4台のラッセル車を走らせ、雪をかき分ける装置の動きをひとつひとつ丁寧に確認していきます。
ラッセル車は雪が30センチメートル以上降り積もると出動します。
本格的な冬の訪れに備え、あわせて10日間試運転が行われるということです。
(黒柳)今日も引き続きゲストは脚本家の橋田壽賀子さんと女優の泉ピン子さんです。
今週一週間は「恩人に感謝スペシャル」として楽しい2人組に登場していただくことになっておりますが早速今日はその初日を飾っていただくことになったんです。
のっけにお写真だったんですけどあのお着物の写真はどっちがあなただったんですか?えっ!あれは私のです。
そうだったんですか?背の高いほうが私です。
そうですか。
じゃあ先ほどのお写真ですけれど背の高いほうが橋田さん?はい。
ですね。
ちょっともう1回見せて。
ちっちゃいほうは親戚の子です。
そう?でも同じようなお着物ね。
上等なお着物。
ねえ可愛いのね。
これは?これ可愛いね。
泉ピン子さん。
可愛いじゃない。
昔から笑ってますね。
あれ嘘笑いですよ。
(泉)ハハハッ!よく言うわよ。
今日は「恩人に感謝スペシャル」っていうウィークなんですよ。
なんですか?それ。
そうなんです。
今日ね…。
ちょっと待って。
ん?恩人?恩人あなた。
私がいつも出ていただいて私の番組。
だからあなたのおかげだって…。
私があなたのおかげ。
いつもこうなんです。
そうなの?わかった。
おかげです。
でもお二人は喧嘩なすったことなんかないの?あるね忘れちゃうけどね。
忘れちゃったね。
ねえ。
最近だって電話で話しててまともに話が通じないんですよ。
なんで?「あれがさ…ほらあれあれあれあれ」。
人の名前…。
「ヒラメみたいな顔した人」…。
「ヒラメ?あああれねあの人。
なんだっけ?名前」。
こっちも名前…。
「名前なんだっけ?」。
でそれでなんか終わっていくんです。
で外歩ってて普通の方がご挨拶しますね。
2人とも挨拶して「どうも」って言って「誰?あなたの知ってる人でしょ」「いや私知らない」…。
私知らないの。
「あなたでしょ?」って。
「いや私は知らない。
あなたでしょ?」って。
でなんか話わからないうちに「どうも失礼します」って。
「あんたの知ってる人でしょ?私知らないわよ」。
とうとうわからない人が最近すごく多いです。
フフフフ…。
そういうことありますよねでもね。
ですから今度お会いした時には先に名前を名乗って氏素性を言ってください。
よろしくお願いします。
できれば職業も。
そうそう。
もうねわからない…。
お名前だけじゃわからないでしょ?やっぱりね。
大丈夫ですか?まだ。
私初めからあんまりその…なんていうのあんまり覚えないから。
たくさんの方にお会いになりすぎこの方は。
私たちあんまり会ってないのに…私が会ってないのに忘れちゃうんだから。
だからテレビ見てると役者の名前がわからないんですよ。
そりゃそうですよね。
本当にあの…シャーリー・マクレーンがわからなくてこの前。
でパッと見てシャーリー・マクレーンの映画だわ。
ああそう。
『黄色いロールスロイス』なんてやってるんだって古い映画を。
見てて途中で誰だっけになって。
途中で?最初はわかったんですよ。
途中またわからなくなってしょうがないからタイトルバック出るまで起きたら3時45分だったの。
もう嫌になっちゃう。
本当?大変。
それを思い出さないと…。
そりゃそうですよね。
嫌だと思ってね。
お二人とも熱海に住んでいらっしゃってあなたも熱海にお引っ越しになったのに熱海にお引っ越しになったらあんまりお会いにならないっていう話ね。
大概病院行ってる…病院にお見舞いに行ったりとかそういう時ですね。
人様…お客様が共通ですからこちらのお客様が来たっていったらお呼びしてみんなで喋ると…飲むと。
ああそういうことは…。
そういうことは割にあります。
だから古希は先生がみんな私の知り合いとか呼んで…共通を呼んでご飯やってくれたり。
そういう何カ月に一遍ご飯食べたりとかね…。
そうね。
時々それぐらいはあります。
でも私すごいのは6人お手伝いさんがいらっしゃるって。
どういうことで?すごいですね。
一遍にやってもらいたいんです。
1人が2人が1日いられたら困るんです。
だから一遍にバーッと午前中に…とにかく2軒家がありますから一遍にもう全部やって。
じゃなきゃ誰も来ないとゴミ屋敷になっちゃうんです。
私何もしないから。
洋服でも全部こう何が何って書いてくれて。
やっぱりママと私って似てるのは一人っ子なんですよ。
長く人にいられるの嫌なんですよ。
で私も人にいられると覚えられないんです。
先生も書けないから早く帰ってもらって覚えたい書きたい。
そういう点はいいと思います。
前2人だったら3時頃までいるんですよ。
仕事できないんですよ。
3時って午後の3時?はいはい。
そのぐらいはいるでしょ朝来たらばね。
一斉にバーッとお料理は2人いて昼夜のを作っていってもらって1人はいわゆる運転手代わりにほうぼう行くのに。
そりゃそうですね。
あと2人はお掃除とそれからなんていうの?資料係。
そうか。
そういうことも?資料ものすごいですからやっぱり。
そうですよね。
そういう人も1人います。
秘書も兼ねてるのね?はい。
それでも午前中で帰ってもらう。
すごい。
午後は1人でいたい。
1人が一番いい。
フフフフ…。
どうお思い?そのこと。
まあ…元気ですからね。
東京にいた時は小まめに毎日1日1回は電話してたんです。
どこ行ってる?って。
でどこ行ってるって聞かない時は熱海中電話して「見に行ってくれ」って言ったことありますね。
電話出ないで倒れてるんじゃないかと思って。
で熱海に行ったらそんなことはないですね。
この人のほうが長生きすると思ってますから。
そうなの?なんか最近ね「あなたが先かもしれないじゃない」って言うと「うーんそうかな?」って。
その割には病院行くんですよ。
そうなの?やっぱり。
そう。
だから元気な…死ぬまでは元気でいないと嫌だと思って検査もしていただくし。
それ大切ですよね。
薬も飲みすぎぐらい飲まされて飲んでおります。
でもあれでしょ?トレーニングもしてらっしゃるんでしょ?すごく。
週に3回…。
はい。
月水金。
なんかVTRが届いておりますんでちょっとご覧いただいていいですか?本当?見たい。
嫌だ恥ずかしい。
はい。
あっすごい。
こんなことやってるの?おみ足すごいのね。
そうよやってるよ。
柔らかい。
えー!月水金。
わあすごい。
週に3回だったらねやっぱり。
1時間ずつ…9時から10時まで。
すごいですね。
へえー。
あれボールで何するの?ボールを背中に当てて壁へ手をつけるの。
すごい。
あっすごい。
パッてねすごい。
こんなことなかなか…。
おばあさんが頑張って…。
ばばあが頑張って…。
あらあれだけなの?でもこの他になんかバーベルも持ち上げてらっしゃるとかって?はい。
バーベル今10キロ持ち上げる。
ここまでですけど。
それも足をこう曲げて持ち上げるとここが強くなるんで。
これがきついんですよね結構10キロ。
ああねえ。
でも泳ぎに行けないんで。
今泳ぎに…。
そう。
この間うち泳いでいらしたのにね。
はい。
ずっとホテル開いてるところあったけどホテルのプール閉めちゃったところがあって今度市民プール行かなきゃならないとなんか泳いでると「もしもし」ってやられるの嫌なんで。
そうですよねそうそう。
それはそうですよね。
ちょっと止まると「ねえ」って言われるからもう私一生懸命泳いだら疲れちゃう。
うちはね下に温水プールがあるんですよ。
えー。
だから今…。
いいマンションですから。
毎日30分は確実歩ってます。
あっ水の中?水の中を。
それはいいわね。
でなんかそれは私膝と腰が良くなるのかと思ったら心臓と肺が強くなるんですってね。
そうなの?そうなんですって。
だから素人はわからないですよやっぱりちゃんと聞かないと。
でも犬が3匹いるんですって?いるんです。
もうこのために…。
なんなの?それは。
このためにちょっと頑張って働いてます。
後ろの子ががんで…震災の時にがんがわかってがんのえーとなんていうんですか?がんの治療をして目全く見えないんですけど今頑張って…。
そう。
8年目に入ります。
そう。
目悪くなったって生きてるね。
それで泣いてもう泣いて泣いてね。
うちの夫です。
もうご主人が可愛がる。
うちの夫がね東京駅で首から1頭ぶら下げて…。
両方下げて。
2匹を引いて片っぽにお弁当を持ってなんか汚い人が来たなと思って「先生」って言った時嫌だなと思ったらうちの夫だったんですって。
そんな格好して電車なんか乗れるものなの?そうなんです。
ここに1頭で下に2頭で片っぽお弁当持たせるんです。
背負ってるんですよ背に1つ。
あなたが持たせたの?そうそう。
まあ気の毒に。
だからある意味で子供いないから犬で会話がなるってありますね。
フフフフ…。
あなたは橋田さんからそういうふうに昔ねお聞きになったのかもしれないけど夫の前では台本を開かない?言ったんです。
それ…やってます。
なんて仰ったの?「好きで行ったんでしょ?」って言うのね。
「仕事が主にするならお嫁に行きなさんな…結婚しなさんな」って。
「しなさんな」ですね?はい。
「結婚した以上は妻としての役目を最優先しなさい。
私はそうしてきました」って。
そうでしょう。
お台所で書いたって仰いましたもんね。
いない時一生懸命書きました。
でもね4カ月もね仕事しないで家でずっと夜ご飯考えてるとねもう帰ってきてくんなとかさ。
それで食べるの速いじゃない考えて作ってるのに。
帰ってきたらパッと終わっちゃう。
「えっ?」って。
「たまに外食したいんだけど」って言ったら「だったらいらない」って言ったの。
頭きたから電話して「こういうこと言うんだけど」って言ったら「当たり前じゃない。
あんたそれわかってて結婚したんでしょ。
作りなさい!」。
味方にもなんにもなってくれない。
それさ実家の母みたい…。
でもそうでしょ?嫌なら結婚しなきゃいいんじゃないの?実家の母みたいなつもりでかけてるんだから「それもつらいわね」とかなんか言ってよ。
私我慢してきたんだもん。
そうね。
それもそうだけど。
私ちゃんとやってきたんだもん。
これはピン子さんのご主人?あのね還暦をママが全部招待してお金出してやってくれたんです。
また旦那様は随分お優しそうな方ですねピン子さん。
人の気持ちのすごいわかる方です。
よくあなたこういういい方と結婚なさいましたね。
だから私ねなんで…なんでって本当思いましたよ。
武本先生なんでピン子ちゃんと思いましたけどよくわかります。
ピン子も結構尽くしてます。
この人お料理上手だし。
尽くしてますよ。
こんなこと言ってますけどね。
でもたまに熟年離婚の気持ちわかりますね。
そう?なんでこんなご飯作ってて…洗濯物は黙って出てくると思ってるんだろうとか食べる時感謝しろとかやっぱりそれは…。
だから独身いいなってやっぱり思う時ありますよそれは。
せっかく時間かけて作ったのにパッて食べちゃう?速いんだもんまた。
それで「おいしい」って言わないでしょ。
出るの当たり前だと思ってるから。
そうそうそうそう。
「おいしい」って言わない男の人。
でまずいものは残すのね。
そう。
食わなきゃまずいっていうの。
食ってるうちはうまいんだから黙ってろ。
言わないって。
私も沢村貞子さんのお家に行った時ねご主人がねどんどん食べたりなんかしてるのよ。
だけど絶対「おいしい」とかって…。
すごく沢村貞子さんお料理上手なのに何も仰らなかったからね「かあさんかあさん“おいしい”とかなんか言ってくれないと嫌じゃない?」って言ったら「そんなことないよ」ってかあさん言ってたの。
とうさんにね「どうして“おいしい”って言ってあげないの?」って言ったら「まずきゃ残す」って言ったのよ。
「食べてるってことはおいしいことだろ」ってさ。
ある年代の男はそうです。
ある年代までの男はみんなそうです。
でもなんかもうちょっとおだててほしいっていうのあるじゃないですか。
おいしいねってね。
ないの。
「まずかったら残すだろう」って言われるとさ…。
でも考えるって…。
奥様たちこれ見てて思うんだけど。
これを見ながらね…きっとこのテレビを見ながら夜は何にしようって思うじゃない。
そうそう思うね。
昼間…結婚したての時昼間食べてる時に「夜何食べたい?」って言ったら「信じられない。
今食べてて夜のこと言う?」って。
殺してやろうかと思ったもんね本当に。
だってこっちの身になって…冷蔵庫の中に何が入ってるかわからないから買いに行くこともあるから昼間ついでに…食べてるから「何食べたい?」って言ったら「こんな食べてる時言うかね」って。
私もうねなんて奴と結婚したんだろうってやっぱり思いましたよ。
こっちの身にしてみるとね。
でも向こうにしてみると…。
今食べてる時ね。
食べてるのにさ「夜何する?」って言われてもね。
ねえ。
でも先生もそうでしたね。
「うまいから黙って食べてる」って。
そう。
そう言われました。
「まずかったら残す」って。
同じなんだ?みんなそうなんですある世代の男性は。
そうですねきっと。
だから…最近でも「『鬼』始まります」「何始まります」。
「これからよろしくお願いします」って言うんです。
旦那様に?「ご迷惑かけますけど」って。
「ちょっと帰らない日もあります」。
だけど早く寝かせて覚えたいから「まだ寝ないんですか?」「あした早いからもうそろそろ」…。
こっちもそんなさ年取ったら起きてられないからさ早く寝かせたいと思うから。
それから覚えるのは大変ですねやっぱり。
なるほどね。
でもねやっぱりもらってもらったんだからね。
行ってやったって気持ち強いわよ今。
この人行ってやったって気持ちでそれは駄目だって。
私なんか4つ年下でブスでもらってもらったから。
私もそれは当てはまってますよ。
同じだからあなたもらってもらったんだからって。
行ってやったと思ったら大間違いよ。
それでいつも慰めてもらいたいと思って愚痴の電話すると「あんたが悪い」ってさ。
私本当味方いないんですよ。
でも本当そう思いますよ私。
嫌なら結婚しなきゃいいんだもん。
あんないい人と…。
そんな30年も経ってそんなこと言われたってさ。
でも橋田さんは月給をちゃんともらう人と結婚したいと思っていらしたんですってね。
初めはね。
はい。
月給をちゃんと…。
だってもう仕事したくなかったんですもん。
だからTBSの月給高いからいいなと思って。
月給をみんなもらいまして「俺はシナリオライターと結婚したつもりはないから家のことはちゃんとやれ」「俺の前で原稿用紙は広げるな」って2人の約束なんです結婚の…。
そうか。
だから…絶対開かなかった。
これご主人と台湾にハネムーンにいらした時?はいそうです。
ハハハハ…。
ハハハハ…。
すごいわね。
いい格好の…あの奥様が。
でこの時にご主人が「お母さん連れていく」って言ったのよ新婚旅行。
シンガポールの沖で父親が亡くなってるんです船で。
それで「お母さんも連れて新婚旅行へ行って飛行機の上から弔いたい」と。
そうそう。
で台湾とシンガポールのあの辺行ったんですけど。
お母さんも…。
まあいいですよ一緒に。
でもさすがにお母さんいいと仰いました。
マザコンの…。
でもお優しいわね。
それわからないものでもない。
せっかく行くんだからね。
そうそうそうそうそう…。
それは新婚旅行と2人で思うから新婚旅行なのであってさ。
でもおふくろにおやじの鎮魂をさせてやりたいっていうのすごいわかりましたから「じゃあいいわよ」って私言ったんです。
でもマザコンでいらしたのね?ご主人は。
すげえマザコンなの。
マザコンの男の人は優しいですよでも。
それはそうでしょうねきっとね。
お母様にちゃんと私が…ちゃんとしてあげれば優しいです。
それはそうですよね。
簡単です。
とてもハンサムな方でね私『ベストテン』の総合プロデューサーでいらしたからしょっちゅう…しょっちゅうでもないけどお会いしてるじゃないなんかね。
とてもねなんか…。
外面いいんです。
そうなの?はい。
外面いいんです。
いい方だったすごく。
外面がいいほど内面悪いです。
でもご主人はお庭のこういうのをなさる?はい。
大好き花を…。
なんか定年後こういうお花なんか作って暮らしたいと仰ってらしたんですってね?大根作ったりね。
こんな大きい大根ね。
それで私に大根持たせて「写真撮るぞ」って大根女優って書くんですよ下に。
でもこの生活もそう長くなかったんですって?はい。
ご主人が定年になって…。
がん…脊椎が悪くなって2年ぐらい駄目で治ったと思ったらがんで。
だから5年…。
定年…55歳が定年でしたから。
あらー…。
5年か。
そう。
それで60歳でもう…ほとんど病気して。
病気っていうか家にいましたけど病気して亡くなりました。
そうですか…。
そうなんだ?だからあの…随分尽くせることは尽くせたので家にいてくれたから。
そうですよね。
えー…。
だから思い残すことはないです。
でも橋田さんはなんといっても今安楽死のことであのねそういうふうなご本をお書きになったりして。
だからいよいよもう死を考える年死だけ…死ぬことしか考えない年になって死がちゃんと約束されてないとどれだけお金使っていいんだかどれだけ遊んでいいんだかわからないという…。
ああこれね。
でもやっぱり随分大胆にお書きになりましたねって方もいらっしゃるでしょ?あまり死ぬことなんか考えたくないって方が多いのにこんな本出しちゃって。
そうか。
だから…。
だから嫌われるんじゃないでしょうか。
そんなこともないけど。
でもあれでしょ?ピン子さんとは随分海外も旅行一緒にいらしたり…。
もう行きました。
行かせていただいたね。
あれ北極でしたっけね?なんか氷の上に立っていらしてね。
氷小豆がおいしかった。
中で泳いだんだもんねあなた。
飛び込みましたよね。
北極点で。
すごい。
泳いだんですからすごい。
それでも先生まだ来年は半年ぐらいいないですから。
どこにいらっしゃる?来年はほとんど船旅。
半年船旅。
半年の船旅?ニューイヤーと…ニューイヤークルーズとオセアニアクルーズっていうオールヨーロッパニュージーランドを…。
それからそのあと世界一周。
相当すごいですよね。
7月3日まで。
うわー。
半年ちょっといません。
徹子さんはそういうずっとじっとって駄目でしょ?少なくともこういう『徹子の部屋』のような番組があるとそう長くはね…。
旅の先から黒柳徹子さんの『徹子の部屋』を放送するっていうのはどうですか?それはいいと思いますよね。
その場所で会った人にね。
でもその人知らないもんねだって。
でも知らない人とどんな話するかも私すごい興味あるわ向こうの偉い人とさ。
それこそソフィア・ローレンでないけどもそういう方とね。
そういうのだっていいと思いますよ私『徹子の部屋』。
「旅に出た『徹子の部屋』」とかっていうの。
スタッフの方お聞きになってると思いますけど橋田先生がそのように仰っていらっしゃいます。
ぜひそういうの見せていただきたい。
私たちみたいな…俳優さんとご一緒でもいいけどやっぱり「ああいう人と会ってるよ黒柳さん」っていうの見たいよ本当にね。
でもあれですか?誰かと一緒に旅行したいってお気持ちはないの?誰でもいいです旅行させてもらえるなら。
でも中で友達がいっぱいできますから。
お船なんか。
そう?驚くのはご主人亡くなって落ち込んでる人いるじゃないですか。
その人が1年経つと…船旅してるとすごいご陽気になってるんですよ。
そうなの?うちの夫がもし死んでも立ち直りは早いと思います。
そう?ああいう方たち見てると。
赤道直下を渡って赤道が過ぎましたっていったらみんななんかこういうの着て踊るんですよ。
この前まで「主人亡くして」って言ってた人がワー!ってやってるんですから。
えっこの人この前まで泣いてた人?っていう人多いですよ。
そう?私ぐらいの年の方も1人で乗っててこうやってなんかぶらぶら持ってるんですよ。
「あっピン子ちゃん」って「写真撮って」って言ったら「あら嫌だ。
ペットボトルだった」って。
そんな人もいるんですよ。
何?何?この人の写真撮ろうと思って一生懸命出したらペットボトル…。
ペットボトル持ちながらカメラだと思ってて「ペットボトルだった」。
めっちゃ面白いんですよだから。
わかるわかる。
なんていうのかな?結構笑えるんですよね。
本当に人間は…私普段専門の人たちとしか会ってないからそういうとこがすごく楽しいんですね。
色んな世界の方弁護士さん例えばいるしお医者様もいる。
そういうのがすごい楽しくて船に乗るんですね。
なるほどね。
ユースホステル昔行ってましたけど旅行のたびに。
その時も色んな人種の人が来るんですよ。
それでもうああいう団体の色んなグループで旅行する楽しみを覚えたんですね。
なるほどね。
だから平気で1人でいらっしゃるっていうことなのね。
1人でいる時はずっと1人なんですけど外行く時は一生懸命ネタ探しですね。
そうねお仕事に関係があるんだ?ネタは見つけてますよ色々。
そうね。
色々。
「恩人に感謝スペシャル」なんでね今週はね。
なんか橋田さんに感謝なさるお気持ちあります?ない。
あります。
この人ないと思います。
なんでそういうこと言うのよ。
はい。
失礼しました。
もう本当可愛くないでしょ?私は今まで代表作っていったら橋田壽賀子なんです全て。
ちょっと仰ってくださる?『おんな太閤記』『おしん』それから『渡る世間』全てそうです。
『おんなは度胸』も。
私はもし…ねえギネスブックやったら私取れますもん。
1人の作家で色んな役で1000本以上出てるんですから。
本当に?1000本以上ですよ。
そんな人いないと思う。
いやだって先生の…最低『おしん』だけでも二百六十何本いってますし。
それと『渡る世間』だって五百何本ですもの。
そりゃそうだ。
それで全部先生のシリーズ合わせたら…。
『おんな太閤記』もね一応1年ですもんね。
1000本以上ありますから。
へえー。
そしたら「そんなギネス取ってどうするのよ」「そんな流しそうめんだってギネスであんなに長いのに」って。
「コロッケのでっかいのもギネス」「あんなので取るんじゃない」って。
「ギネスいらない」って言って。
橋田先生のこういうところが好きなんです。
そんなコロッケと一緒にするなっていうのが。
そうね。
ちょっと『徹子の部屋』もねギネスもらってるんで…。
失礼しました。
いいんですいいんです全然。
よく喧嘩もなさらないでね。
お客様と?いやいや…。
スタッフと?スタッフとはしませんね。
偉いね。
スタッフが偉いのか徹子さんが偉いのか知らないけど。
でも考えたら健康であるっていうことですよね40年。
そうですね。
それはありますね。
でもね橋田さんがお出になった時2度か3度か必ず電気の故障があってあれどういうんでしょうね。
ないでしょ?あなた。
そうでしたね。
そうでした。
思い出しました。
どこか消えちゃうんですよね停電で。
こんなことあり得ないんだけどテレビ局の電気が消えるなんてね。
今日私いるから大丈夫なんじゃない?そうかもしれない。
私もパワーなくなったのよ。
意地悪パワーなくなったの。
何?意地悪パワーで電気消したの?電気消してたの。
でもあの時すごかったですよね。
本当に。
そういうことありましたね。
前に出させていただいて。
信じられない。
いやあ本当に今日楽しゅうございました。
ありがとうございました。
恩人は私の…こっちが恩人です。
皆さんも定めしきっと面白くお思いになったと思います。
無責任で申し訳ありません。
どうもありがとうございました。
どうも本当に。
(拍手)
(黒柳徹子)「シベリアに抑留されている日本人捕虜の中には2017/11/06(月) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋 橋田壽賀子&泉ピン子[字]
〜熱海の生活、夫への愚痴?止まらないトークに…〜橋田壽賀子さん&泉ピン子さんが今日のゲストです。
詳細情報
◇ゲスト
今週は「恩人に感謝スペシャル」と題して、一週間“楽しい2人組”が登場!今日は先週に引き続き、橋田壽賀子さんと泉ピン子さんがゲスト。
◇番組内容
現在、熱海で山3つ離れた場所で暮らしている二人。なんと橋田さんは6人のお手伝いさんに通ってもらっている。その理由とは…。船旅で世界を旅するのが一番の楽しみだと言う橋田さん、元気でいるために週に3回トレーニングに励んでいる。その証拠VTRも披露!一方、4歳年下の夫への愚痴を言い始めたピン子さん。それを聞いた橋田さんの反応は!?今日は“歯に衣着せぬ”楽しいトークで大盛り上がり!橋田さんの“毒舌”も必見!!
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
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ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
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