4月25日(水)、中日友好協会の唐家セン(王篇に旋)新会長一行が議長公邸を訪問され、懇談いたしました。民主党日中21世紀の会から、海江田万里副会長、中川正春副会長、細川律夫事務局長、近藤昭一事務局次長に同席いただきました。
今年は日中国交正常化40周年という節目の年です。衆参両院と中国全人代との定期交流は、1月に衆議院、3月に参議院が行い、日中国民友好交流年にふさわしく、日中間で様々な分野における協力、交流が進められています。
私が初めて中国を訪問したのは、1972年の1月で、同年9月の国交正常化前でした。周恩来首相にもお目にかかる機会がありましたが、そのとき、「皆さんは若くて前途のある午前8時の太陽だ。私は午後3時の太陽だ。世界はわれらのもの、皆さんのものである。ぜひ未来のある若い人たちに、日中友好のために努力してもらいたい。」という趣旨のことを言われました。
この40年間の日中関係を改めて振り返って、いくつかの残された問題の解決に向けて、お互いに努力をしなければなりません。日本と中国は、今後40年、400年たっても、隣国同士であることは変わりないわけですから、友好発展のために、政治、経済、文化の各分野にとどまらず、広く国民各層における交流の広がりのために努力したいと思います。
呉邦国全人代委員長から公式訪問の招待をいただき、5月の連休を利用して訪中する予定です。その際、改めて唐家セン会長とも再会できることを期待しております。