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レジェンド 作者:神無月 紅

レーブルリナ国

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1541/1541

1541話

「明日……いや、時間的はもう今日か。とにかく今日、決行するぞ」

 朝方、レイはメジョウゴから銀の果実亭に戻ってきて、今日の収穫を説明した後で口にしたのがそれだった。
 既に夜も遅い……もしくは朝も早いことから、起きているこどが出来なかったビューネは眠っている。
 レイと共にメジョウゴに行ったイエロも、疲れたのか部屋に入ってエレーナに自分の記憶を見せると、そのまま眠ってしまった。
 よって、現在まだ起きているのは大人組――そこにレイを含めてもいいのかどうかは微妙だが――だけだ。
 そんなレイの言葉に、最初に反応したのはエレーナだった。

「それは、やはりレジスタンスのスーラという人物が関係しているのか? イエロの記憶を見た限りでは、それなりに優秀そうな人物ではあったが」

 そう言われて頷こうとしたレイだったが、ふとスーラと話している時のイエロはドラゴンローブの中にいたのでは? と思う。
 最もレイが知らない間にどこかドラゴンローブの隙間から覗いていたのか、もしくはイエロが持つ特殊能力か何かだろうと判断し、それを突っ込むようなことはしなかったが。

「そうだ。色々と言ってたが、恐らく……いや、間違いなく実際に俺達が行動を起こせば、向こうはこちらの要求通りにしてくれる筈だ」
「……それ、本当なの? だって、結局向こうは協力を確約はしなかったんでしょ?」

 ヴィヘラの言葉には、熱い色が宿っていた。
 巨人と明日戦える。
 それがヴィヘラにとっては最も重要なことなのだろう。
 それでもこうしてきちんと疑問を口にするのは、戦闘欲を刺激されながらも、自分は紅蓮の翼の一員だという思いがあるからだろう。

「協力を確約はしなかったが、スーラもレジスタンスを預かっている身だ。ましてや、現在レジスタンスの戦力は主力を失っている。今の状況でジャーヤをどうにかしたいなら、それこそ俺達を利用するしかないだろ」

 レイの言葉に、ヴィヘラは少し考えて頷く。
 実際、現状のレジスタンスでは複数の巨人を有するジャーヤの敵となり得ないのは間違いのない事実なのだ。
 主力が壊滅した以上、ジャーヤにとって、レジスタンスは敵ではなく、自分の周囲を飛び回っている蚊程度の認識だろう。
 もしくはもう少し良く言って、ゴブリンのようなモンスターか。
 そんな状況である以上、今のレジスタンスにレイの提案、もしくは要請を断ることが出来る余裕がある筈がなかった。
 勿論感情的な問題でそれを断ってくる……という可能性も考えないでもなかったが、レイの見たところでは、スーラはそこまで愚かな選択をするようには思えなかった。
 また、もし現在の状況で自分達に協力しないであれば、結局レジスタンスという存在ではあっても、他人の命より自分のプライドや名誉といったものの方が重要なのだと、そう判断するだろう。
 そうなれば、レイもレジスタンスに対して遠慮する必要はなくなる。
 もっとも、元々遠慮していないと言われれば、そうなのかもしれないが。

(まぁ、シャリアが協力してるんだし、そこまで悲惨なことにはならないと思うけどな)

 レイの目から見て、シャリアは感情によって動く人物だ。
 しかし、だからこジャーヤの被害者と呼ぶべき者達を見捨てるような真似をするとは思えなかった。

「うーん……そうね。まぁ、レイがそう言うなら、私はそれでいいわよ? それこそ、今から行ってもいいくらいには」
「駄目だろ、それは」

 真っ先に賛成の声を上げたのは、当然のようにヴィヘラ。
 やはり巨人との戦いを楽しみにしているのだろう。
 楽しみにしているのは、巨人ではなく以前レイが見たオーク似の女の方かもしれないが。
 ともあれ、真っ先にヴィヘラが賛成の声を上げたが、それはこの場にいる他の者達にとっても容易に予想出来た事だ。
 そうなると残りは……とレイが他の二人に視線を向けると、エレーナとマリーナもそれが頷く。

「己の意思を曲げられ、娼婦をさせるなどという真似……絶対に許せん」

 そう断言したのは、エレーナ。
 レイに対する恋心……いや、愛を自覚しているが故に、自分の愛する者以外に肌を許すというのは、エレーナにとっては許容出来ることではなかった。
 ましてや、娼婦として妊娠した後は巨人を産ませて殺そうなど。
 もし自分がそのような目に遭ったら……そう思うと、じわりとエレーナの身体から殺気が滲み出る。

「落ち着きなさいな、エレーナ。その怒りはジャーヤの連中にぶつければいいんだから。……もっとも、向こうがそれを受け止められるかどうかは分からないけど。私も色々と思うところがあるしね」

 エレーナに落ち着くように言っているマリーナだったが、そのマリーナにとってジャーヤのやっていることは決して許せることではない。
 マリーナの中にある怒りも、エレーナのそれに負けないだけの苛烈さがあった。
 だが、自分よりも先に怒ってしまったエレーナがいたので、怒る切っ掛けを失ってしまった形だ。

「つまり、全員が賛成ってことでいいな? ……ビューネはどうする?」
「ビューネなら、今日にでも私が話をしておくわ。今回、ビューネの出番はそれなりに多いでしょうし」
「だろうな。頼む」

 レイも、今回の一件でビューネの出番が多くなるというのは予想していた。
 街中で……しかも敵の重要拠点に攻め込むのだ。
 当然のように、盗賊のビューネは罠がないかを調べたりといった具合に行動するのは間違いないだろう。
 もっとも、レイ達の場合はそれこそ強引に突破して罠を食い破るという方法もあるのだが。
 だが、それで万が一大きなダメージを受けてしまっては、意味がない。
 その辺りの心配をどうにかする為には、やはり盗賊がいた方が便利なのは間違いなかった。
 ただ、レイはビューネがメジョウゴに対する襲撃を拒否するとは思っていない。
 ビューネの性格を考えれば、特に自分に不利益がなければそれを否定することはない筈だった。
 また、ジャーヤという組織を潰せば、そこから金やマジックアイテムを入手出来るかもしれないと、そのような打算も働くだろう。

「後は、このまま寝て、昼前くらいに起きて、午後の早い内にメジョウゴに向かうと。そんな感じでいいよな?」

 最後の確認を込めて尋ねるレイに、他の三人はそれぞれ頷く。
 本来なら大規模な戦いをする前にはたっぷりと睡眠を取った方がいいのだが、今回はそこまで大規模な戦いという訳ではない。
 勿論レイも戦いを前にして意図的に手を抜くような真似をする気はないが、それでも自分達であればどうとでも出来るという確信があった。
 それだけの戦力が自分達には揃っていると、そう確信しているのだ。

(ただ、唯一の難点は……建物の中、それも地下での戦いだ。外は外で大勢の娼婦がいる歓楽街。俺にとっては、かなり戦いにくい場所になりそうだな)

 戦士、もしくは魔法戦士としてのレイはともかく、魔法使いのレイは基本的に個人ではなく大勢を相手にする広範囲魔法を得意としている。
 そのようなレイが、メジョウゴの中で魔法を使った戦いをしろというのは……かなり難しいだろう。
 ましてや、レイの奥の手ともいえる炎帝の紅鎧を使うのは、まず無理だと思った方がいい。
 地下施設が広大な空間を持っているのであれば、また話は別かもしれないが。
 ともあれ、今回襲撃する場所がレイにとっては戦いにくい場所であるのは、間違いなかった。
 もし戦っている場所が破壊してもいい場所であるのなら、また話は別だったろう。
 それこそ娼婦の類がおらず、純粋にメジョウゴがジャーヤの拠点であるのであれば、それこそレイが放つ魔法で好き勝手に出来ていたのだが。

(いや、今そんなことを考えても仕方がないか。とにかく、今やるべきなのはメジョウゴにある地下施設を破壊して、ジャーヤが何をしていたかの証拠を集めることか)

 今回の一件がギルムに手を出してきたジャーヤに対する報復であるのは間違いないのだが、これだけのことを行っていた組織だ。
 他にも色々と裏があるのは確実であり、そうである以上レイとしては出来るだけその証拠を確保しておきたかった。
 それが役に立つかどうかは分からないが、それでもいざという時の為に証拠はあった方がいいのだから。

「じゃあ、そろそろ寝るか。明日……今日は早いしな」

 全員の意思が纏まったのを見て取ったレイの言葉に、それぞれが頷く。
 冒険者になったばかりの者であれば、普通なら組織――それも小国ではあっても、一国に対して強い影響力を持っている闇の組織――の重要拠点に攻め込むのだ。
 普通なら、到底緊張して眠れる筈もない。
 だが……それはあくまでも普通の冒険者の場合だ。
 レイ達の中に、その程度で眠れなくなるような者はいなかった。
 そもそも、一つの組織を相手にするのと、一つの国の軍隊を正面から相手にするののどちらかが難易度が高いのか。……それは当然後者だろう。
 だからこそ、レイを含めてこの場にいる者達であれば、特に問題なく身体を休めることが出来るのだった。





「それで、どうするの? レイからの提案は」

 メジョウゴにある、レジスタンスのアジト。
 そこでレイから貰った服に着替えたシャリアは、仲間と色々相談しているスーラに尋ねる。
 普通に考えれば、レイ達に協力するのが最善なのだ。
 実際娼婦として働いていたシャリアも、かつての自分と同じような状況にいる者達に被害が及ぶのは可能な限り避けたかった。

「黙ってろ、新入り!」

 だが、そんなシャリアに言葉を返したのは、スーラ……ではなく、そのスーラに食ってかかっていたレジスタンスの一人だった。
 以前は下っ端でしかなかったその男だったが、主力が壊滅して上層部ほ殆どが消えたレジスタンスにおいて、絶対的に人手は足りない。
 結果として、本来なら下っ端でしかなかったその男も、ある程度の立場になってしまっていた。
 そして急に自分の地位が上がったことにより、男はより多くの手柄を求めることになる。
 自分は人手不足で現在の地位にいるのではなく、実力で現在の地位にいるのだと証明する為に。
 そんな男にとって、メジョウゴの地下施設に対する攻撃というのは、絶好の機会だった。
 だが、周囲にいる者達はそんな男の思惑を理解しているのだろう。冷たい視線を送るだけで、男の言葉に同調する者の数は少ない。……いや、殆どいない。

「新入り……まぁ、私が新入りなのは認めるけど、あんたよりは実力はあるわよ?」

 シャリアは、狼の獣人ということもあり、誇り高い。
 ましてや、スカウトしてきた――正確にはシャリアが強引についてきたのだが――スーラから見ても、脳筋と呼ぶに相応しい性格をしている。
 そんなシャリアにとって、自分を新入り呼ばわりしてきた男は、強くもないくせに偉そうな奴という印象しかない。
 群れの順位というものを大事にするシャリアにとって、自分に絡んできた男は軽蔑する理由はあっても、尊敬する理由はなかった。

「何? お前、新入りの割には随分と偉そうだな」
「そうね。実力があるから、それが態度に出てるのかしら? もっとも、実力がないからこそ、虚勢を張ってる人もいるみたいだけど」

 自分の顔を見てそう言うのだから、それが誰について言っているのか分からない程、男も鈍くはない。
 男の顔が、皆の前で恥を掻かされた怒りで急激に赤くなっていく。
 多少頭が回るのであれば、それこそここで怒っても意味はないと理解は出来る筈だった。
 だが……不幸なことに、この男はそのようなことを考えるだけの余裕もなく、また自分がレジスタンスの幹部の一人で、シャリアは新人だという認識から、拳を振り上げる。

「幹部に向かって、その口の利き方はなんのつもりだ!」

 もしシャリアが男の部下であれば、もしかしたら大人しく殴られていたかもしれない。
 だが、残念ながらシャリアはスーラに協力してレジスタンスに所属しているものの、目の前の男に従っている訳ではない。
 ましてや、男はレイが提案してきた、娼婦として強制的に働かされている者達を助けるということに反対している。
 その上、他の者達は不承不承ではあってもレイの意見に賛成しているいうのに、この男だけは強行に反対していた。
 レイ達を利用するという点ではレジスタンスも間違っていないが、この男はより積極的にレイ達を利用して……それこそ可能であればレイ達諸共ジャーヤを攻撃してもいいのではないかとすら提案していたのだ。
 レイから食料を譲って貰い、服も譲って貰ったのだ。
 レイに強い恩を抱いているシャリアとしては、これ以上我慢をする必要はなく……次の瞬間、シャリアの拳が突き出され、男はそのまま吹き飛ばされるのだった。

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