銀行から融資金をだまし取ったとして、警視庁は8日にも、経営破綻した格安旅行会社「てるみくらぶ」の社長らを逮捕する方針を固めた。
全文を読む
銀行から融資金をだまし取ったとして、警視庁は8日にも、経営破綻した格安旅行会社「てるみくらぶ」の社長らを逮捕する方針を固めた。
捜査関係者によると、今年3月に経営破綻した格安旅行会社「てるみくらぶ」の山田千賀子社長ら数人が去年から今年にかけ、銀行から融資金、約2億円をだまし取った疑いがあるとして、警視庁が8日にも逮捕する方針を固めた。
捜査関係者によると、山田社長らは会社が債務超過に陥っているにもかかわらず銀行に対しウソの決算書類を提出するなどして業績をよく見せかけ、融資を受けていたという。
山田社長は6日、都内で開催された債権者集会で、「詐欺の意識はなく一生懸命やってきた」などと訴えていたが、「てるみくらぶ」は、旅行者への債務が最大9万人、約100億円に上り、代金はわずかしか返金されない見通しとなっている。
要約に戻る