去年の冬初めて海外旅行に行った。
自分でチケット取って空港まで向かうなんていうのは初めてでどきどきしてた。
空港に着くと、すごく静かなのに人がたくさん居て、ざわざわとした嫌じゃない声がたくさん聞こえて、
天井の大きい電気が床に反射して全体が光ってるような気がした。
なんかじわ〜っと興奮してしまった。うまく言えないけど。
24時間やってるお店もあって、そこのテーブルセットでコーヒーを飲みながら周りを見ると、
天井がものすごく高いのと、フロアマットがひいてあるのと、大半が静かに過ごしたり眠ってるから静かなんだと気づいた。
ベンチもたくさんあって、そこで眠っているのは欧米系の人からアジア系の人まで様々だった。中東系の人が
コーヒーを飲んで穏やかにしゃべっていた。コーヒーショップのお兄さんたちはのんびり掃除していた。
みんなそれぞれこれから目的地があって旅立っていって、もう一生会うことはきっとない。
それでも同じここにいる人間なのだなぁ、と寒くてあっという間に冷めたコーヒーを飲んだことが忘れられない。