Donald Trump米大統領の個人的なTwitterアカウントが米国時間11月2日、11分間利用できない状態になっていた。ポット1杯分のコーヒーを入れるほどのわずかな時間だったが注目を集めた。
米国太平洋時間2日午後4時より少し前から、Trump大統領のアカウントを訪問するとページが存在しないというメッセージが表示されていた。
それからおよそ1時間後、TwitterはTwitter Governmentのアカウント(@TwitterGov)で、Trump大統領のアカウントが「人為的ミスが原因で誤って無効化」されたと述べた。さらに2時間後、@TwitterGovアカウントは、それが勤務最終日のカスタマーサービス担当従業員によるものだったことを明かした。
Trump大統領は、「ならず者の従業員」という言葉を使って不満をあらわにした。
The New York Timesは3日、複数の匿名情報筋の話として、その人物が正社員ではなかったと報じている。
その従業員になぜアカウントを削除できるだけのアクセス権限があったのか、また、それ以外にも不正を働く手段があり得るのかという疑問が残る。BuzzFeed Newsは、特定のアカウントを制御するのは比較的容易だとするTwitterの「元上層従業員」の話に触れた。The New York Timesは、「数百人の従業員」がアカウントの無効化などの処理を実行できるが、カスタマーサービス担当者は、他のユーザーのアカウントでダイレクトメッセージを利用したり、ツイートすることはできないと報じている。
Twitterにさらなるコメントを求めたが、回答は得られなかった。
Twitter Governmentアカウントは3日、同社は「このようなことが二度と起きないように予防策を講じた」とツイートした。
TwitterによるTrump大統領のアカウントの取り扱いについては数カ月前から批判が寄せられており、今回大統領のアカウントが一時使用停止になったのではないかとの憶測を招いた。大統領の一部のツイートがTwitterの規則に明らかに違反しているにもかかわらず、なぜTwitterが削除しないのかと疑問視する声が高まっている。
Twitterの規則では、直接的か間接的であるかを問わず、暴力的な脅迫にTwitterを利用することが禁止されている。規則に違反するアカウントは凍結される可能性があるとTwitterは警告している。
TwitterによるTrump大統領のアカウントの取り扱いについては数カ月前から批判が寄せられており、今回大統領のアカウントが一時使用停止になったのではないかとの憶測を招いた。大統領の一部のツイートがTwitterの規則に明らかに違反しているにもかかわらず、なぜTwitterが削除しないのかと疑問視する声が高まっている。
Twitterの規則では、直接的か間接的であるかを問わず、暴力的な脅迫にTwitterを利用することが禁止されている。規則に違反するアカウントは凍結される可能性があるとTwitterは警告している。
Trump大統領の長年にわたる側近であるRoger Stone氏は先月、CNNアンカーのDon Lemon氏に暴言を浴びせたとしてTwitterのアカウントを凍結された。1月には製薬会社重役のMartin Shkreli氏が、フリージャーナリストへの嫌がらせを理由にTwitterで一時使用停止にされた。
Trump大統領が10月、北朝鮮の最高指導者に対する口撃をエスカレートさせたことで、TwitterでのTrump大統領の状況にますます注目が集まった。Trump大統領は、北朝鮮外相が「小さなロケットマンの思想に同調するのであれば、彼らはもう長くないだろう!」とツイートした。
Twitterは、Trump大統領のツイートが騒動を引き起こしていることを認めつつも、「報道価値」があるために削除されずに残されていると述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
クラウドもモバイルも怖くない!
「シンプル管理」を実現するためにすべき事
ビジネスが変わる!メール、チャット、
電話の使い分けを総チェック!
標的型攻撃対策はレッドチームにおまかせ!
疑似マルウェア攻撃で第三者評価を実施
もう迷わない!企業システムのクラウド移行
「3つの課題」を攻略する!