まだまだ経済的な思考がしっかりできていないので思いつきだが、今のアニメの状況を「バブル」としてみよう。
「バブル」はもう弾ける、そう言われながらもう10年くらい経っている気がするが・・・。

少なくとも粗品濫造、作り手に愛がなく、客は飽き、誰のために作っているのか解らない、もはや誰もが惰性でしかないこの状況は、由々しき事態だ。
この「バブル」はいつ弾けてもいい、いやむしろ無理矢理弾けさせる必要がある、とさえ思っている。

その先にあるのは焦土か?死屍累々か?それでもいいと思う。
多くのクリエイターが職を失うだろう、しかし今までもロクに食えていないのだから、むしろ転職は彼らにとって幸福な転換点なのではないだろうか?
こうして生き残った選ばれしクリエイター達が、死に物狂いでいい作品を作り、離れた観客を取り戻すならば、それでいいじゃないか。
そうやってまた名作が多数誕生し、そして客が戻り、評価を受けてアニメが再興することが、実は今一番の処方箋なんじゃないだろうか?


この業界は一度壊れた方がいい。誰も得していない。あ、一部のクズ以外は。