Amazon Echoに3つの新型と2つのアクセサリがでたぞ!これまでのAmazon Echoシリーズとの違いは?
こんばんは、ゆきです!
Amazon Echoは2014年の発売以来、Echo LookやEcho Dot、Echo Showといった商品ラインアップの追加を行ってきましたが、製品そのものの刷新はされてきませんでした。
ところが、昨日米国Amazonより、Amazon Echoの第二世代型を含め、一気に5製品の発表があったんです!
今回は今最も熱いスマート家電「スマートスピーカー」で有名なAmazon Echoシリーズの最新機種について纏めました。
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今回発表された新製品は全部で3種類。目玉はAmazon Echo Spotだ!
Amazon Echoシリーズには、Amazon Echo以外に、廉価版のAmazon Echo Dot、カメラを搭載したEcho Look、ディスプレイを搭載したEcho showの4種類がありました。今回刷新されたのは、Amazon Echo。
さらにAmazon Echo plusとAmazon Echo spotが追加となりました。これでラインアップは6種類となり、ユーザーの用途に合わせた選択が可能になっています。
Amazon Echo(第2世代)
Amazon Echoの第二世代は、小型化され、弱点といわれていたスピーカーの音質を改良したモデル。高さは14.8cmで、直径8.8cmです。
本体のデザインバリエーションが増え、さらに自分の部屋にあったスタイルを選択することができるようになりました。しかも値段も以前の$179.99(約20,000円)から大幅に安くなり、$99.99~$119.99(約11,000~13,000円)と手に入れやすくなっています。
Google Homeが着せ替えを採用し、以前のAmazon Echoよりも安価な$139としていたのに対抗した形となっており、年末に向けてより激しい販売競争が始まったといえそうです。
Amazon Echo Plus
Amazon Echo Plusは、従来のAmazon Echoとよく似た縦長の外観です。Amazon Echo(第二世代)よりも、よりスマートホームデバイスとの連携に重点を置いた高機能版。価格は$149.99(約17,000円)。高さ23.5cmで幅8.4cmと高さはあるものの、第二世代Echoよりも幅は小さくなっています。
日本ではまだ馴染みがないですが、短距離無線通信のZigBeeという規格に対応しており、米国ではAmazon Echo Plusからスマートホームデバイス対応機器の電球・鍵・コンセントプラグ等の操作が実現しました。
一般にそういったスマートホームデバイスは、ちょっとネットワークの知識が必要だったりで設定が大変だったりするのですが、Amazon Echo plusではそのセットアップがより簡単に出来るようになっているとの事。
リモコンとか使わなくても、布団に入ってから「アレクサ!電気消して!」「アレクサ!鍵閉まっているか確認して!」とか言えば、家の中の電気の消し忘れも、鍵の閉め忘れも無くなるんです。
便利!(*´ω`*)
Amazon Echo Spot
そして今回最も注目を集めたのが、まるで枕元に置かれた目覚まし時計のようなAmazon Echo Spot。Amazon Echo Showのようにディスプレイを搭載していますが、非常に小型化されており、時計の代わりに置くようなイメージとのこと。
価格は$129.99(約14,000円)と同じディスプレイ搭載モデルのEcho Showより$100も安いのが嬉しいポイント。大きさは直径約10cmのボールのような形をしています。
流石に小型化された上にこの値段なので、スピーカーについてはAmazon EchoやEcho Showのようにドルビーの大型デュアルスピーカーは内臓されていません。代わりにAmazon Echo DotのようにBluetoothや有線の音声出力端子で外部スピーカーと接続可能です。
ディスプレイが付いている点はやはりメリットも多く、目で追えばすぐ終わる時計や、メッセージ内容の確認、タスクの確認などの動作に威力を発揮しそうです。わざわざアレクサに時間を聞かなくても、時計があればそこに目を向けますよね。
日本に来るのが待ち遠しい…。
アクセサリは2種類登場。あれば便利…かも?
今回新たにAmazon Echoと連携するアクセサリが登場しました。Echo Connect(コネクト)とEcho Button(ボタン)です。
Amazon Echo Connectは電話回線との接続をバイパスするデバイス
Amazon Echo ConnectはAmazon Echoと組み合わせて使うデバイスで、ハンズフリーでの電話を実現します。この商品単独で動作するものではなく、Echoシリーズのいずれかを保有している必要があります。価格は$34.99(約4,000円)です。
AmazonはGoogleやAppleと異なり、スマートフォンの市場では全く進出できていません。北米ではGoogleがGoogle Homeにハンズフリーの電話を導入していますが、これまでAmazon Echoでは同じAmazon Echoを持っているユーザ同士でなければ電話を掛ける事が出来ませんでした。
ところが今回、このEcho Connectが登場した事により、Amazon Echoもハンズフリーで電話が出来るようになりました。電話線をEcho Connectに接続することで、通常の電話回線とも電話できるようになったので、これまでのインフラが有効に使えます。
ただ、ハンズフリーは1人ならいいんですが、家族がいるとやや話しづらかったりもするので一長一短。日本でどこまで流行るかは分らないですね。僕は固定回線も持ってないし、いらないかも。
Amazon Echo Button
ボタンといえばAmazon Dash Buttonのように押したら注文、みたいなイメージがありますよね。ところがこれは遊び用のおもちゃのボタンらしいです。価格は2個で$19.99(約2200円)。
クイズの早押しボタンとして使ったり、音ゲーのボタンとして使ったり。
中々斬新なアイテムを出してきましたね…!クイズや早押しはイメージしやすいですが、そのためだけにこのボタンを買う…?まだあまり想像できませんが、おもちゃとして見れば安い部類かもしれません。
おわりに
Amazonがこのタイミングで新製品を投入してきた背景には、Googleが年末にかけて新製品を投入するという噂があったり、12月にMicrosoftやAppleが参入したりとこの年末に大きな動きがあるためだと考えられます。
今回発表された製品はいずれも大きな機能強化とは言えませんが、価格破壊のAmazonらしく徹底的に安いところがポイントです。ここまで安いとAppleの$349ともいわれる高価格製品はよほど音質が良くないと厳しい戦いを強いられそうです。
一方のGoogleも価格優位が揺らいでいるので、この年末の製品投入のうわさが本当であれば、Amazonの牙城を崩せるかの分水嶺になりそうです。
各社のスマートスピーカーの比較については「日本ももうすぐ発売?スマートスピーカー各社の違いをまとめました」をご覧ください。
以上!
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