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イノベーション多数導入の新設大会、NextGenファイナルとは?
2017年11月7日 13:47 発信地:ミラノ/イタリア
【11月7日 AFP】男子テニス、21歳以下の若手トップ選手8人が出場するネクストジェネレーション・ATPファイナル(Next Gen ATP Finals)では、多数のイノベーションが試験的に導入される。
そこでAFPは、イタリア・ミラノ(Milan)で7日に開幕する同大会のフォーマットと出場選手についてまとめた。
■フォーマット
ネクストジェネレーション・ATPファイナルは、翌週に英ロンドンで開催されるATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2017)と同様、4人ずつの2組に分かれた総当たり戦で競い合った上で、準決勝、決勝が行われる。
―線審はなし。ライン判定には、ホークアイ・ライブ(Hawk-Eye Live)が使用される。
―4ゲーム先取の5セットマッチ。3ゲームオールで並んだ場合はタイブレークが導入される。
―ノーアドバンテージ方式。40-40で並んだ場合は、リターナーがレシーブサイドを決める。
―サービスレットなし。ポイント中のコードボールと同様に取り扱われる。
―各試合は、最後に選手がコートに入場してから5分後に開始される。
―ショットクロックの導入。ポイント間の25秒ルールが徹底される。
―メディカルタイムアウトは、各選手1試合につき1回だけ要求できる。
―選手は、ヘッドセットを用いたコーチとのコミュニケーションがセット間に許可される。
―試合中、ファンはベースライン後方を除いて自由に移動することができる。
―シングルス専用コート。ダブルスラインを取り除き、会場内とテレビ画面での視覚効果が向上される。