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石川

七五三 一足早く 第一善隣館保育所 園児45人がお参り

千歳あめを手に笑顔を見せる園児たち=金沢市野町の神明宮で

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 十五日の七五三を前に金沢市野町の第一善隣館保育所の園児たちが七日、近くの神明宮を一足早くお参りした。子どもたちは健康と成長を願い、目を閉じて小さな手を合わせた。

 三~五歳児の四十五人が園から歩いて参拝。本殿で正座をし、神事ではじっと動かないように頭を下げていた。武田菜ノ葉ちゃん(5つ)と辻村友希ちゃん(5つ)が代表して玉串をささげ、全員で二礼二拍手一礼した。禰宜(ねぎ)の加藤明代さんは神事の後、「本当に上手にお参りできました」と語りかけた。

 子どもたちは千歳(ちとせ)あめと風船を受け取り笑顔。菜ノ葉ちゃんは「家族でよく神社に来る。ケーキ屋さんになりたいとお願いした」と目を輝かせた。

 三十五年ほど続く同園の恒例行事で、子どもたちに日本の伝統文化に親しんでもらうのが目的という。 (岡本真穂)

 

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