昨日、夫と喧嘩をしました。ごめんなさい、また犬も食わない話を書こうと思います。
こんにちは。りかです。
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昨日の夕方のこと。
夫がすっとリビングからいなくなりました。これは、よくあることです。2階から、youtubeかなんかで流しているであろう、くるりの曲と、夫のギターの音が聞こえてきます。
次男が私に、しまじろうのDVDを持って来ました。再生しようとしたらとエラーが出てうまく再生されません。あれ?と思い、他のDVDでも試してみますがどれも見れなくなってしまいました。壊れちゃった……。
次男は
「しまじろう〜!しまじろう見たいの〜!」
と泣き出します。気をそらそうと
「じゃ、トイストーリー見ようか!」と声をかけてみてもDVDを差し出して泣くばかり。
※トイストーリーは、amazonプライム動画を購入しているので、DVDプレーヤーを使用しないで見ることができます。
そんな時に長男は、
「ママ、お腹すいた〜!お菓子ちょうだい!」
というものだから
「ご飯もうちょっとだから待ってね。」
と声をかけます。長男はお腹がすいてきたんでしょう。不機嫌で
「早く!ご飯早くしてよ!」
「今、はーちゃんが泣いてるから少し待ってね。」
「じゃあ、お菓子!!」
なんて怒り出す始末。
長男はお菓子よこせと喚いて、次男は大声で泣いていますが、2階からは大音量の音楽が聞こえるばかり。気付いてもいない様子でした。
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ここで私は、イライライラっ!となります。
普段から、子供たちがぐずぐずすることはよくあることなんです。そこまでイライラすることではありません。でも「夫が家にいるのに助けてもらえない」と思うと、ものすごくイライラっとするんです。
泣いている次男を抱き上げ、ダンダンダンと階段を駆け上がり、大音量で音楽を聴きながらギターを弾いている夫に「あのさ。DVDのクリーナーとか持っていない?」
と聞きます。言っていることはごく普通ですが、眉間にシワを寄せた低い声威圧します。
その不機嫌な私を見て、夫は
「何?俺が自分の時間を過ごすことが、そんなに不満なの!?」
と怒り出します。
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いつも私は、気に入らないことがあるとそれをうまく伝えられずただ不機嫌になり、夫に「でた!ひとりネズミ花火!」と言われるのですが、今回は違いました。
夫に
「俺が自分の時間を過ごすことが、そんなに不満なの!?」
という夫に、言い返します。
「そんなことが不満なんじゃありません。ひと言、2階でギター弾いてくるって、なんで言えないの!!」
怒る私に、夫が笑い出しました。
「家から出て行くわけでもないのに『りかちゃん今から2階い行ってくる』って言わなきゃならないの?」
「そうだよ!言わなきゃダメなんだよ!!」
「なんで?」
「私が機嫌悪くなるから!」
「……。(失笑)」
夫へは、うまく伝わりませんでしたが、そういうことなんです。
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私は、夫が自分の時間を過ごすことが許せないわけではありません。私はこうやって、ブログを書いたり、本を読んだり自分の時間を過ごしています。夫にも自分の時間は必要でしょう。
でも、私は子供たちがいる時にPCを開いてブログを書くことは絶対にしないし、読みたい本があっても、子供たちを寝かしつけてから読みます。子供の体調が悪い時(今)は日中に時間とれないのはわかっているから、ブログを書くのを諦める、もしくはこうやって、寝ている子供の隣で夜中の3時にひっそりパソコンを開いたりします。
祝日、家族がいる時に子供たちと夫をおいて、2階にこもることなんて考えられないんです。
夫の趣味はギターを弾くこと、音楽を聞くこと、ランニングです。子供が寝てからでは、ギターを弾くことはできませんから(近所迷惑)、2階でギターを弾くことはかまわないんです。でも、その時間、子供たちの育児を放棄するわけですから
「2階でギター、弾いてくるね(だから、家事育児は頼んだよ。お願いします)。」
って言って欲しいんです。()のところは言わなくても、そういうことだって、私が勝手に解釈します。でも、そういう気持ちで2階にこもって欲しいんです。
わがままでしょうか。
大抵は、いいよ〜って言うと思うんです。
そんで、ちょっと
「ありがと」だの「頼んだよ」って一言があれば、気持ちよく夫へ時間をあげれます。
「あ、私夕ご飯の仕込みしたいから、終わるまでもうちょっとだけ子供たち見てて。」
なんて言うこともあるかもしれませんが。
そっと消えるんでは、この一言さえいうタイミングがないですよね。
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「……何だかわからないけれど、リビングから出る時は声かければ機嫌悪くならないわけ?」
夫が怪訝な顔で聞いてきます。
「うん。そうして欲しいんだけど。」
「はい、そうします。自分の家なのになぁ……(ブツブツ)」
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2階にかけあがる夫が「あ!忘れた!」と階段の途中で戻ってきて、
「りかちゃん、着替えてきます!」
と私に声をかけてきます。
「お、おぅ。」
「やべぇ、やべぇ。りかちゃん怒るところだったわ〜。」
そんなことを言いながら、もう一度二階に登っていく夫。
違う、そうじゃない。着替えもトイレも報告はいりません。
真意は伝わっていませんが、喧嘩をしてお互いの嫌なことを知り、夫婦のルールができることはよくあります。
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私の父は、読書が大好きです。いつも、本を読んでいます。
夫が、私の実家でお酒を飲んだ時のこと。
私の母が、夫にこう言います。
「〇〇くん(夫)は、育児に協力的で素敵よ〜。お父さん(私の父)なんかね、子供たちが小さい時、仕事から帰ってきても家の前に車停めたまま、車の中で読書してたんだから〜!(笑)」
私の父が言います。
「〇〇、わかるよなぁ。怖い嫁がいると、家で好きなことできないもんなぁ。」
夫は
「お義父さん、わかります!わかりますよ〜!その気持ち!!」
と、父に手を差し出します。
何、その握手。
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なんだかんだ言って、私の両親も私たち夫婦も仲がいいです。
でも、父も夫は、母や私にもっと言いたいことがたくさんあるんだろうなって感じるんです。
ギャンブルもせず、女遊びもせず、仕事に真面目に打ち込む夫です。育児にも協力です。
私も、自分の都合ばかりでプンプンせず、夫に感謝する気持ちを持たないとな。
小出しに「ひとりネズミ花火」をする私ですが、普段怒らない夫が本気で怒ったらネズミ花火どころじゃないかもしれません。
ちょっと、私は我儘なのかな?と心配になる時があります。
世の中のお父さんたちは、すっとリビングがら消えたりするもんなのでしょうか。