iPhoneのバックアップデータを CドライブからDドライブへ移動する方法
2015/10/28
低価格化でSSDをシステムドライブに使っている方が多くなってきています。
一昔前に比べると容量は増えていますが、まだHDDと比べると少ないですよね。
iPhoneのiTunesによるバックアップ先はシステムドライブです。
iPhoneの容量もアップしバックアップデータがシステムドライブを圧迫します。
これはなぜか動かすことが出来ないのです。
んじゃどうすんのってことですが、方法はあります。
分かりやすいよう手順一つ一つ説明していきます。
シンボリックリンクの設定
シンボリックリンクとは
OSのファイルシステムの機能の一つで、特定のファイルやディレクトリを指し示す別のファイルを作成し、それを通じて本体を参照できるようにする仕組み。リンクは本体と同じディレクトリに置いても良いが、通常は別の場所から参照できるようにするために作成される。UNIX系OSでよく用いられるもので、Windowsでも利用することができる。
と、言うらしいです・・・
簡単に言えば、容量が大きすぎてCドライブに置いときたくないからDドライブにリンクさせてそっちに置いとこうってことです。
iPhoneバックアップデータの場所
iPhoneのバックアップデータは
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup
にあります。
が、このAppDataは隠しフォルダーです。
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隠しフォルダーの表示方法
コントロールパネルを開きデスクトップのカスタマイズをクリック。
エクスプローラーのオプションのすべてのファイルとフォルダーを表示をクリック。
表示タブの隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示するにチェックを入れてOK。
Dドライブにリンク先ファイルを作成
これは分かりやすい任意のファイル名で構いません。
私はDドライブ直下にiphone backupというファイルを作りました。
わが家では私と妻のデータを分けるためこのフォルダ内にそれぞれの名前でフォルダーを作りました。
D:\iphone backup\ユーザー名としました。
バックアップデータをコピー
Cドライブ>ユーザー>ユーザー名>AppDate>Roaming>Apple Computer>MobileSync>Backupと進み、Buckup内のバックアップファイルを右クリックしコピーします。
先ほどDドライブに作ったファイル内に貼り付けます。
その後Cドライブのバックアップファイルを削除するのですが、その前に。
コマンド作成にwindows標準の「メモ帳」を使う
ここからコマンドプロンプトでコマンド入力していきます。
mklink /d “C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup” “D:\任意のフォルダ”
コマンドプロンプトに張り付けたコマンドはいじれません。
出来上がったコマンドを張り付ける必要があるので、私はwindows標準のメモ帳を使います。
Cドライブ>ユーザー>ユーザー名>AppDate>Roaming>Apple Computer>MobileSync>Backupと進み、Buckup内のバックアップファイルを右クリックしプロパティを開きます。
↓の赤枠部分をコピーし、メモ帳に貼り付けます。
Cドライブ側のバックアップを削除
Cドライブ>ユーザー>ユーザー名>AppDate>Roaming>Apple Computer>MobileSyncと進み、中のBackupを中身ごと削除してください。
次に、先ほどDドライブに移したバックアップファイルを右クリックしプロパティを開き
mklinkコマンド
mklink /d “○○” “△△”
をメモ帳に貼り付け。
コマンドプロンプトを起動
左下スタートボタンを右クリックし、コマンドプロンプト(管理者)をクリック。
貼り付け
Enterを押します。
↑と表示が出れば成功。
Cドライブ側のBackupが↑のようになり今後バックアップデータがDドライブに作成されます。
お疲れさまでした♪