自民党の圧倒的勝利の背景に
「幼児教育無償化」
が大きく影響しているはずなのだが、
全部の幼児教育を無償化できないと雲行きが怪しくなってきています。
なぜ、全部の幼児教育の無償化が出来ないのか?
理由とともに、自分の考えをまとめてみました。
この記事も合わせてごらんください。
目次
対象外の保育施設
これをまず頭に入れてください。
深刻な保育所不足の中、認可されていない保育施設に通う子供はどれくらいいると思いますか?
現在17万人以上もいるのです。
無償化対象者はこちら
では、幼児教育無償化の公約に認可していない保育施設に通う子供は対象外
などという説明は当初あったのでしょうか?
僕の記憶では全然ありません。
なんと、政府が認可外保育施設の利用者は無償化の対象に含まないこと
を検討しているのです。
これは公約を守っていると言えるのでしょうか?
あまりに横暴な話になってきています。
認可外の保育施設とは
国の児童福祉法に基づいた認可を受けていない保育施設のこと。
認可されるためには、
- 保育される人数に対する保育士の適正人数
- 認可されるために必要な分の施設の広さと、設備
一度2014年までは減少していますが、また増加傾向にあります。
この他にも隠れ待機児童がいるので、実際はもっといるはずです。
認可外保育園には、待機児童問題が深く関わっているのです。
認可外保育園の主な種類
認可外保育園が無償化に出来ない理由
消費税率10%に上げることによる増収分2兆円のうち、1兆円を幼児教育無償化に割り当てる方針だった当初の公約ですが、
認可外保育園まで対象にすると、財源の確保が出来ないことが主な理由です。
「お金が足りない」
そんなことは僕たちから言わせれば知ったことではありません。
幼児教育はとっても大事なことですが、幼児のいない人や低収入で生活している人なども上がった分の消費税を支払っていかなくてはなりません。
涙をこらえつつ、血のにじむような思いまでして一生懸命稼いだお金です。
財源を確保できないことを少し考えれば、選挙前に説明できたはず。
どうして、今になって「財源がない」などと言われなければならないのでしょう?
財源がないなら、閣僚・政治家の給料を減らしてしまえばいい。
くらいに僕は思います。
少し乱暴な言葉ですが・・・
最後に
守れない約束はするべきではありません。
今回、認可外保育園を無償化しないという話で進むのであれば、僕たちに対する裏切り行為です。
「まことに遺憾です」
こんな記事もあります。
今回内閣の支持率が少し上がったようですが、僕には不思議でなりません。
そもそも、幼児教育無償化に関しては低所得者にはあまり恩恵がないと言われています。
それでも、公言した約束ならばなんとしても守ってもらわねば、困ります。
こんなことでは、安心した子育てが出来ません。
一層不安は募るばかりで、少子化も加速していきます。
そして今回の件で不安を抱えた子育て中の皆さん。
僕も同じです。
「頑張りましょう!」
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