IMF専務理事 消費税は段階的に引き上げを
k10011216501_201711090514_201711090519.mp4
IMF=国際通貨基金のトップを務めるラガルド専務理事が、NHKの単独インタビューに応じ、安倍総理大臣が消費税の使いみちを見直すことで財政健全化の目標達成が困難になったという認識を示していることについて、中期的な健全化の進め方を明確に示し、消費税は段階的に引き上げるよう求めました。
日本を訪れているラガルド専務理事は、インタビューで日本経済の現状について「6期連続で成長率がプラスとなり異例の景気回復が続いている。構造改革を行うには絶好のタイミングだ」と述べ、景気が上向く今のうちに構造改革を急ぐべきだと促しました。
一方、安倍総理大臣は、消費税率を10%に引き上げる際に、借金を減らすために充てる分を子育てや教育に回すことで2020年度までの財政健全化の目標達成が困難になるという認識を示しています。
これについてラガルド専務理事は子育てや教育への投資は重要だと認めつつも中期的な財政の見通しを明確に示すべきだと注文をつけました。
そのうえで日本が今後、取り組むべきこととして「中期的な財政健全化の計画を示し、消費税率は今後、数年間かけて段階的に引き上げる。2020年度までの財政健全化の目標を多少遅らせて再設定すること、そして保育所や教育分野に予算を賢く使うことだ」と指摘しました。
一方、安倍総理大臣は、消費税率を10%に引き上げる際に、借金を減らすために充てる分を子育てや教育に回すことで2020年度までの財政健全化の目標達成が困難になるという認識を示しています。
これについてラガルド専務理事は子育てや教育への投資は重要だと認めつつも中期的な財政の見通しを明確に示すべきだと注文をつけました。
そのうえで日本が今後、取り組むべきこととして「中期的な財政健全化の計画を示し、消費税率は今後、数年間かけて段階的に引き上げる。2020年度までの財政健全化の目標を多少遅らせて再設定すること、そして保育所や教育分野に予算を賢く使うことだ」と指摘しました。
IMF専務理事 消費税は段階的に引き上げを
IMF=国際通貨基金のトップを務めるラガルド専務理事が、NHKの単独インタビューに応じ、安倍総理大臣が消費税の使いみちを見直すことで財政健全化の目標達成が困難になったという認識を示していることについて、中期的な健全化の進め方を明確に示し、消費税は段階的に引き上げるよう求めました。
日本を訪れているラガルド専務理事は、インタビューで日本経済の現状について「6期連続で成長率がプラスとなり異例の景気回復が続いている。構造改革を行うには絶好のタイミングだ」と述べ、景気が上向く今のうちに構造改革を急ぐべきだと促しました。
一方、安倍総理大臣は、消費税率を10%に引き上げる際に、借金を減らすために充てる分を子育てや教育に回すことで2020年度までの財政健全化の目標達成が困難になるという認識を示しています。
これについてラガルド専務理事は子育てや教育への投資は重要だと認めつつも中期的な財政の見通しを明確に示すべきだと注文をつけました。
そのうえで日本が今後、取り組むべきこととして「中期的な財政健全化の計画を示し、消費税率は今後、数年間かけて段階的に引き上げる。2020年度までの財政健全化の目標を多少遅らせて再設定すること、そして保育所や教育分野に予算を賢く使うことだ」と指摘しました。