アクセスポイントYAMAHAのWLX220とPoE対応のTL-SG108PEを導入

アクセスポイント更新と壁掛けを目的に、新しいアクセスポイントYAMAHAのWLX220を導入したついでに、PoE給電のためにPoE給電対応のスイッチングハブTL-SG108PEを購入しました。

モデル選定の条件

  • IEEE 802.11ac対応
  • 壁掛け対応
  • PoE対応
MEMO
PoEとはLANケーブルで電源を供給することで、これによって別途電源ケーブルが不要になります。アクセスポイントやネットワークカメラなど電源を引っ張ってくることが難しい場所などに適しています。

 

YAMAHA製 WLX220

WLX220は2016年4月発売された定価 39,800円(税抜)業務用アクセスポイントです。

IEEE 802.11ac準拠したエンタープライズ向け無線LANアクセスポイントエントリーモデルとなっています。

 

エンタープライズ利用に求められる機能・性能

・無線LAN技術
IEEE 802.11acに準拠し、同規格に対応した無線LAN端末と高速なデータ通信(最大伝送速度866Mbps)が可能です。

・動作環境条件
動作環境条件温度として最大50℃まで対応しました。

・多数台接続時の安定運用
様々な無線LAN端末が、多数接続されるケースが多いエンタープライズ環境で、安定した運用が可能です。また、5GHz帯と2.4GHz帯を同時に使用することができます。接続端末台数は、2.4GHz帯、5GHz帯それぞれ50台、合計100台の端末を接続することが可能です。

・認証方式や暗号化方式
各種認証方式や暗号化方式に対応しています。

・RADIUSサーバー対応
簡易型のRADIUSサーバーを搭載しており、最大200件の無線端末をWPA/WPA2エンタープライズ認証(EAP-PEAPのみ、MACアドレス/接続SSID制限対応)が可能です。また、外部RADIUSサーバーにも対応し、IEEE 802.1Xで定義される各種のEAP認証方式が利用可能です。

・マルチSSID
SSIDは、各周波数帯で各8個、合計16個が利用可能です。SSID毎に認証方式、暗号化方式、IEEE 802.1QのタグVLANとの関連付けが設定でき、それぞれに別々のMACアドレスが割り当てられます。

https://network.yamaha.com/products/wireless_lan/wlx202/index

他のヤマハ製ルータと同じように業務向けのため箱も一般向けのルータと違ってダンボールに印刷されただけのものです。

箱を開けると取扱説明書とセットアップガイドが同封されています。

本体を取り出すとその下に、壁掛けや天井取り付け用の金具も入っています。

PoEハブの選定

現在販売されているPoE給電対応のスイッチングハブはあまり種類がありません。

NETGEARのGS108PEあたりが1万円ほどで人気のようです。

TP-Link製 TL-SG108PE

最近日本市場に進出して急成長中のTP-Link製のTL-SG108PEを購入しました。先程のNETGEARよりも安くて新しい製品になります。

この製品は5年補償のモデルになります。

左側の1~4ポートがPoE対応のポートです。5~8ポートは普通のスイッチングハブポートです。

反対側には電源のDCジャックがあります。

これが付属の電源になります。PoE給電するため大きなACアダプターになっています。

このハブ自体も壁掛けできる仕様になっています。

付属のゴム足を4つ付けるとこのような感じになります。

起動時にLEDを全点灯させた状態です。PoE対応ポートの右側のLEDがPoE給電中のときに点灯します。

壁掛けで設置

アクセスポイントに付属している金具を壁に取り付けます。

注意
壁に取り付けるネジは付属していないので別途用意する必要があります。

設置するとこのようにLANケーブルのみでアクセスポイントを動作させることが可能です。

MEMO
LEDは設定画面から消すことも可能です。

設置後

アクセスポイントのIPを打ってアクセスすると現在のCPU稼働率やメモリ使用率などもモニターできます。

接続端末も一覧で表示され、電波強度や通信レートも表示されます。

また今回設置したスイッチングハブは簡単な管理機能もあるのでスイッチングハブのIPにアクセスするとQoSの設定やVLANの設定などが簡単に行えます。

上流のルータがヤマハ製で対応しているとこのようにマップにも表示されます。

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