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福井中池見湿地の野鳥知って 敦賀のセンターに50種の羽
ラムサール条約に登録されている敦賀市樫曲の「中池見湿地」などで確認できる野鳥五十種類の羽が、同湿地内のビジターセンターで展示されている。十二日までの午前九時~午後四時。無料。 日本野鳥の会の鈴川文夫さん(福井市)が集めたコレクションのうち、同湿地で観察できる野鳥を中心に集めた。鳥のイラストや生態についての解説文も添えられている。 白と茶色の混じったフクロウの羽は柔らかく、餌を狙うときの消音効果があると説明されている。一部が緑や紫色に輝くカルガモやマガモの羽もあり、深い山の中に生息するというヤマドリの大きな尾羽には茶色のグラデーションがついている。県鳥のツグミの小さな羽も見られる。 湿地を管理するNPO法人「中池見ねっと」の担当者は「普段見えにくい羽の色やつくり、役割を知ってもらいたい。秋は渡りの季節で、実際の鳥の姿も確認できるので、ぜひ足を運んでほしい」と話した。 (米田怜央)
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