月面探査レース挑戦 「HAKUTO」打ち上げ来年に延期

月面探査レース挑戦 「HAKUTO」打ち上げ来年に延期
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世界初の民間による月面探査レースに挑戦している日本のチーム「HAKUTO」は、来月28日にインドのロケットで探査機を月へ送る予定でしたが、打ち上げが来年に延期になったと発表しました。
HAKUTOは、宇宙資源開発を目指す日本のベンチャー企業や大学の研究者などで作る日本のチームで、アメリカのIT企業「グーグル」などが進める世界初の民間による月面探査レースに参加しています。

8日会見したHAKUTOによりますと、レースの主催者側が、来月末までとしていたロケット打ち上げの期限をなくし、来年3月末までに月面を500メートル走行し、映像を地球に送信するという目標を達成できればよいとルールを変更したということです。

このため来月28日となっていた打ち上げ日を来年に延期し、この間に月面で探査機を動かす技術を向上させるなど成功確率を高めたいとしています。

ロケットの打ち上げは、来年1月から3月の間になるということで、HAKUTOの袴田武史代表は、「技術が未熟なままでミッションに失敗すれば、挑戦の意味がない。打ち上げに向けてしっかりと準備したい」と話しています。

このレースには、アメリカ、日本、インド、イスラエルなどの5チームが参加していて、優勝者には賞金20億円余りが贈られることになっています。

月面探査レース挑戦 「HAKUTO」打ち上げ来年に延期

世界初の民間による月面探査レースに挑戦している日本のチーム「HAKUTO」は、来月28日にインドのロケットで探査機を月へ送る予定でしたが、打ち上げが来年に延期になったと発表しました。

HAKUTOは、宇宙資源開発を目指す日本のベンチャー企業や大学の研究者などで作る日本のチームで、アメリカのIT企業「グーグル」などが進める世界初の民間による月面探査レースに参加しています。

8日会見したHAKUTOによりますと、レースの主催者側が、来月末までとしていたロケット打ち上げの期限をなくし、来年3月末までに月面を500メートル走行し、映像を地球に送信するという目標を達成できればよいとルールを変更したということです。

このため来月28日となっていた打ち上げ日を来年に延期し、この間に月面で探査機を動かす技術を向上させるなど成功確率を高めたいとしています。

ロケットの打ち上げは、来年1月から3月の間になるということで、HAKUTOの袴田武史代表は、「技術が未熟なままでミッションに失敗すれば、挑戦の意味がない。打ち上げに向けてしっかりと準備したい」と話しています。

このレースには、アメリカ、日本、インド、イスラエルなどの5チームが参加していて、優勝者には賞金20億円余りが贈られることになっています。