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プロローグ
「あーどうしよう」
就活に失敗した愛波朗は、大学卒業後も何をするでもなく引きこもっていた。
このままではいけない。
そうわかっていても何もせずに1日を過ごしてしまう。
こんなことをしていてはダメだ。
そうわかっていても結局1日何もせずに過ごしてしまう。
こうして俺の引きこもり生活は始まった。
そんなある日のことだった。
その日はちょうど街の花火大会であり、窓の所からは、花火の盛大の音が聞こえる。
「あ~あ、今日は花火大会か」
その花火の音を聞いた雅樹は、久々に外に出てみるか、と考え近くのコンビニに行くことにした。
空を見上げると、綺麗なたくさんの星が浮かんでいた。
たまには、外に出てみるのもいいなっと考えているとーー
その瞬間、身体がふきとばされた。
地面に打ち付けられた身体が悲鳴をあげ、薄れゆく意識の中、電柱にぶつかっているトラックが見えた。
あ~あ、俺はトラックに轢かれたのか。
それを最後に、俺の意識をうしなった。
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