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「義」は、羊のクビの象形と、「ぎざぎざの刃が付いた戈」の象形で成り立つ字です。
つまりあらゆる難局に自らそのクビを差し出していく、難局に立ち向かう、自己の損得ではなく人のために生きる、という意味があるのが「義」の一字です。
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【お知らせ】◆
11月 3日(金・文化の日)14:00
第2回 名古屋倭塾 公開講座(古事記)11月 5日(日)18:30
第45回 倭塾 公開講座11月25日(土)18:30
第20回 百人一首塾12月16日(土)18:30
第46回 倭塾 公開講座12月23日(土)18:30
第21回 百人一首塾1月6日(土)13:00 第47回 倭塾 公開講座
1月20日(土)18:00 第22回 百人一首塾
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「盛」という字は面白い字で、上にある「成」は、実はトンカチと釘で成り立っている象形文字です。
つまり、物は叩いて成形するし、人は叩いて成長させるわけです。
下にある「皿」は、お皿そのもので、叩いてできあがったものを皿に乗せるところから「盛(も)る」という漢字が出来上がっています。
叩いて盛り付けるのです。
甘やかしたら盛り付けもできない。つまり世の訳に立たないと考えられてきたわけですね。
鉄は熱いうちに打てと言いますが、人も幼い頃から厳しくしつける(盛る)ことで、人として成長していく。
物は叩いて成形するし、人は叩いて成長させるわけです。
そして成長した人は、どんな難局さえも自らの魂の成長の糧にしてしまう。
自分というお皿に盛り付けて栄養にしてしまうわけです。
昔の平家は、清盛、重盛、宗盛、基盛など、「盛」という字をさかんに自らの名前に用いましたが、そこには一人前の男になるように厳しく育てるぞ、という親の思いと、一人前となったあとは、一門というお皿に財を盛り付け、天下に財を盛り付ける(景気を良くする)という意味も含まれていたのかもしれません。
素晴らしいことだと思います。
ちなみに源氏は頼朝、義家、為義、義朝など、「義」という字を好みました。
「義」は、羊のクビの象形と、「ぎざぎざの刃が付いた戈」の象形で成り立つ字です。
つまりあらゆる難局に自らそのクビを差し出していく、難局に立ち向かう、自己の損得ではなく人のために生きる、という意味があるのが「義」の一字です。
我が国では、7世紀に、隋や唐といった軍事大国がChinaに登場したことを受けて、冠位十二階や十七条憲法の制定、大化の改新の詔による公地公民制、戸籍や登記簿の備え付け、中央政府機構の充実(都作り)、史書の編纂などの一大事業が推進されました。
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