条件が緩く、郵送対応なので簡単!Apple公式のiPhone下取りプログラムを使ってみた

AppleのiPhone下取りプログラム
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新しいスマホを購入する際、それまで使っていたスマホを下取りに出し、

  • ポイント、ギフトカードのキャッシュバック
  • 現金値引き

など、購入の原資にするという買い方はすっかり一般的になった。

下取り方法として主なものは、

  1. ヤフオク・メルカリなどの個人間売買
  2. キャリア(docomo・au・SoftBank)の下取りプログラムを利用する
  3. Apple公式の下取りプログラムを利用する
  4. ソフマップなど中古業者に売却する

くらいが思い浮かぶ。

僕はどれも利用したことがあるが、下取り価格は1~4の順番に安くなる傾向にあると思う。

僕は毎年iPhoneを買換えており、2017年9月まではiPhone 7を利用していた。

これは僕のメイン回線(docomo)で購入したものだが、先日購入したdocomo版のiPhone 8 Plusは別回線

このため、docomoの下取りプログラムは利用できなかった。

というわけで、この記事では初めて利用したApple公式の『iPhone下取りプログラム』を使った感想を紹介しようと思う。

スマホ下取りの種類と見落としがちな『手間』

下取りは郵送が楽

下取りは郵送が楽

冒頭に記載した通り、スマホを下取りする場合、大別すれば以下の4種類になると思う。

  1. ヤフオク・メルカリなどの個人間売買
  2. キャリア(docomo・au・SoftBank)の下取りプログラムを利用する
  3. Apple公式の下取りプログラムを利用する
  4. ソフマップなど中古業者に売却する

下取り価格は1~4の順に安くなっていくことが多いが、案外盲点になるのは下取りにかかる手間だ。

手間も大きく分けると、作業的な手間と、トラブル時の手間の2種類がある。

このどちらも一番面倒なのは、『ヤフオク・メルカリなどの個人間売買』

  1. 写真撮影
  2. 出品手続き
  3. 落札後の連絡
  4. 発送

これらを全て自分で行う必要がある。
慣れもあるだろうが、合計すれば数時間はかかるかと思う。

そして、個人間売買の場合、いわゆる新古品(購入後ほぼ触っていないモノ)であればトラブルは少ないが、古くなればなるほどトラブルになりやすい

いくら「ノンクレーム・ノーリターン」と宣言しても、

  • 事前に記載していない部分に、傷がある
  • ハード的な故障がある(例えばカメラが起動しないとか)

と言われたら、無視出来ない。

結果返品なんてことになりがち。

僕もこういうトラブルは、スマホに限らず何度かある。このやりとりは消耗する

なので、僕はスマホの場合、新古品以外は個人間売買はあまり利用せず、基本的にはキャリアの下取りプログラムを利用してきた

キャリアの下取りプログラムを使うメリット

下取りプログラム

下取りプログラム

キャリアの下取りプログラムは、もう5回くらい利用したと思う。

査定金額がものすごく高いわけでは無いが、最大のメリットは、

  • 少なくとも中古ショップ買取よりは、査定金額が高いことが多い
  • 画面割れなど明らかな破損がない限り、細かい傷程度なら減額されない
  • ケーブル、充電器などを送付する必要が無い(=付属品がなくても減額されない)
  • 基本的に郵送対応

の4点。

特にiPhoneを売却する場合、ACアダプタやLightningケーブルが手元に残せるメリットは大きい(高いので)。

そして、個人的に一番大きいのは、手間がかからないことだ。

基本面倒くさがりなので、サクッと郵送で下取りしてくれて、状態が多少悪くても満額査定なので楽なのだ。

ただ、それ故に近年は利用ハードルが上がっている。

docomoの場合、

  • 機種変更での利用は、対象回線での購入履歴がある端末(=過去に使っていたものしかダメ)
  • 新規契約での利用は、他社製の端末しかダメ

というモノだ。

以前はこんな制限がなかったので利用しやすかったが、最近は条件に合致したときしか利用できない欠点がある。

あと、当たり前だがキャリアでスマホを買った時にしか利用できない

ドコモの「下取りプログラム」を使った感想。キットの郵送からポイント付与までの流れ

2014.04.19
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Apple公式「iPhone下取りプログラム」を利用する理由

AppleのiPhone下取りプログラム

AppleのiPhone下取りプログラム

前置きが長くなったが今回利用した、Apple公式「iPhone下取りプログラム」について。

今回利用することにした理由は、

iPhone Xをキャリアで買わないから

これに尽きる。

iPhone Xは発売日前に予約を!デモ機やレビュー記事出るまで「様子見」している方に伝えたいこと

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なので、キャリアの下取りプログラムは自然と利用できず、第2の選択肢として浮上した。

そして、Apple公式の下取りプログラムは、キャリアの下取りと非常に似ている

具体的には、

  • 郵送で下取りしてくれる
  • 査定金額は比較的高い(キャリアよりは安い)
  • アクセサリ類は不要

といった辺りだ。

今回僕はiPhone 7ジェットブラック(128GB)を売却した。

これは、

  • 約1年間毎日利用
  • ケースは付けている
  • 保護フィルムは付けていない(=細かい傷がある)

ということで、恐らく中古ショップに持っていけば減額対象になったと思う。

なので、Apple公式の下取りを利用した。

ここで気になるのは、大体以下の2点では無いかと思う。

  • 下取り価格
  • 手続きにかかる期間(いつ入金されるか)

下取り価格の比較

Appleの査定金額

Appleの査定金額

下取りする上で一番気になるのは、下取り価格だ。

今回僕が売却したiPhone 7ジェットブラック(128GB)に関して、比較してみた。

2017年11月8日時点の機種変更における、『良品(画面割れなどなし)』下取り価格です
iPhone 7iPhone 7 Plus受取方法
docomo41,000円46,000円ポイント
au35,640円40,500円ポイント
SoftBank35,640円40,800円ポイント
Apple38,000円46,000円Appleギフト券
Smarket34,600〜49,000円39,600〜57,000円現金

キャリア(docomo・au・SoftBank)とAppleの下取りは基本的に同じようなものだ。

最後に掲載したSmarketは中古ショップなので、状態によって金額が変動するし、箱・アクセサリが全て揃っている前提なので、若干条件は異なるが参考程度に。

こうしてみると、

docomoの下取り価格が非常に高い

ということが読み取れ、次点がAppleだ。

つまり、docomoの下取りを利用する以外なら、Appleの下取りがおすすめということになる。

だが、ここには1つ仕掛けがあり、受取方法はAppleギフト券になるということだ。

Appleストア店頭で購入し、その場で下取りする場合は、購入価格から現金値引きされる

だが、現実的にはギフト券受取の方が多いと思うし、僕も今回この形にした。

ギフト券受取にした場合、

次回Appleで何か買うときまで使えない

ということを留意いただきたい。

Apple初売りセールでApple Storeギフトカードもらったので、使える場所・使い方を調べてみた

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手続きにかかる期間

佐川急便から届く送付キット

佐川急便から届く送付キット

Apple公式『iPhone下取りプログラム』の、手続きを時系列で記載すると以下のような感じだ。

内容備考
10/28(土)WEBで下取り申込み
11/1(水)送付キット到着佐川急便本人限定受取
11/3(金)送付キット受取
11/4(土)下取り品返送佐川急便着払い
11/5(月)到着&査定金額連絡メール
11/8(水)ギフトカードの送付メール

土日を挟んだり、送付キットの受取が遅れたりしたこともあるが、営業日ベースでみれば7日程度で完了する

これはかなり早いと思う。

もちろん、個人間売買や中古ショップでの売却には負けるが、キャリアの下取りプログラムは、

  • 翌月以降のポイント付与
  • 数回に分けてポイント付与

というものが多いため、満額回答になっても、受取には時間がかかる

これはAppleの下取りを利用するメリットになると思う。

ただし、Apple Storeギフトカードでの受取なので、用途はApple製品の購入に限定されていまう。

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Apple公式「iPhone下取りプログラム」の申込み

というわけで、Apple公式「iPhone下取りプログラム」の申込みを行った。

ちなみに、僕は誤解していたがこのプログラム、

AppleでiPhoneを買っていなくても利用できる

だれでも普通に利用できる下取りプログラムなので、非常に利用のハードルが『低い』ことを申し添えておこうと思う。

まずは、公式サイトにアクセス。

ここから申込みフォームへ進む。

製品のIMEIを入力する

製品のIMEIを入力する

対象デバイスを決定するために、製造番号・モデル番号などを入力する。

一番簡単なのは、製造番号(IMEI)を入力することだと思う。

設定→一般→情報のIMEIを入力

設定→一般→情報のIMEIを入力

設定→一般→情報で確認可能だ。

対象デバイスが決定する

対象デバイスが決定する

自己申告で状態を回答する

自己申告で状態を回答する

そうすると対象モデルが表示され、画像の項目について答えるように促される。

査定金額に関わる部分なので、正直に入力しよう

基本的に、著しい破損・故障がない限り、全て『はい』になるはずだ。

査定金額の決定

査定金額の決定

入力結果に応じて、見積査定額が決定する。

申込みを行う為のメール送信手続き

申込みを行う為のメール送信手続き

申込みフォーム

申込みフォーム

下取り品は、専用の送付キットが別途配送されるので、住所などの申込み情報入力する。

端末の初期化

端末の初期化

初期化など注意事項が表示される。
ちなみに、

アクティベーションロックの解除というのは、

iPhoneを探すの無効化

iPhoneを探すの無効化

設定→アカウントとパスワード→iCloudと進み、『iPhoneを探す』をOFFに設定する

本体のデータ消去というのは、

iCloudからサインアウト

iCloudからサインアウト

iCloudからサインアウトし、

全データ削除

全データ削除

設定→一般→リセットと進み、『すべてのコンテンツと設定を消去』を実行する

あとは、SIMカードなどを抜けばOKだ。

アクティベーションロックを解除しないと先へ進めない

アクティベーションロックを解除しないと先へ進めない

ちなみに、アクティベーションロックを無効化していないと、フォームで先へ進めない仕組みになっているようで、忘れても安心だ。

申込み完了画面

申込み完了画面

全て完了し申込みを実行すると、確認メールも送信される

送付キット到着〜返送・査定完了まで

この手続きを実行したのは2017年10月28日(土)で、送付キットは11月1日(水)に到着した(受取は11月3日)。

営業日ベースでは2日程度で送付キットは到着すると言って良さそうだ。

受取に身分証明書が必要となる、本人限定受取で発送される。

佐川急便から届く送付キット

佐川急便から届く送付キット

送付キットの中身

送付キットの中身

これが送付キットの中身。

  • iPhoneを格納するパッキン
  • 衝撃を吸収するための詰め物
  • 説明書
  • 書類

などが同封されており、段ボールは届いたものを返送時に再利用するため、こちらで用意するものはほぼない

段ボールを梱包するための、ガムテープくらいだ。

送付手順書

送付手順書

中身はわりと詳しい

中身はわりと詳しい

説明書にはわりと詳しく手順が記載されており、悩むことはまずないと思う。

申込書

申込書

申込書は、下半分を切り取って、署名した上で返送する。

DSC08145

売却するiPhone 7

送るものは下取りするiPhoneと書類のみ

送るものは下取りするiPhoneと書類のみ

  • 下取りのiPhone
  • 書類

を段ボールに同梱して、蓋を閉める。

こんな感じであとは佐川急便に集荷依頼(着払い)

こんな感じであとは佐川急便に集荷依頼(着払い)

あとは、佐川急便に集荷依頼を行い、発送すればおしまいだ。

着払いで発送するため、送料は発生しない

到着後の査定結果画面ß

到着後の査定結果画面ß

発送を行ったのが、11月4日(土)。

到着は11月6日(月)だったようだが、その日の夕方には受取&査定結果の通知メールが届いた

その後さらに1〜2営業日で、Apple Storeギフトカードが届くと記載されていた。

終わりに

Apple公式『iPhone下取りプログラム』は、

  • 利用条件がほぼない
  • 手続きが早い

という意味で、特に忙しい人にはおすすめ出来る下取り方法だと思う。

唯一注意点としては、

見積金額の有効期限が設定されている

ということで、忙しいからと、送付キットの受取が遅れたり、返送を先延ばしにすると、申込時の下取り金額が変わってしまうことがある。

なので、申し込むからには、なるべく早く対応しよう。

また、Apple Storeギフトカードでの受取となるため、基本的にはiPadやMacなどApple製品をよく購入する、Appleユーザー向けの施策と思う。

ご自身にとってメリットがあるかどうかを、よく考えて利用して欲しい。

ドコモの「下取りプログラム」を使った感想。キットの郵送からポイント付与までの流れ

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Apple初売りセールでApple Storeギフトカードもらったので、使える場所・使い方を調べてみた

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iPhone Xは発売日前に予約を!デモ機やレビュー記事出るまで「様子見」している方に伝えたいこと

2017.10.28
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