10月30日、嵐山はいつもと違ってワイルドな景色でした。
今年は10月に21号・22号と2回も台風が来たおかげで、京都では数少ない気持ちのいい季節が台無しでした(笑)
天気がいいはずの10月が雨ばかりだったのに加えて、2回の台風は酷すぎる!
台風で増水した桂川
21号の時は桂川の増水で避難勧告が出て、夜中に何度もJアラートが鳴りました。
北風がとにかくすごくて、家がグラ~ッと揺れる感じ(泣)
長いこと京都に住んでいますが、こんなにきついのは初めてでしたね。
近所の方や知り合いも同じことを言っていました。
あちこちで木が倒れて電線が切れたり、嵐山の竹林でも被害が出ました。
22号の時はそれほどではありませんでしたが、2週続けて来た台風で桂川はこの状態に! 自然の力を見せつけられた気がします。
ワイルド!
普段の穏やかな桂川と比べると、とにかくワイルド!
急流下りどころではありませんね。
22号が行ったあとの10月30日の桂川です。
ひと月前の写真と比べてみましょう!
↑↑↑これは9月28日の桂川。 普段はこんな感じで穏やかです。
見比べると、台風の後がどれだけワイルドかよくわかりますね。
渡月橋の上から見るとこんな感じです。 さすがに人は少なめでした。
10月30日に思ったこと
紅葉の始まる季節に台風というのも、変な感じですね。
今年は東日本と西日本で、気温がまるで違っていました。
こんな時期に台風が上陸したりするのも、今までそんなになかったように思います。
それと「記録的短時間大雨情報」が出された回数!
「記録的短時間大雨情報」とは、数年に一度程度しか観測されないような雨量だということを知らせて、避難などを促す気象庁の情報です。
今年はめちゃめちゃ多かったのが気になりました。
甚大な被害をもたらす豪雨災害。その危険は増しているようです。
「地球温暖化対策(パリ協定)」が一部の大国のエゴで後退することがないように、日本のリーダーシップを期待したいものですが…。
そしてそれは「核兵器禁止条約」でも同じ。
“おもてなし”もいいですが、“橋渡し的な役割”こそ世界中が日本に求めているものでは?
地球の未来を思う時、私は『風の谷のナウシカ』を思い出します。
初めて観た時は、涙が止まりませんでした。
ナウシカで描かれた未来が、決して現実になることがありませんように!
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