本)にて
日本に着いた!
夕暮れの関西国際空港です。赤く染まる機体が美しい。
日本に着いたー! って、実感する巨大ピカチュウ。そうです、ここから看板も日本語だし、スタッフも日本語だし、周りの人の会話も穏やかな日本語。北京を経由してくれば、コテコテの関西弁だって穏やかです(´Д‘ )
荷物トラブル発生
ここで一件、スモールトラブル発生。
搭乗ゲートで名前を呼ばれたのでグランドスタッフに話を聞くと、荷物を取りに来てほしい、と。あれ? ヒーストローのルフトハンザのスタッフは、羽田で受け取ればいい、って言っていたのになぁ。ただ、実際問題として、関空で荷物が一回降ろされているので、もう一回預け入れる必要がある、とのこと。
グランドスタッフの付添の下、裏口からロビーに戻り、荷物を受け取り、カウンターで再度預けて、また保安検査へ。
疲れてハイになっているし、日本語で全部対応出来ることが嬉しいので、これぐらいはへっちゃらです。
羽田へのラストフライト
さて、周りも暗くなっていますが、これが正真正銘のラストフライト。もう体内時計はハチャメチャであります!!
しかしながら、子供の体力回復力はすごい。SWISSの機内でもらったシールブックでずっと遊んでいました。
羽田空港(日本)に到着
ついに、ついに、羽田に到着!
変態的に長かった3空港経由での空の旅は、今まさに終わろうとしています。復路の最初のフライトからココまで全部で24時間以上。
ボーディング・ブリッジもこれで一旦最後。
嗚呼、到着の文字がまぶしい。
とまぁ、こんな感じで空の旅は終了し、陸路で羽田から自宅まで帰りました。
結びに
ん?疲れたけど、楽しかったかもしれない?
長時間のエコノミー・クラスでのフライトで体力的に疲れたのは間違いないのですが、他方で確実にハイになっている自分がいて、もっと飛行機に乗っていたい不思議な感覚も少なからず、ありました。
そして、このBoarding Passを並べてみて、興奮している自分がいます(´Д‘ )
改めて「旅のはじまり」を振り返ると
何も調べず、楽観的にマイルでハワイの航空券を取ろうとしたら全然とれない、という不勉強の反省から始まった、今回の旅。マイルは貯めるのも難しいが、寧ろ難しいのは使う方かもしれない、というのは、よく聞く話。
家族ではじめての海外旅行について
- まずは、まさかのテロ事件ニアミスで、家族を危険な目に遭わせてしまっていたかも知れない恐怖。
- 次に、直前じゃ絶対にとれやしないハワイ旅行計画で、妻をぬか喜びさせてしまった反省。
- しかしながら、旅の目的であった、エッフェル塔・兵隊さん・二階建バスを見せることには成功。
- そして、この旅を計画したことを機に、海外を心のどこかで避けていた自分の中の英語コンプレックスへの挑戦がスタート。即、会社の自己啓発プログラムをありったけ申し込んで、フル稼働。
いろいろなものに改めて想いをめぐらせ、人間(蛙)としても、一周りぐらいは知識・経験・度胸なんかの面で、成長できていたら嬉しいな、と思っています、そして、変態的な飛び方に耐性が付いた気もします(´Д‘ )
この旅がきっかけでマイラーと修行に目覚める
そんな中、マイルでの特典航空券の取り方や、ハワイ特典航空券獲得のTIPSなどを調べていたら、Google検索アプリが検索キーワードに反応し、某ブログ記事に僕を誘(いざな)ってくれました。いろいろ勉強すると、
マイルを貯める=海外に行く=英語を頑張る=修行という大人の娯楽を楽しむ
僕の中では、これらの大好きなキーワードを一つにつなげたら、いろんなモノがすっきりと晴れました。高いモチベーションをもって取り組み、やがてこれらが好回転となった折には、きっと夢へと繋がっていくはず。
恥ずかしいけど、もう一回。僕には夢がある
結婚して、子供が生まれ、少し考えが変わりました。もう英語コンプレックスから逃げない。ちゃんと頑張る。そして、海外を目指す。家族を海外に連れていきたい。まずは旅行でもいい、いつかは海外で働きたい。僅か数年でもいいから海外で生活をしてみたい。叶わなくても、せめて海外に行く機会を増やしたい。
2014年に初めて海外出張の話を頂戴しました。しかも長距離だったのでビジネスクラスです。そのとき、少し期待とそれ以上の緊張でガチガチだった僕をANAのスタッフが後押ししてくれました。それ以来、ANAのファンになっています。更には、機内で流れていた「Another Sky」が、ずっと僕のソウル・ミュージックになっています。
でも、ファンで止まっている場合ではないのです。楽しみながらも頑張って努力し、強烈な原体験である飛行機と共に一歩ずつ夢へ近づく。歩みを進めるのは自分自身。僕にとって航空会社は、そのプロセスでの良きパートナーなのである(´Д‘ )