平日お昼にサッと読む どろんぱの散文

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朝型生活者10年めに思う、早起きのメリット。

ここ10年近く、朝5時台に起きていて、休日でも7時台には起きるようにしています。飲みすぎた翌日などは目が覚めたら昼前ということは例外的にありますが、そういう時は「一日が終わった」とテンションだだ下がりで嘆くほど、早起きが好きです。

朝型の生活になって10年、感じたことをまとめてみました。

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朝型になったきっかけ


元々早起きに特に関心もなく、やりたいことがあるなら夜更かしも辞さない人間でした。

昔から映画が好きで、10年前は月30本ペースで鑑賞。当時オンライン動画配信はなくTSUTAYAのお世話になっていて、「明日返却日なのに1本残ってる!」という事態が多発していました。

延滞料は払いたくない、観ないのも勿体ない=早起きして観るしかない、というケチ臭い動機から始まったのが「朝5時前に起きる」という行為でした。

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朝は脳がクリアである


日中に仕入れた情報や想いが色々と詰まった脳内は、いわばゴチャっとした喧噪状態。脳が睡眠中にその情報を整理してくれるため、寝起きは脳内の情報が整っている状態と言えます。

目覚めてからの約2~3時間は最も脳が効率よく働く「ゴールデンタイム」と言われ、エネルギーに満ちている状態。脳科学で有名な茂木健一郎さん曰く「朝はトップスピードで駆け抜け、夕方以降はリラックスタイムとして割り切ったほうがいい」とのこと。


事実、夜に映画を観るのと朝観るのとでは心地よさが全然違ったため、早起きというよりは早朝に映画を観るという行為にハマってしまいました。

時間が確保できる


当たり前ですが、早起きすれば自由に使える時間が増えます。いわばその一日に余裕を持たせることができるわけです。一通りやった後「まだこんなに時間がある」と思えるお得感。

やりたいこと、会いたい人、行きたい場所といった楽しみを満遍なく精一杯味わうには人生はあまりにも短く、眠っているのがもったいないと思っています。

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ルーチン化のススメ


はてなにも、スターを頂く時間から「とんでもなく早起きなんだな」と思う方が何人かいらっしゃいますが、毎日大体同じ時間帯。起きてからのルーチンがかっちり決まっていると推察。

「この日は5時に起きる」という行為より「毎日5時に起きる」の方が簡単だという所感です。

起きてからやることを簡単に紙に書き出し、自分なりの「早起きルーチン化」をしてしまえばその後の行動に迷いがなくなります。私のような面倒臭がりの人にこそ合っている暮らし。

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朝が弱い方へ


早起きを始めた頃は気だるさと眠気がありましたが、数日も経てば慣れました。

検診のたびに「血圧が低い」と太鼓判を押される私ですが、起きて10秒後に筋トレができるほど寝起きは良いので、低血圧=朝が弱い説、はアテにならない派。

早起きの難易度が高いと思う方は、夜にやっている行動のいくつかを諦めて「早寝」の習慣からつけることをお薦めします。ちなみに私は23時台就寝を心掛けています。

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個人的には早寝で夜の無駄食いがなくなって、脂肪予備軍を減らせたこと、肌の調子も良くなったことを体感しています。

まとめ


早起きする目的がないなら無理に早起きする必要はないし、夜の方がパフォーマンスが上がるという方はそのままで良いと思いますが、朝型生活を始めようか検討中の方には是非お勧めしたい習慣です。

あと、世界のどの国に行っても例外なく思ったことですが、朝日は単純に気持ち良いです。

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本日の名言。


短い人生は時間の浪費によっていっそう短くなる。

サミュエル・ジョンソン