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ALLジャンルから厳選!面白いおすすめ『ループもの』作品18選!【小説/漫画/アニメ/ゲーム/映画】

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今回は、ループもの特集です。

 

タイムリープとも言われていて、その理由は作品によって様々ですが、何度も同じ時間を繰り返すという部分が共通点ですね

タイムリープの中には一度きりの時間跳躍も含まれますが、今回は何度も同じ時間を繰り返す、ループものだけ取り上げています。

  • 小説
  • 漫画
  • アニメ
  • ゲーム
  • 映画

それぞれのジャンルから、私が見た中で面白いおすすめ作品を集めました。

では、どうぞ! 

読んだらタイムリープしたくなる!?おすすめループもの作品特集!

 

「リプレイ」 ケン グリムウッド

まずはこちらのSF小説

タイムリープ作品を語るなら、これは外せません。

43才で死んだ主人公が、気付いたら18才に逆戻り。記憶や知識は43才のまま18才として人生をやり直すストーリー。

身体は若くて頭は成熟、未来の出来事も分かっているので、ギャンブルも勝ち放題
誰でも一度は夢見たシチュエーションですよね~。

 

…でも、人生そんなに甘くはなく。。

やり直したは良いけど、結局43才になったらまた死んでしまうんです。。何度も何度も18才から43才の間を繰り返す主人公の運命や如何に!

 

「時をかける少女」 筒井 康隆

そして、こちらも外しちゃいけない1冊。

ループものは昔々19世紀頃からあるジャンルでしたが、「タイムリープ」という言葉はこの作品から生まれました。

「タイムリープ(時間跳躍)」の能力を手に入れた女子中学生の主人公が現在と過去を自由に行き来できる様になって、能力の謎を解明していく過程で恋愛を経験する、甘ずっぱい青春ジュブナイル小説

1967年に刊行された古い作品ですが、今なお愛されています。

 

驚くべきことに、この作品は、アニメ版を含め4回も映画化されました。

私が思う劇場版「時をかける少女」といえば、主題歌と共に「原田 知世」ですけど、今は、アニメ版が一番有名かもしれませんね。

1983年 原田 知世Ver.↓

1997年 中本 奈奈Ver.↓

2006年 アニメVer.↓

2010年 仲里 依紗Ver.↓

 

「七回死んだ男」 西澤 保彦

自分では制御出来ないタイムリープ「反復落し穴」能力を持つ主人公が探偵役という、SF要素が入っているミステリー小説です。

タイトルは重そうですけど、中身はややコメディタッチ

祖父を殺したのは一体誰なのか…。何度も何度も繰り返し試行錯誤して、お爺ちゃんを殺した犯人を捕まえようと、孫が頑張ります。

 

ライトなテイストなので、読みやすい仕上がり!
ミステリー初心者にもおすすめですね。

 

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「オール ユー ニード イズ 吉良 ~死に戻りの忠臣蔵~」 左高例

どこかで聞いた事ある名前ですよね?(笑)

そうです、桜坂 洋が原作で、 漫画化及びトム クルーズ主演で映画化もした、有名なあの作品!……の、オマージュ作品です(笑)

赤穂浪士の討ち入りによって殺された吉良義央でしたが、気が付くと14日当日の朝に逆戻り…。何度も殺され同じ1日を繰り返し、様々な方法で襲撃から生き延びようと奮闘する彼の運命は如何に…。

 

ストーリーの骨格もどこかで聞いた事ありますけど、意外に「ちゃんと」面白いんですよ、これ。Kindle Unlimited」に登録すれば無料(タダ)です。

 

公式 Kindle Unlimited

 

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余談ですけど、この人こんな本も出してます(笑)↓

 

 

「All You Need Is Kill」 桜坂 洋

パロディ作品から先に紹介してしまいましたが、これが本家です。

異星人が地球に送りこんだ「ギタイ」と人類が戦争を行う、近未来SFアクション

主人公の兵士は、出撃→戦死→出撃→戦死のエンドレスバトルに最初こそ戸惑いますが、「ループ=経験値を積んで強くなれる」事に気付き、徐々に新兵から歴戦の勇士へと成長していきます。

 

小説と漫画のストーリーはほぼ同じ。

映画版のみ差異が大きいですけど、どれも面白かったですね↓

 

「ターン」 北村 薫

29才の女性主人公が、ある時大型ダンプと正面衝突。。
交通事故に遭ってしまいます。

が、気が付くとそこは前日の同じ時刻…
しかも、自分以外の生きものが存在しない世界でした。

訳が分からないまま1日を過ごしますが、事故に遭った3時15分になると再び前日の同じ時刻に逆戻り…

誰もいない孤独な世界同じ1日を繰り返し続ける主人公は絶望を覚えますが、そんな孤独な世界にもう1人の人間が現れて…はてさてどうなるのか!という物語。

 

北村 薫「時と人 三部作」の2作目である、この作品。

あまり話題に上がっているところを見かけませんが、ループものが好きなら見ておいた方が良いでしょう。名作の1つですよ!

 

時と人 三部作」は、どれもSF要素と現実世界を上手く融合させていて面白いです↓

 

ターンは牧瀬里穂主演で映画化もされました↓

 

「涼宮ハルヒの暴走」 谷川 流

一世を風靡した「涼宮ハルヒシリーズ」の第5弾。

短編集なんですけど、その中の1編「エンドレスエイト」がループものになってます。

夏休みを終えたくないという思いは学生全員が共通して持っていると思いますが、この作品の主人公は「無意識に望んだことを具現化する能力」を持っている為、その願い通り、8月が延々と終わらないというストーリーです。

 

夏休みを繰り返した回数、実に15,000回以上!
流石に休みすぎですね(苦笑)

しかも、アニメ化した際に忠実すぎる再現をした結果、全28話中8話がほぼ同じ話という異常事態となりました。放映当時は賛否両論阿鼻叫喚のお祭りが起こりましたが、私的にはアリでしたね。あれはあれで面白かったです(笑)

 

「リピート」 乾 くるみ

イニシエーション ラブ」を書いた作者が贈る、ループもの。

普通の大学生である主人公のもとに、ある日知らない男から1本の電話が。

現在の記憶を持ったまま過去の自分に戻れるリピート」の説明会へ誘われます。年齢も性別もバラバラの9人が集まり、説明係を合わせた10人で、実際に過去の世界へ戻るんですけど…リピート仲間たちが次々に不審な死を遂げていく。。

殺されているのか?誰が何の目的で?

 

という、ループものでもあり、ミステリーでもある1冊です。

どちらのジャンルとしても楽しめる、贅沢な作品ですよ~。あの「乾 くるみ」なだけの事はあって、結末もあっと驚く仕掛けが待っています!

 

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「四畳半神話大系」 森見 登美彦

これは、正確には「ループもの」ではなく「並行世界もの」です。
もしくは「パラレルワールドもの」とも言いますね。

 

大学3年生の主人公が今の生活に不満を持ち、バラ色のキャンパスライフを夢見て、1年生からやり直すお話です。1章につき1つの並行世界を描いていて、それぞれ少しずつ違った人生を歩んでいきます。

 

「並行世界/パラレルワールド」をモチーフにした面白い作品も山ほどあって、それだけで長~い記事が書けるのでいずれまとめようと思っていますが、今回はこの作品のみ紹介したいと思います。

何故これを「ループもの」に入れたかというと、私が「森見 登美彦」も好きでチラッと紹介しておきたかったから(笑) というのもありますが、この作品は各章ごとに主人公の行動が分かれていて、それを読者は俯瞰で見る事ができるので、ある意味「ループもの」として読む事も可能だからです。

 

この辺りの「ループもの」と「並行世界もの」の境目って、結構曖昧なんですよねぇ。なので冒頭に記した通り、この記事では「何度も同じ時間を繰り返す」作品と条件付けをして紹介しています。 

 

アニメ化もされました↓

 

「未来の想い出」 藤子 F 不二雄

漫画界の巨匠藤子 F 不二雄」が晩年に書いた、ループもの漫画。

 

とある漫画家がゴルフでホールインワンを出した驚きで気を失い、20年前にループするんですが、何度も何度も20年間をループしていくうちに「運命」に立ち向かう術を学んでいく物語です。

負のループ・運命の環を断ち切るには勇気が必要だという事を、教えてくれます。

 

ところで、「藤子 F 不二雄」と言えば「ドラえもん」ですよね?

ドラえもんにおいても「ループもの」を扱っている回がいくつかありまして、それが13巻「タマシイム マシン」と15巻「人生やりなおし機」となります。

こちらも機会があれば読んでみてください。

 

映画Ver.↓

 

ドラえもん13巻&15巻↓

 

「僕だけがいない街」 三部 けい

こちらも漫画家が主人公の、ミステリーサスペンス漫画

タイムリープ能力「再上映(リバイバル)」を持つ主人公が、過去に起きた連続殺人事件を解決していく物語です。身近に事件が起きると勝手にタイムリープしてしまうので厄介な面がある能力なんですけど、その特徴も上手くストーリーに絡めてあります。

 

なかなかスピード感がある作品で、ミステリーとしても秀逸な出来と言えるでしょう。さあ、真犯人は誰なのか?

 

アニメ版↓

映画版↓

 

「代紋TAKE2」 原作:木内 一雅 作画:渡辺 潤

続いては、SFヤクザ漫画

そんなジャンルあるの??って感じですけど(笑)
ダメヤクザの主人公が鉄砲玉を命じられ、特攻して死んでしまうんですが、そこで10年前にタイムリープ。10年の記憶と経験をもとに、ヤクザとして成り上がっていくストーリーになっています。

 

…ただ、この漫画はオチが最悪という評価を世間から受けています(苦笑)

まあ、それはそうでしょうね。。62巻も極道漫画として連載してたのにあのラストでは、伏線は張ってあったにしろファンは納得しないでしょう。

漫画上では1回しかタイムリープしていないのに今回の記事に入っているのは、そのラストに関係しているからです。

 

「高機動幻想ガンパレード マーチ」 ソニー

続いてはゲームです。

宇宙からきた謎の生命体「幻獣」によって人類が存亡の危機に立たされている中、主人公が生き残る事を目的とした、シミュレーションゲームとなっています。

このゲームは「自由度の高さが尋常じゃない」という点が特徴的で、幻獣と戦うだけではなく、整備士になったり、学生生活を満喫したり、ソックスハンターになったり、まあ色々できるゲームでした。

 

また、この作品があったから、「マブラヴ」や「マブラヴ オルタネイティヴ」という名作が生まれ、更にその「マブラヴ オルタネイティヴ」から多大な影響を受けて、大ヒット漫画「進撃の巨人」が世に出てきた…という凄い歴史があるんですけど、その詳細はまたの機会にしたいと思います。

 

アニメ化もされました↓

 

「STEINS;GATE」 5pb.

アニメ版から火がついて有名になりましたが、これも元々はゲームです。

メールや電話によってその後のストーリーが変わるアドベンチャーゲームになっているんですけど、少しの選択肢の違いで全く違うストーリーを楽しめます。

この1作だけでも問題はありませんが、本当に楽しみたいなら前作の「CHAOS;HEAD」もプレイした方が良いですね。世界線が繋がっているので。

 

そもそも、このジャンルのゲームは「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」という超名作や「CROSS†CHANNEL」などの名作が沢山あるので、もし今からプレイする人がいれば、是非そっちからチャレンジしてみてください。

 

アニメ版↓

 

「うる星やつら2 ビューティフル ドリーマー」 1984年

続いては劇場版アニメ。

若い人も「うる星やつら」という名前だけは知っていると思いますが、大御所漫画家「高橋 留美子」の大ヒット作品を「押井 守」監督で映画化した作品です。

主人公たちが通う高校はもうすぐ文化祭…の筈が、何故か文化祭前日が何度もループされます。。「うる星やつら」というよりは、良くも悪くも「押井 守ワールド」を見る為の作品と言えるかもしれません。

 

若い人はなかなか昔の作品に手を出さない傾向が強いと思いますが、新旧関係なく色々と見た方が「自身の幅」が広がると思いますよ~。

 

「ミッション: 8ミニッツ」 2011年

続いては、比較的最近の映画。

主人公であるアメリカ陸軍パイロットが、列車が大爆発を起こすまでの8分間の間に、爆弾犯を特定し捕まえようと奮闘する物語。
奮闘と言っても主人公は実際には列車に乗っておらず爆破事件も起こった後です。

列車に乗っていた乗客の爆破8分前の記憶と主人公の意識を同調させて、その8分を利用して事件を未然に防ごうという作戦なんですが…意味分かりますかね?(笑)

 

失敗しながら何度も何度も8分間を繰り返して、事件解決に迫っていきます。

それだけではなく、最後が良いんですよ、この映画。
頑張ればそういう未来もあるんだね~と、ほっこりします。

 

「恋はデジャ ブ」 1993年

続いては、ビル マーレイ主演の作品。

主人公が2月2日が繰り返されるループ世界に迷い込むんですが、あまり良い人間ではないので、最初は色々と悪さをしていきます。ですけど、あまりにも延々と2月2日が繰り返される為、今度は良い事を行っていくと…というストーリー。

単純に言うと、悪行より善行を心がけた方が、良い事あるよ!って事です(笑)

 

ビル マーレイは「ゴーストバスターズ シリーズ」・「チャーリーズエンジェル」・「ゾンビランド」など×2、色々な映画に出ていますが、面白い俳優ですよね~。

 

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「バタフライ エフェクト」 2004年

続いては、バタフライ効果をモチーフにした作品。

日本のことわざで言うと「風が吹けば桶屋が儲かる」というやつですね。

日記に書いてある過去に戻れる」という羨ましすぎる能力を持った主人公が、幼馴染の女性の人生をより良くする為に、何度もループするストーリー。

バタフライ効果そのままに、過去のある時点を少し改変しただけで、未来では大きな変更になってしまい、そのたびに主人公は過去へのループを図ります。

 

面白い上に感動するという事で、非常にファンの多い作品です。

 

パート3まで続編が作られました↓

 

「サマータイムレンダ」 田中 靖規

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本日のラストはこちら。

ジャンプ+」で新連載された新しい作品となり、作者は週刊少年ジャンプで「瞳のカトブレパス」を連載していた作家です。荒木飛呂彦の元アシスタントとしても有名ですね

 

まだ3話しか掲載されてないんですけど、なかなか面白いな~と思っていたら…全然そんな気配してなかったのにまさかの「ループもの」という事が明らかになりました。

丁度この記事を書いている途中で読んでいたので、びっくりです(笑)

※何しろまだ3話しか無いので18選には入れてませんが、番外として紹介

 

ジャンプ+集英社の漫画(週刊少年ジャンプなど)が無料で読めるアプリなので、登録しておいて損はないですよ!

公式 「ジャンプ+

 

 

 

如何でしたか?

冒頭にも記しましたが、今回紹介した作品たちは「何度も同じ時間を繰り返す物語のみ」です。「1度きりのタイムトラベルもの」で括ると面白い作品はまだまだありますが、それらは「ループもの」ではないので、またの機会に紹介したいと思います。

 

では、次の記事でお会いしましょう。

 

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