こんにちわ、リョウスケです。
ここ数年感じることなのですが、私の職場や取引先の職場を見ていると、転職される方って多いですよね。
一昔前までは、終身雇用制、つまり一度入社すれば定年まで、一つの会社で頑張って行くことが一般的でした。しかし、これだけ、働き方や価値観そのものが多様化していると、「転職」という選択肢を実行する人が増えるのも、無理からぬことかもしれませんね。
以下は、厚生労働省が発表した入社3年以内の離職率をグラフにしたものです。
◆入社3年以内の離職率推移
上記グラフを見ると、大体30%前後で推移していますので、3人に1人は、入社3年以内に辞めていることになります。
今回のグラフは、「大卒」の統計データですが、「高卒」「中卒」と学歴が短くなるほど、離職率はさらに跳ね上がります。
また、会社の規模によっても、離職率は跳ね上がります。例えば、従業員数が10名以下の場合は、3年以内に半数以上が辞めていますが、従業員数が1000名を超える会社の場合、3年以内に10%程度まで下がります。
結局は、入社した会社の規模って、すごく大事なファクターなのかもしれませんね。
ところで、個人投資家は、株式投資を、資産拡大の一助としておりますが、やはり最も力を入れるべきは「本業」です。
会社を辞めてしまうと、これまで築き上げた人間関係や、職場での立場、職場に適したノウハウ、更には退職金の積立など、様々なものリセットすることになります。
特に、「昇格」⇒「昇給」という、本業の収入を大きく向上させる流れをリセットするのは、非常にもったいないです。下手すれば、生涯獲得収入に大きな差が発生する可能性だってあります。
ですので、安易な転職(退職)というのは、いかがなものかと思います。
あ!もちろん、心や体を壊してまで仕事しろ、と言っているわけではありませんよ。
あまり良く考えずに、「今が嫌だから」理由だけで、転職するのは、もったいないと思うだけです。
私自身が、嫌で嫌でたまらなかったけど、その先にスゴイお宝があったことが、今まで何度もあったので・・・。
それに、転職すると、地獄から解放されるかというと、そういうわけでもありませんからね。
もし、地獄から解放されたいのであれば、本業を頑張って収入を高め、株式投資で効率的に資産を拡大させ、早期リタイアを目指しましょうよ。
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ところで、話は完全に変わるのですが、私の友人が、少し前に会社を退職しました。
そして、しばらくすると、住んでいる市町村(?)から、「住民税」の納付の書類が送られてきたそうです。
私のような会社員は、給料から自動的に天引きされるので、あまり意識しないのですが、どうやら年間で4期に分けて、納めるそうです。
(もしかすると、友人の住んでいる「市」だけかもしれませんが・・・)。
当然、友人も働いていた頃は、給料から自動的に引き落とされていたはずですが、
退職してから、数カ月後に納付依頼がくると、凄くびっくりするそうです。
しかも3ヶ月分まとめて、納付しなきゃいけないので、「5万円弱」払わなきゃいけないんですって(年収によるんでしょうけど)。
ひえええええええーーー!!!
さすがに、突然5万円の請求が来たら、キツいですよね。ただでさえ、収入がないというのに・・。
さらに、話を聞くと、退職した後に、継続して支払わなきゃいけないものって
意外と多いそうです。
・国民健康保険
・国民年金
・住民税
この3つを、退職した後も、払い続けなくてはいけないのですが、いったいどれぐらい払わなきゃいけないのか気になったので、前述した友人に聞いてみました。
さすがに、仕事していたころの年収までは、聞けなかったのですが、以下の通りだそうです。
国民健康保険 3万8千円
国民年金 1万6千円
住民税 1万8千円
合計 7万2千円
※友人から口頭で聞いた額です。
※あくまで、友人の年収から算出したものです。
※退職後、2年度以降は、国民健康保険、住民税は少なくなります。
わおっ!かなりの金額になりますね。
まあ、国民健康保険と住民税は、前職の収入の額で決定されるらしいので、
セミリタイアや早期リタイアした人は、2年目以降は、また金額が変わると思います。
それにしても、「国民健康保険」の額がエラいことになってますね。
ある程度年齢重ねて、頻繁に病院側に行ってる人には、有り難い制度なんでしょうけど、私達のように殆ど病院に行かない人にとってみれば、凄く無駄な制度に思えてしまいます。
まあ、皆で年寄りを支えるっていう制度なので、仕方ないのかもしれませんが・・・。
それにしても、出費がない状態で、7万円強の出費はイタすぎる・・・。
私の友人は、この突然の出費に、嘆いております。
「わああああああああ~んん!もっと残しておけばよかった~!!」
だってさ。
友人よごめん、ギャグっぽく書いてしまって(笑)。
早期リタイアする際は、初年度だけかもしれませんが、この出費を頭に入れておいたほうが良さそうですね。
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