【iOS 11.1小技】便利過ぎる「カスタムアクション」を使いこなす
仮想ホームボタンとして使っている人も多い、AssistiveTouch。『iOS 11.1』では「カスタムアクション」という新機能が追加されました。
これを使うとAssistiveTouchのボタンがさらに便利になります。
そもそもAssistiveTouchとは?
iOSに用意されているアクセシビリティ機能の1つです。アプリを問わずボタンを表示し、タップすると様々な操作を代わりに実行します。例えばホーム画面に戻る・音量を下げる・iPhoneをロックする・通知センターを開く、といった操作が行えます。
これまではボタンをタップするとメニューを表示するか、AssistiveTouchに割り当てる機能を1つだけに限定することで、例えばホームボタンの代わりとして使うことができました。現在もホームボタンの代わりとして使えます。
カスタムアクションとは?
AssistiveTouchのボタンの「ダブルタップ」・「長押し」・「3D Touch」操作に異なるアクションを割り当てられるようになりました。これまで割り当てができたのは「シングルタップ」のみです。
例えばシングルタップはホーム画面に戻る、ダブルタップは通知センターを開く、長押しはコントロールセンターを開く、といったように、AssistiveTouchのボタンの押し方を変えるだけでそれぞれの操作を素早く行えます。
カスタムアクションの設定方法
設定アプリを開きます。
【一般】→【アクセシビリティ】→【AssistiveTouch】を開き、「AssistiveTouch」をオンにします。
同じページの【シングルタップ】・【ダブルタップ】などを開き、各操作に割り当てるアクションを設定しましょう。
ボタンを目立たせない方法
ボタンを使わないときの不透明度を低く設定しましょう。
設定アプリの【一般】→【アクセシビリティ】→【AssistiveTouch】→【待機状態時の不透明度】を開き、不透明度を調整します。高くすると濃く、低くすると薄く表示されます。