「鳴門の渦潮」を世界遺産に 現地調査

「鳴門の渦潮」を世界遺産に 現地調査
徳島県と兵庫県の間の鳴門海峡で発生する「鳴門の渦潮」の世界遺産への登録を目指して、渦潮の動きや規模などを確かめる現地調査が行われました。
調査は「鳴門の渦潮」の世界遺産への登録に向けた資料作りを進めようと、徳島県と兵庫県などが作る協議会が行いました。

渦潮が発生しやすく規模も大きい午前7時半ごろに行われた調査では、潮の流れや渦が回転する速さのデータを集めるため、担当者が船の上から、浮きをつけたGPSを、渦潮が発生する場所の近くに次々と投げ込んでいました。

また、ヘリコプターやドローンを使って渦潮が発生してから消えるまでの一連の動きを撮影していました。

兵庫県淡路県民局の吉村文章局長は「渦潮の動きや規模を科学的に明らかにして、世界遺産への登録を目指し、多くの人に見に来てもらいたい」と話していました。

協議会は今回の調査のほか、今後、渦潮の文化的、歴史的な価値も調べたうえで、世界遺産への登録に向けて、3年後までに国に提出する文書の素案をまとめることにしています。
「鳴門の渦潮」を世界遺産に 現地調査

「鳴門の渦潮」を世界遺産に 現地調査

徳島県と兵庫県の間の鳴門海峡で発生する「鳴門の渦潮」の世界遺産への登録を目指して、渦潮の動きや規模などを確かめる現地調査が行われました。

調査は「鳴門の渦潮」の世界遺産への登録に向けた資料作りを進めようと、徳島県と兵庫県などが作る協議会が行いました。

渦潮が発生しやすく規模も大きい午前7時半ごろに行われた調査では、潮の流れや渦が回転する速さのデータを集めるため、担当者が船の上から、浮きをつけたGPSを、渦潮が発生する場所の近くに次々と投げ込んでいました。

また、ヘリコプターやドローンを使って渦潮が発生してから消えるまでの一連の動きを撮影していました。

兵庫県淡路県民局の吉村文章局長は「渦潮の動きや規模を科学的に明らかにして、世界遺産への登録を目指し、多くの人に見に来てもらいたい」と話していました。

協議会は今回の調査のほか、今後、渦潮の文化的、歴史的な価値も調べたうえで、世界遺産への登録に向けて、3年後までに国に提出する文書の素案をまとめることにしています。