赤ちゃんには高感度なセンサが仕込まれているに違いない
我が家は2歳11ヶ月と生後7ヶ月の兄弟との4人暮らし。
上の子が赤ちゃんのときにも、まだ下の子が赤ちゃんの今も思うことがあります。それは寝ている赤ちゃん敏感すぎ!ってことです。
もうすぐ3歳になろうかというお兄ちゃんは夜寝ているときにどんなに乱暴に扱っても(!!)起きることなくぐっすり寝ているのに、下の子は超絶敏感です。特に抱っこで寝かした後に布団に置くときが敏感すぎてひどいです。
わたし白状しますが、下の子を抱っこで寝かして布団に置くことができません。どんなに慎重にゆーーっくり置こうとしても必ず起きてしまいます。そういえば上の子のときも似たような感じでした。
あまりにも敏感すぎる赤ちゃん。もはや全身に高性能なセンサが付いているとしか思えない…。
今回は赤ちゃんに搭載されているセンサの被害者である私が、その驚異の性能をありのままに語ります。
彼が全身センサだらけの7ヶ月男児です。
- 赤ちゃんには高感度なセンサが仕込まれているに違いない
- 背中には加速度センサを搭載
- 腕にもついている高性能加速度センサ
- お腹についているのは温度センサ?圧力センサ?
- 温度センサは全身に
- 輝度センサまで搭載
- 降ろしてからも振動センサが異常をチェック
- 顔認識センサ
- おわりに
背中には加速度センサを搭載
まずは定番の背中から。
抱っこから布団に降ろすときの最初にして最大の難関は、抱っこの姿勢から身体をそーーっと傾けているときです。
赤ちゃんに搭載されている加速度センサはそのわずかな傾きを逃しません。
ほんの少し自分の身体を傾けて、さぁ降ろそうかなって雰囲気を出した瞬間にあちらさんの身体がビクーーッとします。まだ最初の最初なのに。
抱っこって赤ちゃんは基本前寄りに体重をかけるので、それを仰向けに後ろ向きに体重移動をさせようとすると違和感を感じるんでしょうね。
腕にもついている高性能加速度センサ
身体を傾けるところまで成功し、さぁこれから降ろそうかってときに注意すべきは腕・手に搭載された加速度センサです。これもまた精度がいいんだ。
抱っこされている間は赤ちゃんの両手はがっちりホールドしているんですが、そこから降ろそうとホールドを緩めてしまうと腕がタラーンと落ちてしまうことがあります。
そうなると高性能な加速度センサを腕にも持っている赤ちゃんは一発で危険を察知し、お目目がパカーーッと見開いて……
たかだか腕が動いたくらいでまた一から寝かしつけを始めることになってしまいます。
お腹についているのは温度センサ?圧力センサ?
赤ちゃんに搭載されているのは加速度センサだけではありません。お腹には温度センサもしくは圧力センサが装備されています。
ちょっとでも抱っこから体を離そうと動かすとすぐにお腹のセンサが反応します。
ちなみに私の持論なのですが、男のほうが赤ちゃんを抱っこから布団に降ろすのは苦手な人が多く、それは女性に比べて胸が出ていないので、その部分の弾力・バッファが少なく、身体から離そうとするとすぐに異変に気付かれてしまうのでは、と思っています。はい、完全に言い訳です。
温度センサは全身に
よく考えてみれば温度センサがあるのはお腹だけでなく、全身にあります。
遠出中に抱っこで寝かしつけ、 屋内→屋外とか屋外→屋内とか場所を変えると高い確率で目を覚まします。ビンビンに感度がいいときには家の中で部屋を変えただけでビクッとします。音に関してはそんなに敏感でないのに空気には敏感です。現代人だなぁ。
輝度センサまで搭載
そんな敏感な赤ちゃんですので、当然部屋の明るさにも敏感です。
暗いところから明るいところに行くと危ないのはもちろんのこと、逆のパターン、つまり明るいところから暗いところに行ったとしても敏感にビクッとすることが結構あります。もうどないせいっちゅうねん。
降ろしてからも振動センサが異常をチェック
数多のセンサの監視をくぐり抜け、ようやく床に着いて寝てくれたとしても安心はできません。今度は布団に寝た途端、振動センサのスイッチが入ります。
寝室のドアを開けただけでも起きてしまうことありますからね。夜は同じ布団で寝ていますが、泥棒にでも入っているんじゃないかと思うくらいの抜き足差し足で布団に潜り込みます。わたし世帯主なんだけどな。
顔認識センサ
最近徐々に精度を上げてきたのが顔認識です。少しずつ後追いの気配も出てきて、ママかママじゃないかの二択なんですが精度が高くなって残念な限りです。
ちなみにお兄ちゃんのことも大好きで、ずっと目で追ってるし、お兄ちゃんがひょうきんな動きをするとあり得ないくらい大爆笑します。良い兄弟になるよ、君たち。
なお、お兄ちゃんがいると後追いもなく一人で遊んだり、お兄ちゃんと遊びたくてしょうがない感じでいるんですが、大人だけになると途端に後追いが激しくなり、ママママ〜ってなります。兄貴の存在感・安心感が突出してるってことかな。
おわりに
全身にくまなく色んな種類のセンサを搭載し感度抜群な最新型の赤ちゃん。
惜しむらくはそのセンサの性能を我々に嬉しくない方向に活用してしまっていることです。
起きてる間はありとあらゆるものを口にしてヤンチャに磨きをかけているのに…。
そのギャップに困らされながらも結局可愛い可愛いと育ててしまうのでした。