実施日 ：2017年11月12日（日曜)
競馬場 ：京都競馬場 外回り
距離 ：芝右回り 2,200m
賞金 ：9,300万円
負担重量：3歳54kg、4歳以上56kg
目次
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☆レース展望☆
京都外回り2200ｍで行われるGⅠレース。
今年はGⅠ勝ち馬4頭に加えて、牡馬とのレースで勝ってきた馬なので、上位が拮抗しているので人気はばらけそうです。
牝馬の頂上決戦にふさわしいメンバーが出走を予定しています。
出走を予定しているGⅠ馬には、GⅠ2勝：ミッキークイーン、ヴィブロス、GⅠ1勝：クイーンズリング、ディアドラ。
その他には、前哨戦で古馬混合重賞で勝ってきた、スマートレイアー、ルージュバック、3歳馬にはオークス2着、秋華賞3着のモズカッチャン、阪神JF2着、桜花賞2着、秋華賞2着とGⅠまで後一歩のリスグラシュー。
ざっと書いただけでも、ソウルスターリング、アドマイヤリード以外のトップクラスが勢揃いしたようなメンバーです！
それでは、出走予定馬を見ていきましょう。
☆出走予定馬☆
※月曜に予想オッズを編集します。
☆GⅠ馬☆
ミッキークイーン
牡馬と互角に戦える数少ない牝馬です。
3歳にGⅠを勝ってからは一度もGⅠを獲っていないのですが、後一歩のレースが続いています。
GⅠでは去年のヴィクトリアマイル2着、エリザベス女王杯3着、今年の宝塚記念3着という結果に終わっています。
今回は宝塚記念以来、約4ヵ月ぶりのレースになりますが、休み明けの成績も悪くないので、いきなりから好走するかもしれません。
また天皇賞秋では、宝塚記念からの直行組が1,2,3着に入り、宝塚記念が高レベルのレースだったということが証明されているので、そこで3着に入ったこの馬は、牝馬限定戦なら上位にくるでしょう！
ヴィブロス
ドバイターフを勝った後、約7カ月の休み明けで出走した前走の府中牝馬Sで、56kgを背負って2着を確保できたことは、復帰戦では上々の立ち上がりだったと思えます。
馬格がない馬なので、今回も56kgを背負うことはプラスではないと思いますが、前走で結果を残せたのは収穫でしたね。
ただ7ヵ月休んだにもかかわらず、体重が変わっていなかったことは少し心配で、前哨戦でプラス体重からの、本番仕上げてきて欲しかったので、もしかすると休み明けを叩いたけど、そこまで上積みという点ではないかもしれません。
距離も2200ｍは初めてですし、そこまで強調材料は見つけられませんでした。
クイーンズリング
去年のエリザベス女王勝ち馬クイーンリング。
去年勝った後の成績は残念な感じで、香港C9着→阪神牝馬S15着→ヴィクトリアマイル6着→府中牝馬S4着と一度も馬券内に入っていません。
前走の府中牝馬Sは、出遅れてのスタートで、さらにスローペースと後ろの位置での競馬になったしまったので、仕方がない面もあります。
それでいて6ヵ月の休み明けで0.3差の4着まで差してきたのは、復調気配を感じます。
成績が落ちている分、今年は人気の面で相当落ちると思うので、狙ってみても面白いかもしれません。
ディアドラ
今年の秋華賞勝ち馬、ディアドラ。
桜花賞6着、オークス4着→秋華賞1着と、牝馬路線での王道レースに全て出走しました。
秋華賞は、重馬場でのレースで、他の馬より適性があったような勝ち方に見えました。
極端に上がりの速くなるレースになると、この馬より切れ味のある馬が多数出走しているので、厳しいかもしれません。
秋華賞も完璧な立ち回りで、勝てたところも大きいので、まだ古馬に通用するか判断が難しい馬です。
☆重賞勝ち馬☆
ルージュバック
天才少女と呼ばれていたことが懐かしいですね・・・。
牡馬との重賞では、きさらぎ賞、エプソムC、毎日王冠、オールカマーと4勝もしているのですが、牝馬限定になるとオークス2着、中山牝馬2着、の2つのレースしか連対していません。その他は惨敗続きです。なんで牝馬限定戦になったら走らなくなるのかは、全くわかりません^^;
オールカマーでは、内側を力強く伸びてきて、牡馬に快勝したように、まだ衰えている訳でもなく、今回の同じ距離を勝てたのもプラスです。
いつもいつも、GⅠ前に好走して、本番で崩れるパターンが多かったので、今回こそは悲願のGⅠを獲って欲しいですね！
スマートレイアー
もう7歳になりますが、今年の成績は今まで以上に安定感があります。
今年初戦の京都記念では、強豪牡馬の中に入って2着で、その後のヴィクトリアマイルは少し距離が短いこともあり4着、鳴尾記念では牡馬に混じり2着、前走の京都大賞典では、またまた古馬に混じり1着と、近年では一番成績を残せています。
色々な距離を試してきましたが、一番合いそうなのが2000ｍ～2400ｍで、今回はチャンスがありそうです。
リスグラシュー
この馬が馬券外になったのは、オークスの5着だけで、その他は全て3着以内に入っています。
どんな展開、どんなコースになっても最後は確実に脚を使ってくれる馬なので、古馬との対戦でどんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
距離は、短いよりは2000ｍ以上の方が、適性があると思うので、ここで古馬を倒して悲願のGⅠ制覇！という可能性もありそうですね！
確実に3歳牝馬トップクラスの馬ですので、この馬が古馬とのレベル差を考える上で、重要な馬になってくると思います。
モズカッチャン
オークス、秋華賞では、どちらも早め抜け出しで結果を残してきました。
今回は前に行く馬が数頭にいて、その中でいいポジションを取るのは難しいと思いますが、自分のポジションに付けれれば、戦えるだけの実力はありそうですが、今回は厳しい結果になりそうな気がします。
秋華賞でも1着のディアドラもモズカッチャンも父ハービンジャーで、パワーがいる馬場で結果を残す産駒ということもありますので、そういうところも頭に入れて予想してきたいですね！
☆注目馬☆
現状の注目馬は、ルージュバック です！
あとは、クイーンズリング、ミッキークイーン、スマートレイアーが気になっています。
おわり