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  1. 33 minutes ago

    特定著者/他社で売れた本を書いた著者にしか仕事を依頼しない編集者があまりにも多すぎる。これは、編集者の怠慢でしかない。編集者の主業務は、手垢のついていない方で、手垢のついていない企画を手がけること。それができないやつはサッサと辞めろ、能無し。

  2. 3 hours ago

    たとえば、「勉強法」のジャンルは一時期大ブームとなったが、焼き直し本がぞろぞろ出たり、ヒット作の著者が第2弾以降を出しすぎたりして、土壌の地力が失われ、ぺんぺん草も生えない荒地に近づきつつある。「勉強法」でそんなに画期的な方法なんてないはずなのに。

  3. 14 hours ago

    出版業界は、他業種に比して「便乗(=パクリ)商品」が横行しているような気がする。他社の売れている本の劣化コピーを出して恬として恥じない編集者を、私は心の底から軽蔑し、そして、他山の石とする。似たような企画が出るとたちまち市場が飽和して、結局その市場にはペンペン草も生えなくなる。

  4. Nov 6

    学参が必要な時期にピンポイントで買われるようになったことに各社とも気づいたようで、近年は、新学期をわざと外し、比較的遅いタイミングで「学参の季節商品」がたくさん出ている。特定の時期以外には売れないが、特定の時期にはドカッと売れる、山下達郎の『クリスマス・イブ』的学参である(笑)。

  5. Nov 6

    学参の最大の販売ピーク期は新学期だが、ここ15年ほどはその山がなだらかになり、どんどん遅い時期にシフトする傾向にある。むしろ、商品によっては、夏休み前や、センター試験出願後の10月にピークが来ていたりする。学参はもはやまとめ買いの対象ではなく、必要な時期に買われるものとなった。

  6. Nov 5

    YouTubeで昔懐かしい歌の動画を検索してみると、引っかかるのは今も歌い継がれている有名曲ばかり。古い歌がすべて引っかかるわけではない。古さそのものには何の価値もない。骨董品も、ただ古いだけなら贋作でもいいかというと、そうではない。学参については、懐古主義は排除しよう。

  7. Nov 5

    良書として認められ得る学参についての情報は、Amazonレビューのアーカイブとしての膨大な蓄積と、一部の良心的なサイトの存在により、ネットがなかったころにくらべてだいぶ充実したが、まだ読者に行きわたっているとは言えない。情報流通量の増加によりジャンク情報(ステマ)も増えている。

  8. Nov 5

    人がつくるものに完成形がない以上、一長一短はあれども、生き残っている学参の価値は認めるべき。よい本が売れる・生き残るとは限らないが、売れている本・生き残っている本には、必ず「長」の要素がある。翻って言えば、古くて生き残っていない本には、消えてしまった理由が必ずある。

  9. Nov 5

    古い本が良いのではない。「古くて、なおかつ今も生き残っている(=流通している)本」に良いものがある、というのが真実。ネットでは絶版(正しくは「品切・重版未定」)になり読者が入手できない本を薦めている方がいるが、それは、競争に負けてしまった本を薦めていることになるのでどうかと思う。

  10. Nov 4

    予備校・塾も学参も、中位層向けは過当競争で伸びる余地が少ない。今後の教育業界の有望市場は、上位層向けの点数上乗せサービスと、下位層向けのモチベ注入サービスかな、と踏んでいる。上位層は添削をしてもらえないという悩み、下位層はやる気が出ないという悩みを抱えているから。

  11. Nov 3

    団塊ジュニア世代の時代の大学進学率は25~30%程度。一方、ポスト団塊ジュニア世代の大学進学率は50%台。ポスト団塊ジュニアの人たちが小中高生の親世代となるころにはますます親の高学歴化が進み、学参にますますお金を使ってくれるようになるかも。学参ジャンルの未来は明るい。

  12. Nov 3

    書店の、特に小中学参コーナーでは、親御さんが子どもといっしょに来ていて、子どもよりむしろ熱心に本を選んでいる姿をよく見かけるようになった。これは、団塊ジュニア世代(の最年長組)である私の時代にはまったく見られなかった光景。少なくとも私の場合、親が学参売場についてきた経験が皆無だ。

  13. Nov 3

    出版不況と言われて早20年、しかし、学参ジャンルは、少子化という逆境であっても伸びている。理由はさまざまあるが、その1つとして、パトロンたる現在の中高生の親世代(団塊ジュニア~新人類世代)の高学歴化が挙げられるだろう。今の親世代には大卒者が多い。学参購入への理解もあるのだろう。

  14. Nov 2

    専門家ではあるが研究者ではない、という予備校講師の方たちは、ファシリテーターとして絶妙なポジションにいる。TV業界も、おそらく第二・第三の池上彰を求めているはずだから、わかりやすく話すエキスパートとして、予備校講師の方たちがTVに出る頻度はますます高まっていくと思う。

  15. Nov 2

    手前味噌ながら、小職が今から15年ほど前に担当した『忘れてしまった高校の○○を復習する本』数点は、今や一大ジャンルとなった「大人の学び直し本」の嚆矢だった。予備校講師にこのジャンルを執筆していただいたのも、おそらく業界初。社内では大反対を食らったものの、結果的にはよく売れた。

  16. Nov 2

    日本では、「わかりやすく話して/書いてくれる人」の地位が、「難しくしか話さない/書かない人」の地位に比べて著しく低い。特に、理系分野。欧米だと、いわゆるサイエンス・ライターが活躍しているのに、日本では相変わらず、理系分野でファシリテーターとなれる人が少ない。この状況を変えたい。

  17. Nov 2

    予備校講師がTVによく出るようになったのは、林修氏の功績だけでなく、キャスティングできる立場にいるTVマンたちが予備校文化の恩恵を受けてきた世代だからでもあるだろう。予備校講師の方たちには今後もぜひ、大学教官では務まらない「知のファシリテーター」としての役割を担っていただきたい。

  18. Nov 2

    著者の方からお話を伺う分には、受験生にとって参考書情報の主要受信源は、ネットではなく、先輩や友人たちから摂取する口コミであるようだ(地方だと、学校の先生からの推薦とか)。ネット上の情報は信頼性に欠けるからだろう。学参は、「買われる前から決まっている」ものなのだとあらためて痛感。

  19. Nov 1

    ここ10年間で、学参の平均ページ数と平均価格は、間違いなく増えているはずだ。学参は最寄り品・耐久消費財ではなく、長く愛読されるに足るものでなければならない。昨今の、昭和の学参復刻ブームも、じつは学参というメディアが懐メロと同様、ノスタルジーの対象となっていることの証左ではないか。

  20. Nov 1

    そのような変化に気づいたのは、今から10年ほど前、編集部に、「まだ買っていないのだが、○○の項目は載っているか」という問い合わせがたびたび来るようになってからだ。昨今の読者は「これだけ覚えればいい」というハッタリにはだまされない。出版社には、ますます誠意ある編集が求められている。

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